[jamsat-news:1566] AO-40: 現状報告（S1送信機の停波について）

["Takeyasu" <takeyasu@terra.dti.ne.jp>]

皆さま、

AO-40コマンドチームの　Stacey E. Mills, W4SM　から
8月13日に発生したS1送信機の停波について状況説明
がありました。

（翻訳はJF6BCC/今石さん、TNX）
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AO-40 が東半球上にあった、オービット #362 のMA57
（2001年8月13日の 12:57:53 UTC)において、A-ブロックの
一部を送出中に、S1 送信機が突然停波しました。送出停止
直前までのテレメトリデータの測定値（電圧・電流・温度等）は
全て正常値であり、この時間には特別な指令や実験などは
行われていませんでした。

衛星のスケジューラは予定通り、MA=100 の時点で S2
送信機を on にしました。MA=100 以降に取得されたテレメトリ
データからも、異常値や送信停止の原因を示すような痕跡は
見つかっていません。

S1 送信機を手動で ON にしようと最初に試みましたが、うまく
いきませんでした。この原因を調査する間、しばらく S1 での
送信は運用スケジュールから除外します。よって、U/L1 → S2
のトランスポンダの運用は MA 10〜30 と 44〜100 の間で行わ
れ、MA 30〜44 の間は RUDAK が S2 送信機に接続されます。

衛星が送出するメッセージブロックはまだ更新されていません。
続く数周回のうちに更新されるでしょう。また、S2 ヘリカル
アンテナのブロードなカバー範囲のおかげで、トランスポンダの
運用時間も長くなるように変更されるでしょう。

何か新しい情報が入り次第、皆さんにお知らせします。

AO-40 コマンドチームを代表して
Stacey E. Mills, W4SM
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JAMSAT　SCOPE　プロジェクトチーム
武安
ja6xkq@jamsat.or.jp