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[jamsat-bb:6706] 本日12/16のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  目覚まし時計を昨日の設定のままにしていたのを忘れて、5時に起こさ
れてしまった。今日は寝るんだ!。で、気持ち良い二度寝から覚めたのは
8:40。しまった、08:17〜 の UO-14 と 8:33〜 の RS-13 に出損ねた!。

  8:52〜9:06 の AO-27 は東向け最大 33 度のパス。サイパン移動中の中
田さんは昼間は観光をしているだろうが、ちょびっと期待して自宅から
10W で QRV。8:55 に、山影から出た衛星の信号が明瞭に聞こえ、JH1VBQ
局の CQ に応答、QSO 成立。昼間だが今日は調子が良いようだ。続けて
JO2OXL, JO1FEF 局と交信。8:57〜 に KH0 がウィンドゥに入ったはずだ
が…中田さんの QRV は確認できず。145.860 にトラッカー連中が居るが
無視。
  Calsat32 の日没線表示と AO-27 との関係から、このオービットの食明
けは 8:39 頃だ。とすると9分後の 8:48 に中継機が ON になって、18
分後の 8:57 に中継機は OFF になるはずだが…、今日は 9:02 までルー
プテストに成功した。これは、食明け時刻の計算が間違っているのだろ
うか…。

  8:57〜9:13 の FO-29 もワッチ、ビーコンは 539 で入るが、業務局の
FM 信号らしい音がいくつか聞こえるのみで、他局の入感なし。

  9:52〜10:07 の UO-14 は東向け最大 49 度のパス。サイパンからは西
向けなので、中田さんが観光に出ていなければ QRV してくるかも知れな
い。9:56 に山影から出た衛星の信号が入る、が、やはり昼間はアップリ
ンク帯に何かがあるようで、自分の声が返らない。何回かカケラが返る
のみだ。途中 JO2OXL 局の CQ があり、呼んではみたものの交信成立に
は至らず。
  LOS 直前の 10:05 になって、わずかに自分の声が返るようになった。
と、そこに中田さんが KH0XX で QRV!、観光にお出かけではなかったの
か、それともレンタカーのモービル移動か?、呼んでみたところ何とか
レポート交換成功(相手が送ってくれた GL:QK25 もコピー)。その後、
中田さんは CQ を出していたが誰も応答しなかったようで、10:06 に信
号が途絶えた。その後、東南アジアや北オーストラリアとの間にウィン
ドゥかせあったようだが、さて?。

  10:18〜10:35 の RS-13 は西向け最大 36 度のパス、ピコ 21 の 2W
送信で挑戦。10:20 頃に衛星が山影を抜け、ビーコンが入る。バンド内
を探るとパイルが1箇所、9M6CTT で日本語、コタキナバルのレンタルシ
ャックからの通常の交信のようだ。ちょっと離れたところでループテス
ト、10:24 に成功、十分強力なので SSB で CQ を出し、10:27 に 7L2XZL
局から呼ばれ QSO。相手もワイヤーDPとのことだが十分強かった。そ
の後 CQ を出すが応答なし、10:31 にループテストができなくなった。

  10:32〜10:45 の AO-27 は西向け最大 25 度のパス、ちょっと厳しい
とは思いつつも自宅から 10W で QRV。しかし今度は、自分の声のカケラ
が時々確認できるだけで、中国語の QRM に全く歯が立たない。やはり昼
間の大陸上空を飛ぶパスには色々と問題があるのだろうな。

  10:42〜10:58 の FO-29 は西向け最大 29 度のパス、145MHz の SSB 送
信機がないからと、いつもワッチしているだけではつまらない。FM 衛星
に使っている FM モービル機の IC-229 で、PTT を叩いて CW としてアッ
プリンクできないだろうか?、と思い、試す。10:50 位から返り信号が得
られる、ビーコンよりS2つくらい弱い。PTT を断続させてみると、やは
り FM 送信機、立ちあがりの応答が悪く QRH も大きい、これでは速い CW
は打てない、と、5WPM 位のトロトロした速度で VVV DE JF6BCC を打って
みる…汚い符号だ (^^;)。しかも送信周波数を動かせないので、どんどん
受信周波数は落ちていく。
  そうこうしていると 7L2XZL 局から呼ばれてしまった、ひゃ〜。こちら
が遅い CW なもんで、あわせて遅い CW で打ってくれる、気の毒だ。せっ
かくなので応答したものの、7L2XZL DE JF6BCC... とまで打ったあたりで
自分の返り信号が取れなくなってしまった。衛星が建物の影に入ってしま
ったようだ。一応 RST 込みで最後まて打ったが、多分相手には届かなかっ
ただろうな…。
  1994〜1995 年頃にも IC-820 とGPで FO-20 に出たことがあるので、
これが初めての「ふじ」経由の交信と言う訳ではないが、できればもっと
スマートにやりたかったなぁ…。10W と 6ele でも CW なら十分な返り信
号が得られるようなので、ボロでもいいから 145MHz の 10W SSB(LSB) 機
を買うか…それとも VXO 式の送信機でも作るかな。

  11:32〜11:45 にも UO-14 のパスがあったが、西向け 17 度では自宅か
ら見えないし、1つ前のパスのことを考えると望み薄なので断念。

  さて、15:19〜15:31 の SO-35 は東向け 11 度の、久々に良好なパスだ。
実は、Calsat32 で計算させると、この週末まで、サイパンとの間にウィ
ンドゥがあって Voice が ON になるのは、このパスの 15:22〜15:31 の
9分間しか無いのだ。直前になって 7L1FPU 中田さんの Web サイトの掲
示板を見てみたら「今から QRV する」とあった。雨さえなければいける
ぞ。
  15:20 に衛星からの信号を確認、東海上のパスだが、残念ながら日本語
の業務の QRM が強い。JN1GKZ, JA1XTF 局を受信、JA1XTF 局を呼ぶが交
信ならず、JA4GVA 局と交信、7N4IUR 局に呼ばれたが、15:22 間近なので
応答しなかった、ごめんね。
  15:22 に中田さんと思われるループテストの信号を確認、KH0XX で QRV。
しかし、呼んでくる日本の局はさほど多くなく、信号も安定しない。サイ
パンからのアップリンクは良好だが…。15:25 に私も呼んで交信成立、RS
ではなく GL を交換 (^^)。JN1BPM, JR6LDE, JI1FLB 局を受信、しかし皆
アップリンクに苦労していた様子。その後 LOS 近くまで CQ を続けてい
たが応答はなかったようだ。まあ HL も VR2 もウィンドゥ外だし仕方な
いか。それにしても V73 が出てくるかと思ったが残念。

  所用で少々外出。18:00 に帰宅。

  18:37〜18:47 の SO-35 は、18:44〜18:53 に南アジア向け Voice ON
のスケジュールがある。西むけで 18:44 の仰角は6度弱、裏の住宅地の
一番上にある旧教職員アパートの庭まで機材をかついで移動、霧雨程度
だが雨が降ってきた。
  18:44 に 145.825 にダウンリンクが出現、強い。返り信号も強力だ。
CQ を出すと DU1EV 局が応答、59-59 で QSO 成立。その後しばらく CQ
を出すが応答なし。18:47 に返り信号が確認できなくなり、それから 10
秒くらいで入感しなくなった。他のアジア局が出てこなかったのが残念
だ。撤収と同時に降り始めた。こりゃ夜の UO-14 向け移動は無理かな。

  19:32〜19:38 の UO-14 は西向け最大3度のパス。中田さんは夜間の移
動運用はしないと思うが、一応 QRV を期待して自宅から QRV、しかし
返り信号はそこそこ確認できたものの応答が無く、JR?BC? と言うコール
が聞こえたのみ、19:36 に信号が確認できなくなった。

  20:18〜20:28 の RS-13 は東向け最大8度のパス、21:06〜21:21 の
UO-14 は西向け最大 48 度のパス、おそらく中田さんも出てくるだろう。
が、家族の年賀状作成の手伝いでそれどころではなかった。自分のパソ
コンの存在価値が、年に一度だけ見直されるときだから仕方がない Hi。

  21:55〜22:10 に 東向け最大 40 度の FO-29 のパス、KH0 からの QRV
をきたしてワッチ。JN7EXM, VR2XMT 局の CQ を確認。例によって 10W
の FM 機でのループテストを試みるが、今度は成功せず。
  FO-29 にかまけて、21:59〜22:16 の 東向け最大 77 度の RS-13 のパ
スのことを忘れていた。慌てて 22:09 に受信開始、と UA0FEE 局へのパ
イルになっている。ピコ 21 の 2W でループテストを試みたが NG、あっ
と言う間に衛星は建物の影に入ってしまった。ううむ、こんなことなら
最初から RS-13 を聞いておくべきだった…。

  22:36〜22:44 に ISS のパス、仰角が低いのでどうかと思ったが、一
応 143.625 をワッチ、22:40 頃にロシア語の声が入るが弱くて聞き取れ
ない。もっとも強くたって「聞き取り」なんてできないけど…。

  結局、雨は本降りに、22:47〜22:59 の UO-14 は西向け最大 16 度の
パス、移動運用で出たかったが断念。自宅からでは建物の影になって全
くダメ。明日朝の AO-40 の信号確認に備えて早く寝ることにしよう。

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  いやあ、衛星三昧の一日でした。昼間の UO-14 でも KH0 と交信でき
るし、FO-29 では CW モドキで交信できそうになるし (^^)。もっとも、
ちょっと夕方以降が手を抜いてしまいましたね。ワッチしなかった UO-14
や RS-13 のパスにも KH0 からの QRV があったようで…。ちょっと残念
です。

  さて、この原稿を書いている時点で、AMSAT-bb には AO-40 のリカバリ
後のレポートはまだ無いようで、心配です。もっとも、リカバリされた場
合の初期設定値は、U-MB をオムニアンテナにつなぐようになっていたと
思いますから、コマンド局が IHU-2 にリピータプログラムをロードして
V-MB に GB を流さないと、聞こえてこないはずなんですよね。
  明日朝の AO-40 の AOS 時点では、衛星は遠地点に居るようですし、
コマンド局の G3RUH ミラー氏の視界に AO-40 が入るのは、日曜の午後遅
くになってからなんですよね。何はともあれ、無事に復旧されることを祈
りたいと思いますが…。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
  jf6bcc@jarl.com
  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/
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