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[jamsat-news:1678] SATINF#208 24 March 2002
衛星情報 SATINF#208 24 March 2002
JN1GKZ 新井
トピックス
◆NO-44(PCsat)が危機的状況に
ローパワーモードにすることができず、食の期間に入ってしまいました。食
に入る度にバッテリに充電した電力を全て使い果たし、バッテリの充放電が繰
り返されており、バッテリの状態が心配されています。
◆RS-21(Kolibri-2000)
3月20日にISSから切り離されたロシアの補給船プログレスM1-7からKolibri-
2000が放出され、RS-21が誕生しました。435.335MHz CWでテレメトリを送信し
ています。
1.運用中の衛星
●AO-10
状況は、その日によって異なり不安定です。
●AO-40
トランスポンダの運用がおこなわれています。姿勢変更中であり、トラン
スポンダの運用スケジュールは頻繁に変更されています。
テレメトリによると、3月16日の姿勢は、ALON/ALAT=330/0でした。ALONが
1日に約1度増加しています。
近地点付近でトランスポンダが運用されているため、運用できる時間は短
いものの、強いダウンリンクが帰ってきます。簡単な設備でQSOが楽しめる
ようです。アップリンクパワーは、必要最小限にするよう心掛けて下さい。
AO-10/13にアクティブだったTR8CA(ガボン)がAO-40にもQRVしているよ
うです。
★運用スケジュール(予告無しに変更されることがあります) 3/17-
姿勢変更中のため、頻繁にスケジュールが変更されています。
MA トランスポンダ RUDAK ビーコン
0- 15 OFF OFF S2-MB
15- 70 U/L1→S2 OFF S2-MB
70- 74 OFF OFF S2/K-MB
74-130 U/L1→S2 OFF S2-MB
130-256 OFF OFF S2-MB
ビーコン周波数(打ち上げ前の最終チェックで測定された周波数に実績を
加筆。*は、打ち上げ後にアナウンスのあった実績のある周波数)
BEACON General Beacon Middle Beacon Engineering Beacon
Vバンド - 145.898MHz* -
Uバンド 435.438MHz 435.588MHz 435.838MHz
S1バンド 2400.188MHz 2400.338MHz 2400.588MHz
S2バンド 2401.168MHz 2401.323MHz* 2401.568MHz
Xバンド 10450.975MHz 10451.125MHz 10451.375MHz
Kバンド 24047.885MHz 24048.035MHz 24048.285MHz
赤外レーザ 360 THz
アップリンク、ダウンリンク周波数
※MBに妨害を与えないこと。MBの±5kHzの範囲はダウンリンク禁止。
S1バンドdown: 2400.225 - 2400.475 MHz
S2バンドdown: 2401.210 - 2401.495 MHz
L1バンドup: 1269.496 - 1269.211 MHz
Uバンドup : 435.780 - 435.495 MHz
RUDAK down: 2401.74MHz, 2401.85MHz
姿勢
3月4日の姿勢は、ALON/ALAT=326/0です。ALONは、1日当たり約1度増加し
ています。
ALON/ALAT=0/0では太陽電池に太陽光が当たらなくなってきたため、12月中
旬から姿勢変更が始まりました。
12月24日から太陽センサが太陽を補足できなくなっていましたが、1月5日
に太陽を補足し出したようです。太陽を追いかける形で姿勢が変更され、4月
13日に0/0となる予定です。
姿勢変更予定
Date Alon Alat
-----------------------
2002 Jan 08 300 -10
2002 Jan 15 300 -5
2002 Jan 22 300 0
2002 Feb 19 320 0
2002 Mar 19 340 0
2002 Apr 13 360 0
食
2002年6月まで毎オービットの近地点付近で食が発生します。
トランスポンダ
U/L1→S2の運用がおこなわれています。
近地点付近で運用されているため、MAが小さい時に強いダウンリンクが帰っ
てきています。時間は短いですが、簡単な設備でQSOが楽しめるようです。
IFマトリックス
正常に動作しています。
接続の誤動作が何度か起きていますが、MUX出力(IHU-1の制御/監視ユニッ
ト)の切り替えタイミングの問題だと考えられています。切り替えタイミン
グの調整によってこの問題は解決できるようです。
S1バンド送信機
回復は望めないようです。
2001年8月13日に突然停止しました。8月20日に試験をおこなったところ、
送信機に電流が流れず、RF出力、温度上昇も確認できなかったそうです。
2001年11月6日のレポートによると、送信機の電源を1秒毎にオン/オフす
るプログラムがアップロードされ45分間実行されましたが、送信機に電流が
流れなかったそうです。S1送信機の回復は望めないようですが、この試験を
継続しておこなってゆく予定です。
Vバンド送信機
2000年12月の事故以来停止しています。
2001年8月20日に試験がおこなわれました。V送信機をオンにすると電流が
流れ、RF出力があることが確認されていますが、衛星からの信号は確認でき
ていません。高利得アンテナと送信機とを接続するリレーに問題が考えられ、
リレーのオン/オフ動作運動をおこないました。その後の状況報告はありま
せん。
Kバンド送信機
2001年9月9日に動作が確認されました。スケジュールに組み込まれて運用
されています。
2001年12月1日 オービット#501で、JH1AOY 玉川さんとJA1AUH 後藤さんが
Kモードの2WAY QSOに成功されました。
Xバンド送信機
2001年5月に試験がおこなわれましたが、動作が確認されていません。
S1バンド送信機と同じように電源をオン/オフする試験が計画されていま
す。
Cバンド受信機
2001年5月に試験がおこなわれましたが、動作が確認されていません。
RUDAK
RUDAK-A、Bの試験が継続しておこなわれています。
SCOPE
カメラ-A(狭角)、カメラ-B(広角)共に撮影に成功し、正常に動作して
います。
2001年8月7日 オービット #354にてカメラ-Bを使って地球の撮影に成功し
ました。
2001年12月15日に2回目の試験がおこなわれ、カメラ-A、Bで地球の撮影に
成功しました。
画像は、JAMSATのサイトで公開されています。
http://www.jamsat.or.jp/
GPS
搭載している2台のGPS受信機が動作しています。GPS衛星が作る「輪」の
外で位置データを取得することができるかどうかの実験がおこなわれ、終了
しました。結果の詳細は、AMSATA-NAから発表される予定です。
3軸制御に移ってから、次の実験を始めるようです。
LEILA
正常動作が確認されました。時々、無信号の周波数に現れることがあり
ます。
YACE
正常動作が確認されており、姿勢の確認に使われています。
オービット #564(1月20日)で地球を撮影し、姿勢を確認しました。
モーメンタム・ホイール
試験がおこなわれ、今のところ、問題は無いようです。3軸制御までには
確認する事項がまだまだあり、直ぐには移行しません。
アークジェットモータ
オービット#295から#301までアンモニアガスの噴射のみでの運用がおこな
われました(アーク放電なし)。オービット#302からアンモニアガスが噴射
されなくなり、運用を終えました。搭載していたアンモニアガスを使い果た
してしまったと考えられています。
AMSAT-DL AO-40情報 webサイト by AMSAT-DL
http://www.amsat-dl.org/journal/adlj-p3d.htm
http://www.dj1km.de/amsat-dl/journal/adlj-p3d.htm (ミラーサイト)
テレメトリ仕様書 Rev1.8 by AO-40コマンドチーム
http://www.dj1km.de/amsat-dl/p3d/index.html
テレメトリ解読ソフト P3T ver1.6a by W4SM
www.cstone.net/~w4sm2/software2/P3t_AP.zip
テレメトリ WODデコードソフト WodGraph Ver 1.1d by W4SM
http://www.cstone.net/~w4sm/ham1.html
テレメトリデコードソフト AO40Rcv Ver1.40 by AE4JY
http://www.qsl.net/ae4jy/
テレメトリデータ アーカイバ by VP9MU
http://www.amsat.org/amsat/ftp/telemetry/ao40/
デコードしたテレメトリ(P3T形式)は、ZIPで圧縮して
ao40-archive@amsat.org へ送付願います
RUDAK WOD(Whole Orbit Data)→CSV変換ソフト by WD0E他
Windows版(RudakTLM)、JAVA版、DOS版(WOD2CSV)
http://www.amsat.org/amsat/ftpdelta.html
回線計算 excelスプレッドシート byW3PM/GM4YRE
http://home.HiWAAY.net/~mmarcus/download/ao40v2.0.xls
AO40 REPORT LOGGERサイト by HB9DRI
http://www.artieda.net/hb9dri/ao40logger
アップリンク/ダウンリンク 周波数早見表 by G6LVB
www.g6lvb.com/oldtech.htm
●AO-16
デジピータがオンになっています。Sバンドのビーコンは停止しています。
3月24日21時過ぎのパスでデコードしたデータです。
PACSAT-1>TIME-1 [24-Mar-02 21:32:47] <UI>:
PHT: uptime is 770/08:48:14. Time is Sun Mar 24 12:32:20 2002
PACSAT-1>AMSAT [24-Mar-02 21:33:05] <UI>:
March 2002
S-Band OFF, Digipeater ON
Uplinks on 145.900 .920 .940 .960
AO-16 Pacsat owned and operated by AMSAT-NA (WJ9F)
●AO-27
電源に余裕がないため、昼間のパスでのみトランスポンダがオンになりま
す。
日照時間と運用スケジュールの関係のためか、動作時間が短くなっている
ようです。
2月3日に運用スケジュールが変わりました。
TEPR 4=32
TEPR 5=72
衛星に日が当たり始めた16分後から20分間トランスポンダが動作します。
[from KM4NZ Chuck @amsat-bb]
●FO-20
夜間のパスでは、食によってUVC(Under Voltage Controler:バッテリの
過放電防止のため送信機への電源を遮断する)が動作し、送信が一時的に停
止します。
夜間は、食から抜けるパスの後半でトランスポンダが使えます。
●FO-29
以下のスケジュールで運用が予定されています。
12/4 - 3/31 アナログ
●GO-32(TechSat-1B)
30秒に一度9600bpsの信号が送信されています。
●IO-26
MBLモードで動作しています。コマンド局は、RBBSのソフトのリロードを
近々おこなう予定のようです。
●KO-25
正常に運用しています。
●LO-19
CWビーコンがオンになっています。CWビーコンは12WPMのゆっくりとした
CWで約30秒毎に送信されています。
●MO-46(Tiungsat-1)
オスカーナンバーが付きました。Malaysian OSCAR-46、略称MO-46です。
[from ANS-069]
38.4kbpsの運用をおこなっているようです。
★NO-44(PCsat: Personal Communications Satellite)
危機的な状態になっています。
全日照の期間が終わり、食が発生するようになりました。消費電力を削減
するために衛星をローパワーモードに切り替えるコマンドを送っていますが、
コマンドが通らず、ローパワーモードにすることができていません。
このため、食の期間に充電されたバッテリの電力を使い果たしてしまい、
食に入る毎にリセットが掛かっています。現在、1日に15回の食が発生して
います。つまり、バッテリの充放電が1日に15回おこなわれていることにな
ります。次に全日照になるのは6月であるため、バッテリの充放電回数は
1100回にもなり、バッテリの状態が心配されています。
オスカーナンバーが付きました。NAV-OSCAR-44、略称NO-44です。
[from ANS-048]
PCsatの情報は以下のサイトから得られます。
http://web.usna.navy.mil/~bruninga/pcsat.html
●NO-45(Sapphire)
オスカーナンバーが付きました。NAV-OSCAR-45、略称NO-45です。
[from ANS-048]
無変調キャリアのビーコンを437.100MHzで1分間に1度送信しています。
デジトーカ、パケットの送信も時々おこなわれています。
●OO-38(OPAL)
デジピータ(コールサイン KF6RFX)として機能しているようです。周波
数は、アップリンク、ダウンリンク共に437.100MHzです。
●RS-12/13
2月19日頃からRS-13がTモードの運用を始めました。RS-12は、Kモードで
動作しています。
RS-13 Tモードの運用周波数は次のとおりです。
アップリンク: 21.260- 21.300MHz(USB/CW)
ダウンリンク:145.860-145.900MHz(USB/CW)
CWビーコン :145.862MHz
ロボット :アップリンク 21.139MHz、ダウンリンク 145.908MHz
次の要領でRS-13のロボットとCWでQSOできます。コールサインが確認さ
れると、コールサインと共にQSOナンバーが送信され交信成立です。
RS-13 : CQ CQ DE RS-13 QRU 145.840 kHz AR
地上局: RS13 DE call AR
RS-13 : call DE RS13 QSL NR0137 OP ROBOT TU SW QSO NR0137 73 SK
ロボットとのQSOには、QSLが発行されます。QSLマネージャーは、RK3KPK
Andyさんが務めているようです。SASEを同封の上、下記へ。Andyさんご本人
からのQSPなので確度の高い情報と思われます。
ANDREI MIRONOV,
UL.V.VOLOSHINOJ, D.11 KV.72
STATION PERLOWSKAYA, 141014,
MOSCOW OBL. RUSSIA
[from JH3DJX @jamsat-bb]
●RS-15
Aモードで運用されているようですが、ビーコンは5秒間キャリアを送信、
2秒間停止を繰り返しているようです。トランスポンダは、ビーコンの送信
がおこなわれている間だけオンになっているようです。
★RS-21(Kolibri-2000)
ロシアとオーストラリアの共同プロジェクトである Kolibri-2000(RS-21)
が3月20日0728JSTにプログレスM1-7から放出され、軌道上で動作しています。
プログレスM1-7は、昨年末にKolibri-2000を搭載して打ち上げられISSに
ドッキングしていました。プログレスM1-7は、3月20日0243JSTにISSから切
り離され0728JSTにKolibri-2000を放出しました。
現在RS-21は、435.335MHz CWでテレメトリを送信していますが、今後、
デジトーカの運用もなされることと思います。
RS-21は、自由落下に任せて地球を周回しています。大気圏に再突入する
までの約4ヶ月間、動作する予定です。
ダウンリンク: 435.335MHz CW/FSK(メイン)、145.825MHz CW/FSK(サブ)
3月24日夜のパスでは信号が聞こえませんでした。
関連サイト
http://www.iki.rssi.ru/kollibri/mission1_e.htm
http://www.energia.ru/english/energia/sci-education/microsat/microsat.shtml
http://tarusa.ru/kolibri2000(ロシア語)
●SO-33(SedSat-1)
437.910MHzでテレメトリを送信しているようです。
▲TO-31(TMSAT-1)
管制局の可視範囲でのみ送信機をオンにしているようです。
●UO-11
正常動作しています。
●UO-14
JモードのFMリピータの運用がおこなわれています。
●UO-22
正常動作しています。
デジピータの運用もおこなわれています。デジピータのコールサインは、
UOSAT5 です。
デジピータのアップリンクは、145.975MHzです。KB2M Jeffさんによると、
最近のUO-22は、受信状態が悪いようで、デジピートの成功率は5%程度だそ
うです。
UOSAT5-11*>STATUS:B: 1496349657
UOSAT5-11*>PBLIST:PB: Empty.
KB2M>UOSAT5*>6371:cq
[from KB2M @amsat-bb]
●UO-36(UoSAT-12)
437.375MHzで38.4Kbpsの信号を送信しているようですが、最近は聞こえな
いようです。
UO-36の情報は以下のサイトから得られます。
http://www.sstl.co.uk/
●ISS
2月22日から新しいTNCによるパケットの運用が始まり、デジピータとして
動作しています。デジピート用のコールサインは、RS0ISSです。ARISSでも
デジピートできるようです。
新しいTNCには、ビーコンを送信する機能があり、2分毎に次のようなビー
コンが送信されています。
RS0ISS>CQ [23-Feb-01 09:14:12] <UI C>:
>ARISS - International Space Station
メールボックスも動作していますが、TNCにPCがつながれておらず、書き
込んだメールが削除できないため、メールボックスの使用は禁止されてい
ます。メールボックスにはコネクトしないで下さい。
FMの運用は希にしかおこなわれず、未だ日本上空ではFMの運用はないよう
です。
現在、第4次搭乗員として、以下の3名がISSに滞在しています。3名とも
コールサインを持っており、ISSのアマチュア局を 運用することができま
す。FMでの運用時、ロシアの宇宙飛行士は、R0ISSを、米国の搭乗員はNA1SS
のコールサインを使うようです。
Commander : Yuri Onufrienko, RK3DUO
Flight Engineers: Carl Walz, KC5TIE
Dan Bursch, KD5PNU
ISSのアマチュア局のコールサインは次の通りです。
コールサイン:RZ3DZR、R0ISS、RS0ISS、NA1SS、DL0ISS
ARISSのサイト
http://ariss.gsfc.nasa.gov/
2001年のISSのアマチュア局の状況
http://ariss.gsfc.nasa.gov/EVAs/amsat01.pdf
2001年11月23日におこなわれてJA1ZAM スクールコンタクトの様子
http://www.aa.alpha-net.ne.jp/enari/ariss/contens5.htm
2.運用を停止している衛星
▲SO-43(Starshine 3:Starshine OSCAR-43)
1月9日以来、管制局はSO-43と通信ができなくなっています。通信が途絶え
る前までは、衛星の電力や温度は、良好な状態でした。
▲KO-23
99年10月30日にOBCがリセットされ、未だ復旧していません。
▲DO-17
▲WO-18
▲PO-34 (PanSat)
▲WO-39(JAWSAT)
▲SAUDISAT-1A(SO-41)、SAUDISAT-1B(SO-42)
3.これから打ち上がる衛星
●CubeSat
東京工業大学等で開発している10cm立方のナノサテライト CubeSatが
2002年秋にロシアから打ち上げられる予定です。
アップリンク 2m、ダウンリンク 70cmが予定されています。
東工大CubeSatプロジェクト
http://horse.mes.titech.ac.jp/srtlssp/cubesat/index.html
東大CubeSatプロジェクト
http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/cubesat/index.html
4.衛星に関する情報
★ラオスからの運用
RASTとHSDXのグループは、4月7日から22日にラオスからXW1HSのコールサ
インで衛星の運用をおこないます。AO-10、FO、UO-14、ISS、PCSat、RSに
QRVの予定です。機材が用意できればAO-40にもQRVするようです。
ラオスからの衛星の運用は、これが初めてになると思われます。
★JAMSATシンポジューム
4月13日(土)、14日(日)に東京 お台場の「日本科学未来館」でJAMSATシン
ポジュームが開催されます。
JAMSATのweb http://www.jamsat.or.jp/ に案内が掲載されていますので
参照下さい。
参考
ANS、JAMSATメーリングリスト、AMSATメーリングリスト
JN1GKZ 新井
jn1gkz@jamsat.or.jp http://www.ne.jp/asahi/m-arai/gkz/