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[jamsat-bb:8011] 本日04/11のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  20:20 に帰宅したが、衛星通信は運用せず、例のサウンドカードを使うパケ
ット通信ソフト AGWPE を試す。AGWPE 本体と、組み合わせるターミナルソフ
トとして WinPack および AGWTerminal を入手、ドキュメントにしたがってセ
ットアップを行う。とても簡単だ。
  早速、AO40rcv でのテレメトリ受信でつかっているケーブルを IC-821 に差
して、地上波のパケット信号受信に挑戦する。それにしても、パケット帯を聞
くのは何年振りだろうか…、で、当時は空き周波数を探すのすら困難だった
431MHz 帯がガラすきで、パケット信号を見つけられない。なんだこりゃ〜!。
アマ無線のパケット通信の衰退もここまで来てたのか!。何とか地上波のやり
とりを発見、と、ちゃんとデコードされ画面にモニタしたパケットが流れてい
く!。おお、すばらしい。
  さすがにアチラのソフトである WinPack では、日本語が化けてしまう。表
示フォントを日本語フォントにするだけではダメらしい。が、簡易なターミナ
ルソフトである AGWTerm だと、日本語フォントを選択しておけばちゃんと日
本語で表示される。よし、ISS 相手ならこれで十分だ。

  日付が変わって 4/12、0:14〜0:23 に北東向け最大 28 度の ISS のパス、
145.800MHz でパケット信号が出ないかと期待してワッチするが、何も入感せ
ず、残念。同時に 143.625 も聞いていたが信号なし。…送信ができれば自分
でパケットを出して試せるのだが、これは何としても送信用のケーブルを作成
しなくては。psk31 用のものがそのまま使えるそうだし。
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  何か難しそうだぞ、と思っていた AGWPE ですが、実際にセットアップして
みるとこれが非常に簡単でした (^^;)。で、ちゃんと AX.25 のパケットをデ
コードして表示してくれます。TNC を買わなくてもサウンドカードだけでパケ
ットができるとは…いい時代になったものですね。
  AGWPE は「パケット・エンジン」で、ターミナルソフトやBBSソフトなど
と組み合わせて使うものですが、残念ながら現時点で、国産の通信ソフトで
AGWPE に対応しているものは無いようですから、対応しているソフトを探して
使う必要があります。これは実際にパケット通信をバリバリやるには不利でし
ょうが、ISS 相手に UI パケットを送るだけなら、簡易なターミナルソフトで
も十分いけますね。
  まだ送信用ケーブルを用意していないため、試せたのは受信だけですが、十
分使えると思います。早いところ送信ケーブルを準備しなくては。

  なお、インストールの説明書は英文ですが、格闘中の衛星の技術論文と違っ
て「なじみの言葉」なので、翻訳も楽そうです。近いうちに日本語訳を作成し
たいと思います。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
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