[jamsat-bb:5723] SO-35 Satellite window.

["N & T.Sasaki" <JF1MYH@wwdx.net>]

JA６ＢＸ／江崎さん。各局こんにちは。


＞これまでのSO-35のスケジュールは日本のほぼ真上を通るオービット
＞でレピーターがオンになるように組まれていますが、これを例えば3回に
＞１回は一つ後のオービットのずらせてくれると、日本と中国、マレーシア、
＞インドなどとのQSOのチャンスが増えると思います。


そうですね。ＳＯ−３５も１年を越えて、そろそろそのような変則的な
オンの仕方も衛星利用の活性に役立つのではないかと思います。

ＪＡ以外のＥＵやＮＡのオンタイムとウインドウに入る地域との関係を
見てみましたがやはりＪＡと似たような状態でオンにされているようです。
　ＥＵではＯＨ (OverHed) がほぼいつもＥＵの中心を通るようスケジュールが
組まれています。（ほとんどＥＵ全域がウインドウに入る）したがって、
たとえ東ＥＵの局でも中近東とのウィンドウは少なく、ＱＳＯは難しい物と
思われます。
  同様にＮＡの場合もはほぼ中心のＫＳ（カンサス）あたりにＯＨが来るよう
時間とオービットが設定されている様です。ＥＵと同様Ｗ７の局でも
近いＫＬ７とのＱＳＯは、やはりTRP ON の関係でほとんど無理のようです。

現在のスケジュールは、ハム人口が少ない海上域にウィンドウが掛かる時は常に
オフにしていますので（ロシア上空のＳＣＤは無いようですが？）、たとえば
パリ−ニューヨークの間でも十分ＳＯ−３５のウィンドウはありますが
ＱＳＯはできないようです。

ＴＲＰのオンタイムは衛星の電源事情の他、ウィンドウに入る地域の
生活時間帯、人口密度なども考慮に入れてのスケジュールだと思いますが、
ある程度変則的なオンタイムにより今までできなかったところとのＱＳＯが
可能になることは、また利用する方が増える基材になるかも知れませんね。


ＤＥ　ＪＦ１ＭＹＨ