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[jamsat-bb:7803] 本日03/21のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  本日はドレーク 2880 の改造のため、運用は行いませんでした。
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  ちょっと多忙を極めていましたが、少し空き時間ができたので、ドレーク
2880 の MGA-86576 & BPF 改造を実施してみました。改造に使ったのは一番
最初に購入したユニット (A) で、FET が死んだため FHX14LP に交換してお
いたものです。改造の内容は (1)RF段を MGA-86576 を使用したものに交換、
(2)BPF を東光4DFA-2450T-10 に交換、です。

  (1) は G0MRF サイトにある方法と全く同一です。私の場合、コテ容量が小
さいこともあって、チップ抵抗やチップコンデンサを無傷で除去する自信が
無いため、チップ部品は最初から壊すつもりで外しました。案の定、全部端
子が剥げて (^^;) しまったので、33 オームのチップ抵抗などは新規に用意
したもので付け替えました。元の FET のソース端子が出ていたランドをスル
ーホールの穴を開けて接地する際、裏に突起が出てしまうとケースが干渉し
てしまうので苦労しました。
  150nH のチップ RFC は、手持ちの普通の 220nH のインダクタで代用しま
したが、部品の高さが高すぎて、シールドケース内部を一部削る必要があり
ました。ケチらずチップインダクタを使えば良かったかも (^^;)。ツェナー
Di は方向を間違えて取り付けてしまい、慌てて付け直す場面も… (--;)。

  (2) の BPF 改造は、川の字 BPF をカッターナイフで削り取り、MIX 側は
10pF を経由させた形で、4DFA-2450T-10 に付け替えました。BPF 部品の下側
にあたる部分には銅箔テープを貼って接地した上で、BPF の GND 端子の真横
に穴を開けて基板背面とスルーホール接地を行いましたが、突起部が出来て
しまったのでケース側をドリルでさらいました (^^;)。

 工作ヘタが災いして、とても人様に見せられるような出来映えではありま
せん (^^;) が、動作確認が取れて調整がokになったら、写真を撮って Web
サイトに掲載しようかと思います。

  さて、ロクに測定器のないうちのシャックでは、特性を測りたくても大し
たことはできません。まずは、通電前にショートの有無を確認し、通電後の
各部の電圧を測定します。MGA-86576 には 7.2V が供給され、33 オームの抵
抗の両端電圧 475mV から動作電流は 14.4mA と読み取れました。これはほ
ぼ適正値です。
  気になる発振ですが、RF プローブで MGA-86576 周りを当たってみました
が、針は振れず、強烈な発振らしきものは見当たりません。簡易 SG から出
した 2401.44MHz の信号を、かなり良好に受信します。一応、まともに動い
ているようです。

 さて、ケースを開いて調整を行っている間、アンテナを接続していなくて
も、何やらバンドがザワザワとざわついて聞こえ、時々Sメータが9まで振
れます。むむ…どうも発振気味では?。ただ、ケースのフタを閉じてしまい、
アンテナを接続しない状態にすれば静かです。
 実際にアンテナ (マキ 29 エレループ) を接続して屋外に出してみたとこ
ろ、どうもザワザワと、何か信号が受信されています。電源を off/on して
みると、電源投入から1秒後にSメータが振りきれ、数秒後に消えます。周
波数を上下にズラしてみると…!、親機 (IC-821) の 148〜150MHz 台でガサ
ガサと何やら信号が出ていて、Sメータがかなり強力に振れます。

 こりゃ、完全に発振してますな (--;)。

  まともな 2880 ユニットと 10ele 八木で同時に受信してみましたが、2406MHz
近辺には信号が確認できません。148〜150MHz での漏れ信号らしいものも聞
き取れませんでした。
 と、ここまでやったところで本日は時間切れです。とりあえず、明日 3/22
(木) の 21:52〜に MA=3 からの AO-40 の AOS があるので、まずはそれの
受信に挑戦してみようと思いますが…無理じゃないかな?。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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