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[jamsat-bb:6504] ドップラー


> JE9PEL/1 Wakita wrote:
>
> >    JST    MA    Observed      Range
> >   17:30   247   145.8995 MHz  6800 km
> >   17:31   247   145.8993      6600
> >   17:32   248   145.8992      6300
> >   17:33   248   145.8990      6200
> >   17:34   248   145.8989      6100
> >   17:35   249   145.8987      5900
> >   17:36   249   145.8986      5850
> >   17:37   249   145.8983      5800
> >   17:38   250   145.8981      5750
> >   17:39   250   145.8980      5750
> >   17:40   250   145.8977      5760
> >   17:41   251   145.8976      5800
> >   17:42   251     LOS
>
>
> 後で考えてみてわかりました。 近地点 'Perigee' とは衛星が地球に最も近づく
> 点で、この点は MA = 256(= 0) のことであって、上記の時刻17:39の時点では、
> 衛星が観測地点(QTH横浜) に最も近づいたのが MA = 250 の点であった、という
> ことなのですね。
>
> 受信周波数を表す式は、より正確には【f = fo * c / (c - V * cosθ)】です。
> θは観測者と衛星のベクトル(進行方向)とのなす角、速度 V は 遠ざかる方向を
> +(プラス)、近づく方向を−(マイナス)として、遠地点では θ=180゜とみなし
> て cos180゜=−1 となり、【f = fo * c / (c + V)】 となります。
>
> 近地点では、ケプラー法則から確かに衛星の速度は最大になりますが、θ=90゜
> なので cos90゜=0 となり、【f = fo = 145.898 MHz】となるのです。 ここで
> 【f = fo * c / (c - V * cosθ)】を 式変形して【V = c(f - fo) / f*cosθ】
> が得られます。 実際にはこれに仰角が加わって、もっと複雑な式になると思い
> ます。
>
> --------------------------------------------
> Name : JE9PEL/1 脇田
> Mail : je9pel@jamsat.or.jp
> URL  : http://www.asahi-net.or.jp/~EI7M-WKT/
> QTH  : Yokohama, Japan
> Date : Nov 28, 2000
> --------------------------------------------
>

以上について図化してみましたが、
なぜ、
近地点のθが90°、遠地点のθが180°になるのかがわかりません。

遠地点と観測地点を混同しているのではないかと思うのですが、
正解も見出せません。

2000/11/29
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    .・  ・●         芝山  正登
  ・●       .・      ja7jzs@jamsat.or.jp
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