4月度東京ミーティング報告

東京ミーティング(2019/04/20)報告

今年度第2回目の東京ミーティングを下記の通り開催した。

日時:4月20日(土)15:00~17:00
場所:東洋計測器本店(計測器ランド)2F会議室
東京都千代田区外神田1-3-12
http://www.keisokuki-land.co.jp/company/shop_1.html
出席者(敬称略):金子(JA1OGZ)、上田(JA0FKM)、坂井(JH4PHW)、
松村(JA1JGR)、小内(JF1AKD)、黒木(JO1LDY)、中根(JH3BJN)、
中村(JA1CPA)、大澤(JF1PTU)、山田(日本大学)、中村(日本大学)、
小黒(JO1KOE)、中川(株式会社ワープスペース)、後藤(JA3NAS)

<最新情報>
1.ハムフェアの申し込みをしていて、JARLより承諾の連絡が来ている。
2.ハムフェアでのJAMSAT懇親会の会場は押さえた。
⇒昨年と同じ、チムニービックサイト前店。
3.ハムフェアについての詳しい情報は、8月18日の東京ミーティングで報告する。
4.6月末時点で締め切り、今年度入会した方々のネームカードを作成する。

<各議題の進行と内容>
① 正確なアンテナの方向について調整の仕方について「問題提起」(上田)
・実際の衛星の位置より2,3度はずれている可能性はある。
・合わせる方法として、どの方法を考えれば良いか?
・目視等で合わせてみたが、タワーの上で会わせるのは大変。
・考え方として、マイクロ波でやっていたが、仰角について水平は水準器を使い調整する、方向については1mくらいのアルミパイプを利用してサンセンサーを使うなどして合わせるという方法が考えられる。(金子)
・日大の地上局の場合、4本のスタックでゲインがありすぎということと、方角がシャープすぎるのではないか?環境的に街中すぎるのも雑音を拾う原因では?

② NEXUS最新情報〔山田PL(日本大学)〕〔中村(日本大学)〕
・電界強度についての測定結果報告
⇒打ち上げ前にJARDで測った状況と実際はちょっと違っている気がする。
⇒皆からは、色々意見や考察はでたが・・・・・
⇒日本上空では黄色くなっているが、極地では青くなっているので良く分る。
⇒今後も測定は続けていく(日大)
・ターミナルソフトを作成して公開した。(NEXUS-HP)
⇒解説書も公開した。
・毎週運用経過報告をNEXUS-HPにて報告している。(HP参照のこと)
⇒受信情報をいただいた方々の情報を公開している。
・トランスポンダーについて
⇒東南アジアあたりでも使えると良いかも?(上田)
・角速度の件について
⇒皆さんから色々と、角速度の考察やらの情報をいただいている。
⇒衛星自体も角速度シャッターコマンドがある。(かなり精度が高いと思っている)

③ 本日初めて参加された方
中川佳大さん:GNU-Radioに興味が有って参加した。
⇒GNU-Radioについて、本日は自習となってしまった。
⇒JAMSATの最新ニュースレターを渡した。
⇒つくばにOMがいるので、訪ねてみてはどうか?

④ NEXUSでの運用での受信固定について「問題提起」
・高い方の周波数で、受信固定にするのは論理的におかしいのではないか?(中根)
⇒帯域の広いFO-29については、送信固定、受信固定と混在している。(黒木)
⇒帯域の狭い衛星については、暗黙の了解で受信固定で運用している。(黒木)
⇒FO-99の場合、帯域は狭く飛来時間短く受信固定を推奨とした。(黒木、上田)

⑤ JAMSATクラブ局(JS1YAQ)のQSLカードを作成した。(坂井)
⇒NEXUSが撮影した地球の写真を取り入れた。
⇒JARLに入会(3年分)して、ストラップをいただいた。

次回は6月の開催で、会場については後ほどJAMSAT-BB、JAMSAT-HP等で広報する。

今回4月度の東京ミーティング終了後、会場地下の「ちゃくら」で懇親会を開催した。
10名の参加だった。

<2019年度 東京ミーティング年間スケジュール>
基本的には偶数月の第3土曜日とする。
詳細の日程予定については、下記のとおり。

<2019年度開催状況>
2月23日;開催終了
4月20日:開催終了
6月22日
8月17日:ハムフェア準備
10月19日
12月7日:忘年会同時開催

以上