[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index][JAMSAT Home]

[jamsat-bb:14106] FECでループテスト?!


岩本 JH4XSY/1 です。

坂本さんから紹介のあったKA9Qのao40prototypeには
受信プログラムだけでなく,送信プログラムも添付されています。

MB受信だけではなく,普通の交信にもメリットが出るのでは?と考えて
10W + 6エレ八木という貧弱な送信設備で ループテストできるか? と
ゴソゴソとやっています。

デコードには まだ 成功していませんが,経過報告だけ。


読み込んだ文字列を変調するプログラムは dpsk_xmit です。


読み込んだ文字列を256byte毎のフレームに分割して,それぞれ変調します。
(256文字食わせても2フレーム分(26秒)の信号になります...)

dpsk_xmitは16bitのPCMを標準出力に出力するので,
サンプルメッセージを変調して,soxなるツールを使いWAVファイルに変換します。

% dpsk_xmit < sample.txt | sox -t raw -r 9600 -s -w - -t wav -r 8000 sample.wav

後は,できたファイルを適当なツール(あるいはPC)で再生すればOKな訳です。

受信には ao40prototypeだけではなく,AO40RCVも利用できます。
AO40RCVで受信したRAWファイルを 後から P3Tで再生すれば,
サンプルメッセージを表示(確認)することができます。


ループテストの結果ですが,自分の信号の存在は AO40RCVで 判るだけで デコードには至りません。

dpsk_xmitには MB互換のBIPHASEモードと,帯域をBIPHASEより抑えることが出来る
NRZIモードが用意されていますが,どちらもデコードできません。

PSK違いですが,PSK31は(エラーが多いが)自分の返りは確認できています。

帯域をAO40RCVで比較すると,BIPHASE > NRZIモード >> PSK31 となり,
現状の設備ではFECでループテストは厳しそうです?!が,ボチボチと追試します。


--- de 岩本 啓(ひろし) sx7h-iwmt@asahi-net.or.jp http://www.asahi-net.or.jp/~sx7h-iwmt/jh4xsy/

-------------
JAMSAT BB Mailing List
http://www.jamsat.or.jp/infoserv/mlist.html