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[jamsat-bb:7917] Re: [jamsat-bb:7914] Re : ドレークコンバータの IFリターンロス
JF6BCC 今石さん、みなさま。
7N1JVW 藤田忠義 横浜市緑区
E-mail: FA7T-FJT@asahi-net.or.jp
> JF6BCC 今石です。
中略
> これだと、単に無反射終端器のリターンロスを測っているだけになり
> ませんか?。
この測定系は既知インピーダンスの送信機、SWR計をつかって、未知
インピーダンス負荷(アンテナなど)の反射係数を測定するのと同じです
から、出力ポートが50オームでSWRが良好なばあいは、負荷のリター
ンロスを測っていることにもなります。
逆に未知インピーダンスの送信機、SWR計、既知インピーダンス負荷
(このばあい50オーム無反射終端器)であれば、送信機の出力ポート
のSWRを測定できます。
無反射終端器HP908Aは、HP社のカタログによれば、
周波数範囲:DC-4GHz
SWR:最大1.05
インピーダンス:50オーム
パワー:平均1/2W 最大:1kW
で、50オーム系同軸システムの終端器として設計されたものです。
> IF段の内部で、ミキサの出力からIFの入力に向かってのリターン
> ロス、あるいはIF段出力から出力端子に向かってのリターンロスを見
> る必要があると思いうのですが…。
前回は省略しましたが、JI5MFZ吉田さんの2880改造の、この項に
関するお話は・・、
IF144-146MHzでは出力ポートが全反射し使用上問題がある。
(SWR無限大)、したがって出力IFポートとGND間に12pFを追加
することで、リターンロスを0dBから12.6dBに改造した。
とのことでした。
私の測定は12pFを追加しなくても、SWRが良好であったということ
です。