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[jamsat-bb:4910] Re: A Happy New Year


あけまして,おめでとうございます.
7L1FPU 中田です.



JI1OWP>CQ誌1998年11月号の7L1FPU/中田OMの・・・
池田サン,OMというのはヤメテくださいなーー
私はまで20代の若造ですから(笑)


さて,
2エレループで交信できたとのこと,よかったですね.
ラムダの2エレループアンテナは,とても帯域が広いので,
2mバンドの上の方を使うような衛星通信にはもってこいです.
うまく最適化すると,144〜146MHzをVSWR1.1以下で押さえる
ことができますし,放射パターンの周波数による変動もかなり
少ないのが特長です.
#通常の八木アンテナは,145,00MHzでF/B=25dBでも,146.00
#MHz(バンド端)になると,F/B=20dBを切る場合も珍しくない.

それから,後方,左右の障害物に対する影響が非常に少ない
のもラムダの2エレループの特長なんです.だから,記事の
ようにブーム1本にして亀の子状態にしても,あまり特性に
影響を与えないで使うことができます.

これら,広帯域・障害物の影響が少ないという特長は,ツイン
ループアンテナの性質なのです.


2エレじゃあ,物足りないよぉ〜 やっぱガツンといきたい
というワニな方には,ラムダのMVシリーズのビームアンテナ
をオススメします.こいつも放射器にはツインループを使って
いるので,広帯域で,かつ後方障害物の影響が少ないんです.
衛星通信をする場合,特に145MHz帯は,バンドの上端を使うので,
広帯域というのは重要だと思います.また,屋根からアンテナを
上げている場合,仰角をつけると,どうしてもアンテナのお尻が
屋根に近づき,屋根の影響をモロに受けるので,後方の影響を
受けにくいアンテナというのは,衛星通信家にとって,良い
アンテナだと思います.


PS.私はラムダの回し者ではありません(笑)

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Kuniyoshi "KUNY" NAKADA (7L1FPU,JG0VCM,W1FPU,ex.KE6TER)
e-mail: kuny@ibm.net