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[jamsat-bb:9726] Re: 屋根馬について教えてください


JF6BCC 今石です。


At 2001/09/27 11:23:11 Tomoki Minami wrote:
> 皆様、どの位の高さのルーフタワーをお使いですか?

  現在は自宅にルーフタワーを上げている訳ではないので、参考にならないと
思いますが、1995 年頃、AO-13 用のアンテナを仰角ローテータ付きで使ってい
た時は、1.8m のルーフタワーを使っていました。

  衛星通信の場合は、衛星が見えさえすればいいのですから、高いルーフタワ
ーは不要です。仰角を最大にした時点で、ルーフタワーのトップを支えるステ
ーにアンテナの後部が引っかからないような高さまでマストを伸ばし、そこに
仰角ローテータを付けるのが一般的になると思いますが、そのマストの出っ張
り量が、ルータフワーの高さの半分程度になれば、ステーで支えても十分安定
すると思います。
  AO-13 時代は、ブーム長 3m のような長いアンテナを必要としましたので、
マストの出っ張りは 1m ほど必要でしたから、1.8m より低いタワーではステー
で支えられなかったと思います。が、AO-40 向けのアンテナはそれほど長大な
ブームは要らないと思いますし、仮に 2400MHz の 57 エレループのような長い
アンテナをつ買う場合でも、カウンターウェイトなどを工夫してブーム後部の
長さを節約すれば、60〜70cm 程度のクリアランスでいけると思います。であれ
ば、ルーフタワーの高さは 1.2m でも足りるでしょう。

  アンテナを取りかえる際の労力なども考えると、衛星用アンテナのルーフタ
ワーは、水平方向の見通しが確保できるならば、低いほうが良いと思います。
1.2m あたりなら、背伸びしなくても仰角ローテータに手が届くので良いのでは
ないかと思います。
  無論、1.2m 程度なら、いわゆる「タワー」でなくても、パイプ製のベースや、
TVアンテナ用の安価な屋根馬でもいけると思います。

  私もいずれは、そういうシステムで、と考えていますが、当面は、物干し台
に鉄製Lアングルでポーラー・マウントベースを作成して、仰角ローテータ無
しで AO-40 用アンテナを動かそうと思っています。

  ただし、AO-10 を楽しもうとか、FM 衛星で QRM に勝とうとして、高利得の
アンテナ(オスカーハンターみたいな)を上げることをお考えなら、1.2m では
最大仰角時のクリアランスが足りませんね (^^;)。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
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