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[jamsat-bb:7880] Re: ドレークコンバータの抑圧問題


JF6BCC 今石です。

At 2001/03/30 23:29:26 Yoshida Katsumi wrote:
> 新潟に戻りましたので、テストしてみました。

  私も、先ほどの AO-40 の LOS 前に試してみました。

# なお、既報の IHU-1 クラッシュのため、S2-MB はテレメトリデータのな
# いビーコンだけでした。13:09〜13:27 の間に聞こえ、信号強度は非常に
# 強かったのですが…。

1. 設備

    145.360MHz+  FT-817 <---(5C2V 7m)--- 2880改C <-直結- マキ29エレ
    435.675MHz   IC-821 ----(3D2V 7m)------------------> 手持ち8エレ

    実験用の仮設台に設置したため、2つのアンテナの間隔は 50cm 程度
  しか離れていません。2401MHz は水平偏波、435MHz は垂直偏波になるよ
  うに配置しました。2880C は、水晶交換・IF への 22pF 追加・BPF 延長
  改造を行っただけで、RF には手を加えていないドレーク 2880 コンバー
  タです。
    送信は 20W の CW または LSB で、AO-40 からのビーコンを受信しな
  がら、AO-40 のアップリンク帯域の丁度中間にあたる 435.675MHz で同
  時に送信を試みました。

2. 結果

    20W の送信を行っても、AO-40 からのビーコン信号の強度は下がらず、
  また、感度抑圧あるいは何らかの高周波的な影響らしきものも感知でき
  ませんでした。

  と言う結果でした。

  2401MHz 側を垂直偏波にしたケースでも試せば良かったと、今気づきま
したが、後の祭り (^^;)。ただ、AO-40 からの信号が聞こえていない状態
でも、感度低下らしい雑音レベルの変化はありません。おそらく、殆ど影
響しないのではないか、と思います。
  145MHz での送信も試すべきなのでしょうが、コンバータの IF が元々
145MHz ですから、この設備で Mode-V/S に出るはずは無いので無意味と
考え、準備しませんでした (^^;)。

  プリアンプを使っている場合には、また違った結果が出るかも知れませ
んね。

  では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
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