打ち上げ後のNEXUSの状況

1月18日9時50分20秒、NEXUS他多くの衛星を乗せたイプシロンロケットは鹿児島県内之浦より打ち上げられました。
NEXUSについては日本大学地上局で、イプシロンより切り離された10数分後(11時23分頃)に、日本上空をかすめるように通り過ぎる軌道上でCWが確認されました。この地上局のある千葉県船橋では、仰角が0.4度であるにもかかわらず、強力な信号が確認されました。(切り離し後、北極海付近で稼働し始めた数分後に信号を確認できました)
また、切り離し直後の0オービットにも関わらず、モード切替のアップリングが通り、切り替えが確認されました。

そして、国内外の多くの局から受信レポートをいただいております。大変ありがとうございます。

今後は、予定どおり各種テストが繰り返され、各機能が徐々に実運用に切り替わっていきます。期待される各機能の開放を待ちましょう。

20時半頃のCWについては、アンテナ整備の間に合わなかった我が家でも、プリアンプ無しのGPでも強力に受信できました。(JA3NAS/1)

受信時の動画(CW確認後、コマンド(アップリンク)が通った直後の様子)