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[jamsat-bb:10889] Re: [jamsat-bb:10877] KバンドMB受信


吉田さん・・・・・おはよう御座います!

久しぶりの K−BAND受信されましたね・・・・おめでとう御座います!
昨日はSQAがあまり良くない・・・・と思ったのですが、意外と以外の
レポートでびっくりしています!
これからの目標、励みになりますね・・・・・


> 早速昨日(2/22)のK/MB,サンノイズ(2/23)の測定を致しました。
> 
> グレ-ドアップの内容は、Dish:38cm--->60cm,円偏波化、
>                Lo :”BrickPLL”-->クリスタル逓倍
>                防水: 簡易防水-->完全防水  です。
> 結果
>    サンノイズ(2/23) : 4.5dB  天候、晴天、 外気温度17度C
>                                                   サン フラックス:580/15G
>                        時刻 : 13:00(JST)
>    K/MB受信(2/22): ノイズレベル:S5 、MB信号強度:S+20+α
>                 スピンモデュレ-ション全く不感。
>                 割と早いドップラシフト。
>                 天候:曇天


このレポートは驚異的ですよ!! サンノイズ4.5dBもですが、S/N20dB
以上と言うのは、よく来ているなーーと思いますね・・・すごいですよ!
今は短い時間なんで、ANTを合わせ損なってしまって居るうちに終わってしま
うかなと心配していたんですが、これだけの信号強度であれば、その心配は
なさそうですね・・・・・距離も昨日のMAぐらいであればいいのですが!

 
> 局発部
> 以前使用していた”Brick”PLLを逓倍して居た物は、C/Nが悪く
> 今回クリスタル逓倍で製作しました。
> 1.1G台までの逓倍部(出力10mW+6dB_ATT)は室内に設置し、
> 5D-FB*15mでタワ−設置の逓倍部*5*2に入力しています。
> F変化は22G帯で約2KHZ以内(電源ON後20分以降)に収まっています。



L・OSCをX’tal逓倍に替えられたようですが、現状では・・24Gですと
自作する場合、逓倍方式がいいと思いますね・・・C/Nを簡単に、それ
なりに取れる点では、分周−ヘテロダイン−逓倍・・・等に比べると調整
は楽だと思いますね!
発振周波数ドリフト管理はどんな回路であっても同じですが、発振−ヤン
ガー部をシャックに置いて、ANTまで引き上げるのはイイデスネ・・・IFケ
ーブルに受信信号と重畳させてやると言うのもやって見たくなります!

 
> 60cmDish円偏波化
> 今回使用した60cmDish+カセグレインフィ-ドはセブロンさんから
> 購入させて戴きました。このC/Pに優れたANTを多くの方々が
> 入手されたと聞き及んでいますが、本当にセブロンさんに感謝です。
> 円偏波への改造は誘電体位相板方式を採用しました。
> 位相板は8.3(内径)*6.8(巾)*0.775(厚み)に加工した、何処でも
> 入手出来るガラエポ(G-10)の板です。これを円形導波管部の
> 入り口から0.3奥にポ-ルに対し45度(Kバンドは左右どちらでもOK)
> 傾斜させて挿入するのみです。寸法単位(m/m)
> 
> 性能   AxialRatio:0.9dB(フィ-ドをDishに取りつけた状態
> で)
>        VSWR : 1.38               @24.048G
> *誘電体位相板方式は使用する円形導波管によって、誘電率、
> 寸法が大きく変化しますので、今回のセブロン60cm以外で
> 
> 円偏波化する時は、注意が必要です。
> 私は誘電率が小さい順で実験しました。(テフロン、松下PPO
> ガラエポ、アルミナ又はセラミック)
> 
> 感想:衛星までの距離が3万K台とはえ強烈なMBの音には本当に
> ビックリしました。しかも円偏波化のお蔭でS/MBを聞いている様な
> 感じで(ドップラ-シフトを除いて)やはり円偏波化は不可欠と思いました。


円偏波は左右どちらでも良いと言うので安心ですね・・・・私も誘電体
円偏波実験を色々とやって見ましたが、0.8tガラエポ材、0.8tテフ
ロン基板銅箔剥離板、1.0tテフロン材、0.4tPPO基板銅箔剥離板
・・・でしたが、長さと形状で結果が色々変化するのが面白かったです
が・・・・どうも理屈が良くわからないところが面白い?? でした!
1.0tテフロン材と0.8tガラエポ材とは同じ角度で偏波が左/右が
逆になるのが判りましたが・・・・・この理屈は? 


いあやーー吉田さんの結果はえらーく参考になりました・・・・現在、私の
コンバーターは・・・・

FHX76LP−S01−S01−S01(MIX)−μPC2712(IF)−144BPF
−OUT

L.OSC・・・>49.8MHz×240逓倍・・・・>S01(×2)−S01−S01・・・
・・>MIX注入

NF・total≒1.8dB
Ga・total≒28dB
サンノイズ≒60cmDISHで・・・・4dB

ですが、次回受信が楽しみです・・・・・


JH1UGF 槇岡 寛幸
Yokohama Tsurumi  jh1ugf@jarl.com



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