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[jamsat-bb:7804] Re: JA6DREです。



 JA6DRE
 みなさま

こんにちは、

 相田/JR1HUOです。

> ●要点はCALSAT32でもWINorbitでも計算され「表示されている
> AZM+ELVの数値」をパネルBCD−SWを使って「置数」します。
> すると、このBCDコードに一致させる形でそのコード値比較を7485と言う
> @¥70−のICx3桁x2系統で調べてローターをどちらかに回して、置数と
> 一致すれば止まります。

 CALSAT32も進化しつつあって、秋月から出ているPICNICを使って
ローテータのコントロールができるようになりました。

 当方はエモテータ使っているので接続は、

 パソコン −> LAN −> PICNIC(26ピンコネクタ出力) −> 
      自作のインターフェイス −> エモテータ(8ピンDINコネクタ)

 のようになっています。

 (経費的には、自作のインターフェースとPICNICで1万円以内でした。)

 CALSAT32では、PICNICのビット出力4CHとアナログ入力2CH
を使っています。これらはローテータの上下左右の回転制御と方位仰角に対応した
電圧の読み込みに使っています。

 PICNICは起動時にすべてのビット出力がLOWになるので、CALSAT
32からはローテータの回転をONにするときにはビット出力をHIGHとしまし
た。このため、ローテータとの間にはトランジスタを入れオープンコレクタ出力に
変換しています。
 PICNICのアナログ入力の範囲は0〜5Vで10BitでAD変換されます。
エモテータからの出力は方位0度でも0Vには落ちず、0.1V弱〜5V(調整で)
になるので、こちらはプログラムで方位0度の時と方位360度の時の電圧を設定
できるようにしました。仰角に関しても0度と90度の電圧が設定できます。

 現在、計算値とローテータの方向の差が5度以上になると制御するようになって
いますが、誤差がある程度以下になったらローテータの制御を小刻みに行うなどの
工夫を入れて、もう少し正確に制御できるようにしたいと思います。
(今の状態でも144&430MHzでは実用的には十分で、お任せ制御の極楽運用です。)

 また、自動制御する時のローテータの回転範囲を制限することができるので、
ベランダでローテータをお使いの方には有効かもしれません。

 これらの機能は次期バージョン(1.0.7)で公開する予定です。

 次期バージョンでは、アンテナ制御関係以外に
  ・衛星の切替に矢印キーが使えるようになった。
  ・衛星情報のコメント欄の書き込み保存ができるようになった。
  ・操作の中断やフォームを閉じるときにESCキーが使えるようになった。

 などもあるのですが、マニュアルの改訂がまったく進んでいないのと PICNIC
の新しいバージョンの組み立てが楽しみなので、公開はもうしばらく先になりそう
です。