10月16日の日曜日は、JARL関西地方本部主催の
舞洲フィールドミーティングです。
JAMSATも例年通り参加します。
一日屋外でのんびりしませんか
衛星にもQRVの予定です。
日時:2016年 10月16日 日曜日 10--15時
場所 大阪市此花区舞洲、ロッジ舞洲キャンプサイト
http://maishima.jp/map/index.html
10月16日の日曜日は、JARL関西地方本部主催の
舞洲フィールドミーティングです。
JAMSATも例年通り参加します。
一日屋外でのんびりしませんか
衛星にもQRVの予定です。
日時:2016年 10月16日 日曜日 10--15時
場所 大阪市此花区舞洲、ロッジ舞洲キャンプサイト
http://maishima.jp/map/index.html
<東京ミーティング開催のご案内>(10月度)
JAMSAT東京ミーティング(10月度)を下記の通り開催いたします。
是非、ご参加ください。
記
日時:10月22日(土)14:00~17:00
場所:東洋計測器本店2F
東京都千代田区外神田1-3-12 計測器ランドビル2F
http://www.keisokuki-land.co.jp/company/shop_1.html
お店の2階の会議室になります。
東洋計測器株式会社様のご厚意により、会議室をお借り致します。
「ハムフェア2016」終了後初めての開催です。
衛星通信に興味がある方であれば、どなたでも参加できます。
秋葉原散策の後、ご参加ください。
以上、皆様の参加をお待ちしております。
今年もJAMSATは「ハムフェア2016」に出展いたしました。
JARLより入場者数は、20日は25000人、21日は12000人と発表されています。
昨年より1000人程多いようです。
JAMSATブースへの来訪者名簿の人数は20日60名、21日32名でした。
例年になく海外からの来訪者が多く、多彩な言葉が飛び交っていました。
初日の人数は、午前中大雨が降ったこともありますが、午後からいきなり人が増え、通路を歩くと人にぶつかる状況で、せっかくのクーラーも効かないほどでした。
JAMSATのブースは、クラブブース側の中央入り口の人通りの多い場所を確保することができて、昨年リニューアルしたパネルをさらに加工して見やすくし、初心者にもわかりやすい解説を加えて展示しました。
JAMSATリニアトランスポンダーを搭載することになっている日本大学のNEXUS(CUBESAT)の打ち上げが決まりましたが、JAMSATブースに日大コーナーを設けCUBESAT等の展示をいたしました。

NEXUS搭載予定の、
① リニアトランスポンダー
② FSK送受信機
③ π/4 QPSK送信機
については、プラスチックケースに収め解説パネルを追加し展示しました。
配布資料は、
① JAMSATへのお誘い(JAMSAT入会案内等)
② 使える低軌道衛星(家に帰って使える衛星の情報)
③ Phase-4A 支援募金(新規)のお願い
④ ニュースレター281号(カラー版)他
を揃え配布いたしました。
初日の20日午後には、ハムフェア会場内のKENWOODブース前にて、JVC-KENWOOD殿よりPhase-4Aプロジェクト向けに寄贈されたTS-2000 (Phase-4A基地局向け)についてAMSAT-DLからの感謝状を、毛利会長よりJVC-KENWOOD役員の方にお渡しする機会を得ました。
JVC-KENWOOD向け感謝状とは別に、同じ大きさのパネルをブース内にも展示しました。

21日には、一昨年ハムフェアで展示しましたJAMSATリニアトランスポンダーのテスト版をタイのバンコク大学の衛星チームに寄贈いたしました。同チームもトランスポンダーを計画していて、そのテスト用に使っていただければと言う思いで寄贈しました。
初日20日には展示終了後、近くのチムニー(東京ビックサイト前店)にてJAMSAT懇親会を開催いたしました。日大学生3名、タイからの学生1名を加えて総勢15名で開催いたしました。いつになく若い方も多く活気にあふれた懇親会でした。
例年通り多くのJAMSATメンバーにも、ブースの準備、店番のお手伝い、後片付けをしていただきました。
19日準備:望月さん(JA1NWR)、後藤(JA3NAS)
20日店番:坂井さん(JH4PHW)、深井さん(JH1CEP)、上田さん(JA0FKM)
21日店番:望月さん(JA1NWR)、上田さん(JA0FKM)
21日後片付け:北村さん(JH3TXF)、小黒さん(JG1KOE)にも加わっていただき、迅速に済ませることができました。
その他、毛利さん(JA3GEP)、中村さん(JA1CPA)、大谷さん(JH4DHX)、松村さん(JA1JGR)、飯島さん(JA1NVB)、日大の田村さん、鈴木さん、川口さん他、多くの方々にお手伝いいただきました。
ご協力に感謝いたします。
ありがとうございました。
来年の「ハムフェア2017」は、場所も同じホールの2階(東京ビッグサイト西3・4展示ホール)に変わり、日程(2017年9月2日・3日の2日間)も少しずれます。
次回の東京ミーティングは、10月を予定しています、詳細は別途お知らせいたします。
また、お会いしましょう。
追伸 昨年12月の東京ミーティング、忘年会に元気に参加されていた田屋さん(JA0IO)ですが、9月1日お亡くなりになりました。通夜に参列いたしましたが、展示されていたご主人(東村山市のフルートサークル会長)のいないフルートが寂しそうにしていました。
ご冥福をお祈りいたします。
de JA3NAS
関西アマチュア無線フェスティバル2016 での出展状況のご紹介をします。
今年で21 年目を迎える関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム2016)が、
7 月16 日(土)、17 日(日)の2 日間にわたり、大阪府池田市の池田市民文
化会館 で開催されました。これにJAMSATも記念局公開運用をはじめ、
衛星通信入門講座の開催や資料配布等を行いながら参加し、無事に出展
を終了しました。
このイベントは、JARL 関西地方本部や実行委員会を中心に、多くのボラン
ティア によって開催される手作りのイベントであり、毎回新しい企画や面白
いイベントで 大いに盛り上がっています。以下、今回の出展の様子を簡単
にレポートします。
前日の準備作業は、屋外でローテータのテストと、屋内でのテストとなりま
したが、 今回ラミネートに新調した衛星通信用の展示パネルを並べること
ができました。
池田市民会館屋上に常設のSAT用のアンテナ
屋内展示ブース
屋内展示ブース 店番は、JA3RVS(左),JA3BLK(右)
初日は、JAMSAT の屋外出展ブースでは公開運用のために自動追尾の準備
を行うとともに、展示パネルの一部を屋外ブースの前にも展示することにしました。
デモ運用中 JM3DUR(左),JH4DHX/1(右)
デモ運用のセットアップ
2 日目の午前10 時からは、初心者のための衛星通信入門講座をJM3DUR 島村氏とJH3BJN 中根氏で開催しました。今回は、例年行っている資料を一から作り直し、初
心者にわかりやすい内容をめざしました。この講座だけのために来たという方から、
大分からやってきたOM さんなど、地上通信には飽きた、夢のあるサテライトを楽し
みたい、という方がおられました。
今回の入門講座では、小生の自宅での受信状況や実際の交信などの動画をお見
せしました。15 人~20 人もの入場者があり立ち見が出るほどの大入りとなり、たい
へんビックリしました。これを機に、新たに衛星通信を始める仲間が増えたら嬉しいと
思っています。
衛星通信入門講座 講師はJM3DUR
入門講座に来場頂いた皆さん
一方、屋外ブースでは、記念局8J3A の運用を行いました。アンテナは、会館の屋上
に設置しました。CALSAT32 を使った自動コントロールが可能です。昼間の運用は
、屋上アンテナからの同軸ケーブルが長いことによる受信信号の減衰、また会場内
からの混信やノイズ、さらには会館公園内の木から一斉に蝉の大合唱も加わり、ダ
ウンリンクが大変取り辛い環境のなかでの運用となりました。来年は、これらを考慮
した運用を検討する必要があると痛感しました。
屋外デモブースで8J3Aを運用中
屋内の記念局ブース
JA9BOH前川さんも訪問
左から、JA9BOH,JH3TXF,JH3BJN,JM3DUR
今年の関ハムは、主催者の公式発表では、16 日:4500 人 17日:4000 人
両日で8500 人の来場者となり、おおいににぎわっていました。
参加者(※順不同、敬称略)
15日(金)準備: JH3NYP/岸裏,JH3TXF/北村,JM3DUR/島村
16日(土): JH4DHX/大谷、JH3BJN/中根,JH3TXF/北村,
JM3DUR/島村、JA3TKW/中村, JA4GVA/村上,JA3BLK/西郷、
JA3RVS/森田
17日(日): JH3TXF/北村,JM3DUR/島村、JH3BJN/中根,
JA3TKW/中村, JH3NYP/岸裏,JH4DHX/大谷、 JA3RVS/森田
ありがとうございました。
—
文:JM3DUR 島村 隆久 takahisa shimamura
投稿 JH3BUM
東京ミーティング(2016/07/16)報告
今年度第1回目の東京ミーティングを下記の通り開催いたしました。
日時:7月16日(土)14:00~17:00
場所:計測器ランド(東洋計測器(株)本店)(秋葉原)
http:///www.keisokuki-land.co.jp/index.php?main_page=info
出席者(敬称略):黒木(JO1LDY)、望月(JA1NWR)、金子(JA1OGZ)、
深井(JH1CEP)、中村(JA1CPA)、上田(JA0FKM)、松村(JA1JGR)、
佐藤(狭山工業高校教諭)横田(新座工業高校教諭)、
久保田(帝京大学教授)、高橋(帝京大学研究員)、
小黒(JG1KOE)、後藤(JA3NAS)
<最新情報>
1.「ハムフェア2016」出展について
・ブース番号J-32(会場中程の入口を入ってすぐのブース)で出展いたします。
・出展の準備、出展中の店番については、別途メーリングリストで募集します。
⇒出展のお手伝いについては、ご協力お願いします。
<各自の近況>
黒木(JO1LDY)
・今までの自分自身の活動について、JAMSATニュースレターやハムワールド(雑誌)に掲載されている。
・本日、関西で開催中の「関ハム」と衛星通信で交信してきた。
・最近、衛星通信のマナーが悪いと感じている。
⇒QSO中にCWでかぶせてくる局がいる。
⇒上りの信号もグランドウェーブで聞こえてくるので比較的近いと思っている
⇒ニュースレター等で注意をしていただけると助かる。
佐藤(狭山工業高校教諭)
・前任は大宮工業高校で、日大他,JAMSATメンバーでフォローしてもらった。
⇒アウトリーチ活動で以前CQ誌に掲載された。
・今の高校で何か新しいテーマはできないか、情報を仕入れたいと思い参加した。
⇒衛星の設計コンテストで高校の部門があるので出てみては等の意見が出た。
望月(JA1NWR)
・山梨出身で以前は807で50MHz等をしていた。
・東京地区で仕事をしていたが今は筑波に住んでいる、我孫子にも住んでいた。
・現在は、3.5MHz、7MHzのDPが有る。
・タワーのほうも準備して有る。
・バターナットアンテナを組み立て中。
・衛星通信については以前もやっており復活出来た。
・今後JT65をやろうと考えている。
金子(JA1OGZ)
・JARDでスプリアス測定を実施している。
⇒今まで500台くらいの無線機について測定してきたが特に大きな問題はない。
・最近の大型の無線機について問題はないが、小さい無線機や古いHF機については、難しい面もある
・来年11月以降の申請分より実施するので、対策が必要な機器が出てくると思う。
⇒8月末には、はっきりしたことがは発表される予定。
深井(JH1CEP)
・日大とのコラボレーションで、今までトランスポンダーやQPSK関連機器の開発をしてきたが、500円無線機を搭載したいと考えている。
⇒ICの1チップで12mWの出力が出る。
⇒開発には時間的に厳しい面があるが、何とか完成させたい。
⇒「ハムフェア2016」で展示する予定。
横田(新座工業高校教諭)
・CubeSat衛星の打ち上げを予定している。
・設計コンテスト等にも参加している。
・搭載予定のテーマは森林をカメラで撮影するシステムで地表探査を考えている。
⇒赤外線フィルタのカメラを利用する予定。
中村(JA1CPA)
・小山市在住、古いタワーについては引取り先が決まった。
・15mのクランクUPタワーの他、3mのポールには、430MHzの6エレスタック、144MHzの6エレシングルを設置している。
・HF帯については30mの逆Lがる。
・最近は黒点数が少なくゼロという日もあり閉口してしまう。
上田(JA0FKM)
・深井さんの開発の手伝いをしている。
・タイに出張に行くことが多く、タイでトランスポンダーの開発をしているメンバーのフォローをしている。
・カタールで打ち上げられるFhase-4A(静止衛星)が、タイではギリギリ通信可能な範囲に入るので地上局のフォローをしている。
⇒機器の準備については金子さん(JA1OGZ)が準備中。
⇒リモートの設備を考えたいが、何か良い方法はないか?
松村(JA1JGR)
・東京大学の五月祭に行ってきた。
⇒衛星通信ガイドブックなどもらってきた。
久保田(帝京大学教授)
・1.2GHzUP、5.8GHzDOWN衛星を打ち上げる予定。
・今回は挨拶ということで参加した。
高橋(帝京大学研究員)
・専門は航空宇宙工学で、通信系についてはこれからというところ。
・パラボラアンテナの仕様について調べている。
・その他回線設計等、分からないことが有り調べている。
小黒(JG1KOE)
・仕事を終えて遅れての参加。
後藤(JA3NAS)
・色々事情があって、準備はしたが3月のJAMSATシンポジウムにも参加できなかった。
⇒落ち着いたので、今後は色々やってみるつもり。
次回は8月20日、21日、東京ビックサイトでの「ハムフェア2016」になります。
8月20日の夕方からは、会場近くで懇親会を開催します。
日程が近くなりましたら具体的に広報いたしますので、是非参加してください。
次回の東京ミーティングについては、ハムフェア開催後、日程が決まり次第広報します
今回7月度の東京ミーティング終了後、同じビルの地下の居酒屋で懇親会を開催いたしました。9名の出席者でした。
以上
後段左から(敬称略)、小黒、後藤、中村、黒木、望月、佐藤、深井
前段左から(敬称略)、高橋、松村、上田、金子、横田
懇親会にて
NASAの教育プログラムの一つとしておこなわれているARISSスクールコンタクトのボランティア支援をおこないましたのでレポートします。
詳細は、JARLホームページにも掲載していますのでご覧になってください。
http://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/News2016/News%20Frameset.htm
6月4日~5日の2日間、関西ARISSプロジェクトチーム(12人)の一人としてで国際宇宙ステーションの宇宙飛行士に子どもたちが話しかけるARISSスクールコンタクトを支援(お手伝い)するため、兵庫県姫路市、家島諸島・坊勢島へ行ってきました。
今回は3月に神戸市でおこなわれたのに続き兵庫県からの応募で日程調整の結果、6月4日の17時半ごろ日本上空を通過する10分間のスケジュールに決まりました。
機材は、姫路から交信当日に島へ運んで夕方の交信に備えることになりました。普段は平日が多い交信スケジュールですが、離れ島であり交通手段が不便なため支援できる人が確保できるかが問題でした。
質問は、英語で行われ、坊勢島の小中学生の混合チームで26問用意しました。今回もこどもたちは、従事者免許をもたないアマチュア無線による交信(144MHz帯/FM)です。これは、2014年におこなったARISSスクールコンタクトで当時、姫路市網干西小学校の当時の教頭先生が坊勢島に校長先生として赴任された際に外部との交流があまりない島の人たちに感動してほしいとのことで要請がありました。
島は、姫路港から船で40分のところにあります。島は、1400世帯、約3000人が暮らしています。主な産業は漁業です。島には、田畑、信号機、コンビニ、大きなスーパーがありません。土産物屋もありません。警察は、駐在さんか1人とのことでした。家島諸島で一番人口の多い大きな島は、家島です。今回行った先は、坊勢島で2番目に人口の多い島です。 山の斜面に民家が建っています。島の頂上が目的の坊勢(ぼうぜ)小学校です。島の人は、原チャリや軽自動車で移動しているようです。
移動手段は、歩き。海岸沿いは道路がありますが丘の上に小学校があり、海岸から細い近道を歩いていきます。急な坂道を登っていきます。15分ほどで小学校につきました。荷物は、客船とは別で小学校の軽トラで貨物船の港へ取りに行きました。接岸して、フォークリフトで次々に元を下していきます。生活物資が先に降りていって、最後に交信用の機材(音響機器,アンテナ,無線機,タワー、ローター他)がおろされました。学校まではかなり急な坂道を軽トラで2回に分けて運搬。
アンテナを校舎の屋上に設置。体育館では音響設備の設置作業が進み、昼頃にはほぼ完了。
オスカーハンターのスタック
昼食後は、アンテナ、リグの点検、シュミレーション。16時からリハーサルが始まり、17時からは式典、本番に臨みます。
アンテナ制御のコントロール卓
島じゅうから町の人、子どもたち、体育館に約5~600人あつまりました。子どもたちとカウントダウンをおこない、オペレーターが宇宙飛行士を呼び出し開始します。17時28分からコールしてほぼ2回目ぐらいで宇宙ステーションとつながり、ノイズ交じりで信号が弱かったのですが交信は、成功しました。
交信可能な時間は10分間でしたが、7~8分経過して、宇宙ステーションからの信号がまったく聞こえなくなってしまいました。26問の予定でしたが16問ぐらいで終了しました。ですが、交信としては成功です。
体育館に集まった人たち
帰りの船の便が19時までということで片づけて帰ることは出来ませんので明日仕事という人以外は、坊勢島に唯一ある旅館に一泊して、海の幸などをいただきながら、反省会をおこないました。魚介類(さばなどの刺身、サザエ、アワビ、メバルの煮つけなど)たくさんいただきました。夜遅くまで修学旅行気分で盛り上がりました。
翌日、雨の中、丘の上の小学校へ行きました。雨が小降りになったタイミングで宇宙と交信したアンテナの撤収が行われました。ほかに7メガと10メガのダイポールアンテナを使い、サービス運用(カンハムコンテスト)を時間の許す限り臨時局の8N3Bにて小学校から運用をおこないました。
図書室をお借りして8N3Bで運用、左奥がJM3DUR、左から2人目がJH3BUM
昼食は、英語の通訳に参加した女性の実家のお寿司屋さんで「坊勢サバのしゃぶしゃぶ」と寿司をいただくことになり、メンバーとその小学校の校長先生といただきました。5月にテレビの取材を受けたお店ということで有名になったとのことでした。鯖のしゃぶしゃぶは、他ではめったにだべられない珍味とのことでした。新鮮でおいしいサバをこんな形で味わえるとは思いませんでした。
坊勢サバのしゃぶしゃぶ
帰りは、貨物便がないため、荷物は船会社ご協力のもと我々と一緒に、14時の便で姫路港へ~その後、車で関西各地へ帰ってきました。
今回運んだ機材、帰りの船に積み込み待ち
帰りの船上で、参加メンバーの内の8名(映っていない内、二人は熟睡中、二人は早期帰宅)
参加メンバーは、関西アリスプロジェクトチーム(代表:田中透氏)の京都、大阪、兵庫の12名(40~80歳)が参加協力しました。
JG3QZN,JR3QHQ,JL3JRY,JA3HBF,JH3LSS,JA3UJR,JE3DBS,JH3BUM,JA3IEZ
,JA3ARJ,JM3DUR,JS3QBP
離れ島で行ったのは、今回が初めてとのことでした。
以上
レポートは、JM3DUR 島村 隆久 takahisa shimamura
HP作成、JH3BUM
<東京ミーティング開催のご案内>(7月度)
JAMSAT東京ミーティング(7月度)を下記の通り開催いたします。
是非、ご参加ください。
記
日時:7月16日(土)14:00~17:00
場所:東洋計測器本店2F
東京都千代田区外神田1-3-12 計測器ランドビル2F
http://www.keisokuki-land.co.jp/company/shop_1.html
お店の2階の会議室になります。
東洋計測器株式会社様のご厚意により、会議室をお借り致します。
しばらく開催しておりませんでしたが、再開いたします。
衛星通信に興味がある方であれば、どなたでも参加できます。
秋葉原散策の後、ご参加ください。
以上、皆様の参加をお待ちしております。
皆さん、
3月28日に神戸市西区、平野中学校でARISSスクールコンタクトが開催されました。JG3QZN田中さんより原稿を頂きましたので紹介させて頂きます。
de JH3BUM
————————————————————————–
JAMSATのみなさん、こんにちは。JG3QZN田中です。今回のARISSスクールコンタクト実施に、多くのJAMSATメンバーの方々にご協力を頂き成功することが出来ました。
この場をお借りしまして、お礼申し上げます。
ありがとうございました。
さて、神戸市立平野中学校でのスクールコンタクトは、神戸市では5例目、また西区においては2011年12月に続いて3例目となりました。以前この平野中学校に通っている孫のためにと
申請された方がいらっしゃいましたが、いよいよ順番が回ってきたときに、ARISS運用委員の安田氏が連絡したのですが、結局連絡が取れずに流れてしまったことと、私自身がこの中学校の卒業生であり、2014年5月より同校の同窓会長を引き受けたこと、併せて創立70周年(どこかの無線連盟と同じくちょっとフライングですが)の行事の一環として申請することになりま
した。よってコールサインも8N370Hを頂きました。
開催1週間前の19日土曜日にアンテナ工事を行いました。ここで私は大きなミスをしていました。いつもなら、アンテナ設置する屋上の下見をするのですが、母校でもある安心感か、下見せずに工事の日を迎えました。いざ屋上に上がってメンバー一同びっくり!!屋上いっぱいに敷き詰められてソーラーパネル。校長よりパネルがあることは聞いていましたが、まさかこんないっぱいあるなんて....。猫の額ほどの余地はあるのでが、ルーフタワーより遙かに高い給水塔が真横で、設置を断念しました。仕方なく給水塔横にAMラジオ用のアンテナが上げられている40Aのマストに、直接ローテーターを取り付けることにしました。アンテナ工事は、簡単に1時間あまりで終了、方角合わせも試運転もバッチリ。
後は、当日を待つだけです。
いよいよ交信当日。13時30分参加メンバー集合。各自パートに分かれて準備開始です。皆さん手慣れたもので、指図せずともどんどん準備が完了していきます。質問する生徒たちが17時30分、会場の体育館に集まってくれました。今回は中学生なので英語の指導は学校任せで、みんなとは初顔合わせです。PTTスイッチの操作を説明して、いよいよリハーサルです。中学生ともなると、結構難しい質問なので偽宇宙飛行士役のJL3JRY屋田さんの答えもイマイチで、子供たちから笑いを取ることが出来ません。
19時20分、セレモニーの開始です。学校長挨拶の後質、問する子供たちの代表挨拶、続いてJR3QHQ田中さんによる交信中の諸注意等が行われ、セレモニーも無事終了。
いよいよ交信時間が近づいてきました。子供たちは、ちょっと緊張気味です。しかしながら、今回はコントロールオペレーターを人に任せましたので、「こんな気楽な、緊張しないARISSは、初めてやぁ」と思いつつ、交信のカウントダウンに入りました。
交信の模様につきましては、動画等が配信されておりますのでご覧下さい。
更新無事終了。25問の質問が出来、子供たちは一気に緊張がほぐれすばらしい笑顔を見せてくれました。

さて次回は5月末、家島群島の防勢小中学校の番です。またJAMSATの皆さんのお力をお借りしたいと考えております。その節は、よろしくお願いします。
JG3QZN 田中一吉
◆名称 :JAMSATシンポジウム2016
◆主催 :NPO日本アマチュア衛星通信協会(JAMSAT)
本年は初日をJAS-1 30周年・JAS-2 20周年記念とし、当時JARL事務局の近藤様に開発から運用を通して貴重なご経験についての講演をお願いしております。これからアマチュア衛星開発に関わる方々には大変興味のあるお話を聞くことができるでしょう。二日目は、アマチュア無線として最初の静止衛星Phase-4Aを中心にJAMSAT開発中のトランスポンダーについても講演を予定しております。 これから衛星通信を始めてみたい、衛星を開発してみたいなどアマチュア衛星に興味のある方々をお待ちしております。
◆参加要領
アマチュア衛星通信に興味のある方はどなたでも参加可能です。なお、参加費は無料です。(会議室へは、日本科学未来館への入館料は不要です)
当日直接7階会議室2へ来てくださっての参加も可能ですが、出来る限り事前に madoguchi@jamsat.or.jp へ メールにて連絡下さい。
◆開催場所:日本科学未来館7階(会議室2)
所在地: 東京都江東区青海2-3-6 Tel: 03-3570-9151(代表)
http://www.miraikan.jst.go.jp/
*新交通ゆりかもめ 「船の科学館駅」下車、徒歩約5分/「テレコムセンター駅」下車、徒歩約4分
*東京臨海高速鉄道りんかい線 「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
◆開催日 :2016年3月5日~6日
3月5日は 14:30までに 会場にお越しください。
3月6日は 09:30までに 1F通用口(建物北側西)からお入りください。
◆JAMSATシンポジウム2016 プログラム予定
時間 発表内容 講演者
3月5日(土)
14:30~14:35 会長挨拶 毛利幹生 JA3GEP
14:35~16:10 JAS-1 打ち上げ30周年 近藤俊幸 JR1NVU
16:10~15:20 休憩
16:20~17:30 衛星通信の楽しみ(地上局側) 中村英治 JA1CPA
17:30~17:45 写真撮影
17:45~18:00 場所移動
18:00~20:00 懇親会(下記参照)詳しい個別の情報交換が可能です
3月6日(日)
09:30~10:00 AMSAT-DLからの報告(Skype) Peter Guelzow DB2OS
10:00~10:10 休憩
10:10~10:40 AMSAT-QatarからのEsHailSat-2/Phase-4Aについての報告
Mohamed bin Jabor Althani A71EY
10:40~11:20 Phase4地上局開発状況 金子 明 JA1OGZ
11:20~11:30 休憩
11:30~12:10 JAMSATトランスポンダーの製作 深井 貫 JH1CEP
12:10~12:50 USB Mini Tuner 松本 廣 JA1SYK
12:50~13:20 スプリアス規制に関する最新情報 金子 明 JA1OGZ
◆懇親会(どなたでも参加可能)
3月5日 18:00~20:00 懇親会費 4,800円程度(学割あり)
会場:展望ラウンジ(日本科学未来館7Fレストラン)
★懇親会参加申し込みは、会場の都合上 2月27日までに
madoguchi@jamsat.or.jp へ メールにて申し込み下さい。
◆お問い合わせについても madoguchi@jamsat.or.jp まで お願いします。
以上
9月にV7からFO-29およびEMEにQRVされたJH3QFL 畑さんのグループの運用記を頂きました。AO-40では運用記録がなく、1997年V73AQ、1995年JA1WPX下市さんのV73WP、AO-10/-13の時代1992年頃のV73BQ、V73ATなどのQRV以来で、およそ18年ぶりと思われます。サテライトペディション/サテライトDXの時代を取り戻したいものです!(Ed.)
JH3DJX/ヒラタ さんからの訂正情報です
V7からのSATの運用ですが、2002年7月にJF1OCQ/三宅さんがV73Xのコールサインで、RS-12/13のTモードでQRVされておられ、当局含めて数局がQSO出来ております。ですので、13年振りのQRVになろうかと思われます。
ヒラタさん、訂正情報有り難うございました。 (JH3BUM)
| V7でのサテライト通信FO-29 初心者の挑戦V73A/JH3QFL畑 多喜男 |
写真1 ナガラ電子工業に製作してもらった移動用アンテナ![]() |
昨年10月のV6ペディションで、サテライト通信を依頼されていましたが、準備が間に合わず断念。「今年のV7では是非とも・・」との声に応える意味からも、チャレンジすることにしました。 しかし、サテライトは、ハム暦45年の中で初めての挑戦。どんな準備が必要なのか、そもそもサテライト通信は実際、どのように行うのかもさっぱり分からず、白紙の状態からのスタートでした。 そこで、JAMSATの石原さん(JH3BUM)に、イチから教えてもらうことにしました。 まずは、CALSAT32で軌道とパスを確認しながらFO-29のビーコン受信から練習を始め、ループテス ト、ダウンリンクの受信など、初歩的なことを積み重ね、実際の交信ができたのは、V7出発1週間前でした。交信の要領が少し分かったばかりのV7ぺディでしたので、実際に交信ができるかどうか、心もとない状態でした。アンテナの特注 海外ぺディでまず、考えなければならないのは、飛行機に持ち込む荷物の量と重量です。これまでの経験から、制限寸法や重量をオーバーすると高額な預かり料金を支払わなければならず、コンパクト化を考えました。その手始めはアンテナです。当初は144Mhz、430MhzともナガラのQFHアンテナを使うことを考えていました。アンテナを回す必要がなく、スーツケースにも収まり、軽量で扱いやという理由からでした。 現地でも大丈夫だろうと考えていました。ところが、石原さんに日本とのパスをシミュレーションしてもらうと、最も好条件のパスで高度60度を超えるものもありましたが、ほとんどが30度以下で、中には10度もないケースもありました。このため、QFHアンテナでは、交信可能のパスが限られると思い、ビームアンテナを持っていくことにしました。再現性を重視してナガラ電子工業に製作を依頼し、できるだけコンパクトでそこそこの性能が期待できるアンテナをお願いし、144Mhz3ele、430Mhz5eleを1本のブームに直角に交差させたサ テライト用の特注アンテナを持っていくことにしました。 受信にはプリアンプを使いましたが、ビームが切れ過ぎず、必要なフロントゲインも得られるという移動には大変、都合のいいアンテナで、満足いく性能が確保できました。 次に考えたのが、どのようにして衛星を追尾するかです。石原さんに作成していただいたJA−V7ウインドウのシミュレーションで、JAとのパスの方向は西から北北西の低角度が多く、交信可能時間が長くて10分ほどでしたので、同行した眞田さん(V73H/JJ3CIG)に衛星に向けてアンテナを回してもらう、いわば人間ローテーターをお願いし、連絡を取りながら、追尾しました。 最後に残った課題は、オペレートのスキルです。これだけは、急には備わりませんので、一生懸命やるしかありません。 出発前に経験はしておいたものの、実際にループテストができないと安心できません。これが、不慣れなこともあってすばやく確認することができず、戸惑っていると衛星が進んでしまうという、ストレスに追い込まれながらも、何とかJAのダウンリンクを見つけ、交信に成功。 最初は、アップリンク周波数を固定にしたCWに出て、3局と交信できました。おそらくCQを何回も出していましたので、多くの局に呼ばれていたのではないかと思います。ドップラー効果でダウンリンクの周波数が移動することは、サテライトをする上での常識として知ってはいましたが、JAとV7との遠く離れた距離では、こちらのダウンリンクとの周波数に少し、ズレがあることに気づくのが遅く、私のダウンリンクに合わせて呼んでもらっていたJAの局とは、あまり交信できなかったのではないかと反省しています。結局、6回のパスに挑戦し、CW16局、SSB局2局の成果でした。 来年のV6の課題 CWの送信には、ノートPCを使いましたが、一回で相手コールを取って打ち返す際に、わずかなタイムラグが生じ、数分間の限られた短い時間内で1局でも多くの局と交信するには、PCを使わずパドルの手打ちにし、手書きログにした方が効率的で多くの局をピックアップできるのではないかと思いました。私のタイピング操作が今以上に素早くなれば、その必要はないかもしれませんが・・・。 呼んでもらっている相手コールを効率よく取るには、さらに実践でのトレーニングが必要で、HFのパイルをさばく場合とはまた違う、ダウンリンクを追いかけながらの受信する能力を鍛える必要があることを痛感しました。
来年はV6からのサテライト運用を計画しています。今回よりは、さらにスキルアップしたいと思います。
| 写真2 V7で使ったサテライト用アンテナ |
写真3 V7のホテルのプールサイドに設置したアンテナ群
写真4 海に囲まれたV7のホテル ドローンで撮影
| V73EME運用記JH3AZC 早苗惠造 (jh3azc@jarl.com)
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年初にJH3QFL畑氏と話合い、今年はV7で2mEMEをやろうという事になりました。今回はいかにしてアンテナ一式を手荷持として飛行機に乗せるかというのが最大の問題点でした。考察の結果、クリエートデザインの11エレスタックが比較的軽量でブームさえ4分割してしまえばなんとかゴルフバッグに詰め込める事が分かったので迷わず切断しバッグに収めました。リニアアンプはITALAB社のPhoenix1000Aを採用。電源仕様を100Vでも対応できるように変更してエキサイター5W入力で900W出力@100Vが得られました。重量は7kgです。また、これによりエキサイターにFT-817を選択でき、昨年と比べてリグだけで合計6kgの軽量化に成功です。方位・仰角ローテーターと10DFB26mをいれて総重量70kgを手荷物4個に分割し収納。重量の95%以上が無線関係の荷持です。これでうまく行けば、もうどこででも2mEMEは運用可能になり、今後の活動の大きな一歩となります。
| 写真5 EU向けにはベストの位置に設置した海上EMEアンテナ(潮が満ちると床下は完全に海) |
9月24日朝からアンテナ設営開始。
0630zから垂直偏波で運用を始めました。Wのwindowなのですが、まったく何も見えてきません。不安の塊です。アンテナの方向を確認するため往復60mの距離を何度もダッシュ。1016z、JAのwindowに入ってすぐにJR3REX/坪井氏の信号を-21dbで捉える事ができ、V7からの1st everの交信に成功!この瞬間というのは実に嬉しいものです。その後、JE1TNL/東野氏、VK2局ともできましたが、その後15zの月の入りまで呼べども結局何も見えず初日は終了。
9月25日第2日目、0600zに月が30度まで昇りホテルの屋根から顔を覗かせたので運用開始。0620zにK9MRIを-29dbで捕捉、その後US3局、HS1局、JA2局、R2局と交信成立。この日はEUとのwindowは開かないので、まあこんなところかと自分を納得させて月の入りとともに終了。
9月26日第3日目、この日は結局W5UNのみ。なんかおかしい。呼んでくれている信号は見えるのに応答が無い。Something wrongとチャットで打ったら沢山のUS/EUの局からあれを調べろ、これを調べろと提案をもらいました。この日は何もできないので月の入りとともにとりあえず就寝する事にしました。
9月27日、第4日目、昼からアンテナ総点検。
V6での成功体験から水平偏波に変更しPhaseの方向を確認すべく給電部の蓋を取ったら前日の雨水が溜まっていて、中は洪水状態。はは~ん。これが原因かと勝手に納得。これで完璧だ。いざ出陣と思ったら、月の出と共に嵐です。屋根しかないシャックなので風や雨が横から殴りつけてくる始末。一時部屋へ避難して嵐が治まるのを待ち1200zから運用開始。やっとレスポンスの良い信号のやり取りができるようになりました。この日は月の入りまでの30分程度EUが開ける時間帯となってきておりEUが開けた途端、猛パイルを浴び合計23局と交信成立。まずは一安心。
9月28日最終日でフライトの時間も迫っており、運用は1800zで撤収とアナウンス。
昨日同様順調に1時間程EUからの猛パイルを浴び29局と交信成立。後ろ髪を引かれながらの早朝の撤収となりました。 EUからは地球のちょうど反対側であるため、windowが狭く、十分なサービスができなかったのが残念。まだまだ交信を希望している局がたくさんいるため、近い将来V7で再挑戦したいと考えています。なお、アンテナ設置状況をYouTubeにUPしましたのでご覧ください。( https://www.youtube.com/watch?v=Ttco8QVxuCk )
| 写真6 プールサイドに設置した完全にOPENなEME専用シャック(毎晩徹夜で風雨に耐えていました) |