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[jamsat-bb:7025] Re: Tyotto.....


JF6BCC 今石です。

  大変タイムリーなご意見に感謝しております。

At 2001/01/09 19:01:22 Bunshiro Tamura wrote:
> しかし、その局が見てるかも分からないメーリングリストの上でコールサイ
> ンを指定して非難するのは良くないと思います。ちなみに同じエリアなので
> かばっているのではありません。ぜんぜん、知らない局ですからね。
以下略

  確かにおっしゃる通りです。くだんの局については、あの「キレた」時で
も、JAMSAT-bb で書くべきかどうか迷ったんですが…結局は書きました。本
人がここを購読しているとは思えませんので、目に余る、いや耳に余る行為
が、実名を挙げることで解決する訳ではないのですから。あの時は相当キレ
ていたと自分でも思っています。
 ただ、その後はむしろ、その交信をワッチしていても誰も注意しようとは
しないし、平気で普通に交信をする局が続出していたことから、皆、コイツ
を何とも思わないのか!と、当人よりもむしろ周囲の局に対して感情的にな
ったと言うのが、実際のところですね。コールサインを書きつづけたのは、
一旦書いてしまった以上、匿名にする意味が無いからです。

  まあ、今となっては、FM 衛星を聞いている人なら、匿名のままでも判るは
ずでしたし、書かない方が、後日 JAMSAT の Web サイトで過去の投稿を見る
だけの人に、誰が何をしたのかまではわからなくできます。事情を知らない
人間には、私のように名指しではなく、人物が特定できないような書き方を
極力とるべきだろうと思いますし、反省もしています。
  とは言え、くだんの局に対し、コールサインを記載したことを謝罪する気
には全くなれませんが…。あれだけ傍若無人な運用は始めて耳にしました。
パラオで散々に悩まされたイタリア局のロングコールでも、あそこまでひど
くはありませんからね。

  では、今後どうするかについては、私自身も悩んでいます。

  「本日の〜」(自称:日記)は、当初こそ単なる運用レポートで、アンテ
実験報告としての位置付けだったのですが、アンテナ実験が一段落し、寒く
て移動運用にも出なくなった昨今は、自分自身の運用ログの一部として書い
ている面があります。ログには交信局しか入力していませんが、それでは衛
星通信の微妙な楽しみが記録できませんからね。
 ですから、基本的には匿名にはしたくないんです。いつ、誰と交信し、誰
を受信し、誰がどのような交信を行っていて、状態はどうで、といった内容
を記載するのでなければ、今となっては書く意味がありません。JAMSAT-bb
に掲載すると言うこともあって、「悪評」に属する部分は努めて匿名性を上
げようとは思っていますが、それでも限度があります。

  加えて、

> それから、自分がQSOをしていない局のコールサインをMLで書くのは問題
> かもしれないです。コールサインを間違ってコピーした場合なんかのトラブル
> もありますし、、、、少し気になりました。。。。。
> (BCCさんのSWLレポートはFBです。。しかし。。。。。難しいです)

  と書かれているように、私にとっては単なる運用記録に過ぎませんが、そ
こにコールサインの書かれている局にとっては、誰がいつ電波を出したかの
記録になってしまう訳で、プライバシーの一旦を公開するようなものなんで
すよね。この辺は以前から気になっていたところです。

  この辺を突っつき出すと、アマ無線のあり方だの、電波法59条(秘密の
保護)だのと、話が発散してしまいます。JAMSAT-bb にはそういう話題は不
似合いだと思いますので割愛しますが、皆さんも長年に渡りアマチュア無線
を運用されて来ている訳ですから、このあたりには皆さんそれぞれりお考え
があってしかるべきだと思います。
 私としては、誰が運用したかの情報について、DXの受信レポートと同様
に、アマチュア無線活動の成果のひとつとして自由に公開されるべきものだ
と考えています。自分が運用したことが公表されるとマズい、と言うような
事情がどのようなものであるにせよ、その姿勢はアマチュア無線の精神とは
相容れないもので、自分が電波を出したことを他人に知られたくないなら、
最初から出すべきではないし、それか許されるなら、コールサインを名乗る
意味はそもそも無いはずですからね。ですから、現在の編集スタイルを変え
るつもりはありません。

  まあ、もっとも、読んで下さる皆様あっての話ですので、このあたりは皆
さんからのご意見をもっとお伺いしたいと思います。特定の方のみ常に匿名
にするとか、JAMSAT-bb への投稿がまずければ、Web 掲載記事にするなり、
メールマガジンとして希望者に送付するなり、手段はあると思いますので。

> そこで、お願いがあります。
> 
> 何局かQSO出来た人はおとなしくワッチをしてほしいということです。
> そして、あまり沢山の局をQSOしていない人がCQを出して呼ぶ人がいなか
> ったら呼んであげてください。(でも、これは大変なことです。1チャンネル
> だし・・・弱肉強食ですから・・・・公平は無理ですがね・・・・)
> アマチュア衛星は実験衛星と思っています。特にFM衛星はそうだと思います。
> FM衛星でないと出来ない色々な実験をしてみたいと思いますし、思って欲し
> いのです。

 長くやっているうちに、1ST の交信局が居なくなるのは確かですから、新
しく QRV して来る局に周波数を明けよう、と言う趣旨には賛成です。短い
パスなんだから、全局と交信しようとしたりせず、数局と交信したら後は黙
っていよう、というのも賛成です。
 ただし、FM 衛星のビギナーの方には「まずCQ」ではなく「まずワッチ
して呼ぶ」からスタートして欲しいんですよね。特に、自分の受信能力に自
信がないうちにいきなりCQを出すことは、謹んで頂きたいと言うのが本音
です。ですから、CQを連続して出すことは問題ですが、慣れた局が単発的
にCQを出すことも、大切なことだと思います。

  必要なのは、CQを控えることではなく、誰かがCQを出した時に、その
相手と交信する意思が無いならば、少なくとも1〜2コール分は、呼ばずに
待機することだと思います。他人のCQが切れた後に自分が続けてCQを出
すことこそ、忌避されるべきでしょう。

# もっとも、初心者に「まずCQ」を教えるマニュアルが、そもそもの間違
# いだと思いますが。

 私として皆さんにお願いしたいのは、CQは積極的に出して欲しいが、C
Qの間隔を開けて欲しいと言うことですね。

  AO-10/13 と違って、LEO 衛星のわずか10〜15分間のパスを、途中から
受信する人はさほど居ませんよね。AOS 後すぐ、AOS〜最大仰角の間、最大仰
角の近辺、そこから LOS までの間、LOS 前と、この5回のチャンスに自分の
CQを明瞭にダウンリンクに乗せることができれば、パスの一部分しか受信
できない局が居たとしても、それを含めた殆どの局に対して1回以上、自分
のコールサインを送り届けることができるはずです。そうすれば、自分と未
交信、あるいは自分に用のある局なら呼んでくるはずで、後は呼ばれた時に
応答すれば済み、改めてCQを出す必要は無いはずです。
 そして、ある常連局に対して、新しくQRVしてきた局が応答して交信を
終えた後はどうすべきでしょう?。言うまでも無く、おそらく多くの方が、
その新しい局を呼ぶことでしょう。ここで、先にCQを出した局が優先権を
主張してCQを出しつづけることは忌避されるべきです。ベテランなら秩序
だって呼ぶ手段も心得ているでしょうから、その新しい局は苦労することな
く、また非常に効率的に多数の交信をこなすことができます。また、このよ
うな形で FM 衛星の最初の1日を過ごすことができれば、FM 衛星に対して好
印象を持つことでしょう。

  じゃあ VR2XMT 局が CQ を続けて出すのはいいの?、と突っ込んで来る人
も居るでしょうね (^^;)。彼我の距離が離れている場合には、CQ の間隔が
短い方がいいケースもあります。VR2XMT 局は JA 相手だけに CQ を出して
いる訳ではなく、刻々と動いていく衛星のフットプリントで、限られた交信
チャンスを狙っているのだ、と、私は好意的に解釈してます。それに彼は、
他局が CQ を出せばちゃんと待機してくれますから、決して周波数を占有し
ている訳ではありませんからね。
 要は、がっついてCQを出すことそのものが、FM 衛星では不適切な行為
だ、と言う、SSB/CW 衛星とも、また地上波の通信とも全く異なる「常識」を
いかに最初に理解してもらうか、ってことだと思います。

  おっと、長くなってしまいましたので、まずはこの辺で。日記の編集を急
がねば…。

> ではまた。AO‐40でお会いしましょう。

  いやいや、1年以上も待つのは…Hi。他の衛星なら FM 衛星とは違って
長話もできますから、ぜひそちらでも交信しましょう、皆さん (^^)。

では。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛  
mailto:imaishi@aa.mbn.or.jp 
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