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[jamsat-bb:6970] KEN無線電子製conv所期評価


●ドレークconvケースに新たに回路を組み込んであるKEN無線電子の2400
/50MHz変換ユニットを通電して室内でチョイト評価してみました。

仕様はNF0.8dB 利得20dBと成っています。
IFは特注でIC756PRO用に50MHzに変更しています。

IC756PROは背面にRX端子があり、間違ってconvに給電する事故を予防
できます。
ここに、とりあえず1m長の3D−QEVを接続してみてconvには1/4波長の
リードエレメントを付けてシャック内の雑音を調べました。

2400/50.000MHzからIC756Pでは59.999まで使えますが5
4MHz以上は若干感度低下があります。(仕様範囲外受信のため)

IC756PRO側のPRE2onでのベースノイズレベルはー10dB程度です。
PREoffでは最低表示レベルのー20dBしか表示されていません。

ところでダイアルすると2400.014と016にキャリアがs0レベルで受信さ
れましたが、これはCATV回線で分岐した256K回線をパソコンに入れているT
Aのキャリアと判明しました。(シャック内内の電源を切りまくって、やっと判明
!)
TESTエレメントの直ぐそばにありますので2400MHzでのスプリアスです。
運用には何ら支障はきたさないでしょうし、最終的にはconvから756PROま
ではファラデーシールド同軸(8D−QEV/FS)で2重シールドされますから、
これで2400MHz以外のキャリア混入は大丈夫でしょう。

さらにー10dBレベルで2400.324にもキャリアがありましたが、これはS
ONYのPCV−MXパソコンのキャリアでした。
これ以外にはシャック内でも、いまの所キャリアは全くPRE2onでも受信されま
せん。

▲正確なマーカーを持ち込んでませんからQRHに関しては判りません。
LO回路はシングルch高品位PLL(uPB586+75U04F)で構成しては
ありますが内部に7805と78N10のレグュレータがありますから通電後のドリ
フトは考えられます。スペースが無いのでXtalには加熱素子が追加されていませ
んから冬場にはドリフトがありましょう。
夏場は直下設置では内部温度は60度以上になりますから逆にドリフトは少なくなり
ましょう。

●ドレーク正規品に比べると相当高価になりますが、比較用スタンダードとして使っ
てみます。
パラボラが完成しないとAOー40やUO−11あたりのDN評価は出来ません
が……HiHi。