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[jamsat-bb:6529] Re: Rcv AO-40 EB 2400.600MHz


JF6BCC 今石です。

At 2000/12/01 11:37:47 Fujita Tadayoshi wrote:
> あわてて 2400.600 MHz 付近をさがしたところ、2400.580 MHzでPSK変調の
> 信号を受信しました。
> さっそくデモジュレータの TUNEバーを合わせましたが、TUNEの左右の変動、
> つまり周波数の上下の変動が100Hz幅くらいを小刻みにはげしく動き、BLK,
> CLK,CAR の表示器が3つ揃って点灯することはまれで、解読はできませんで
> した。

  確かに、周波数変動が結構ありましたね。

> 信号強度は(S)メーターでノイズレベル+2程度でした。
> 設備は 18ターンヘリカルアンテナ -> 直付けPreamp -> 5D-2W 2.5m ->
> ドレーク2400to 145コンバータ -> FT-736 です。

  うちは 10ele 八木 -> ドレーク -> 50cm の 3C-2V -> FT-817 です。
S メータは振らない程度の信号強度でした。室内の窓越しで、外は小雨
でしたので減衰もあったと思います。

  で、AMSAT-bb の投稿によると、同じく今朝にワッチをしていた Reg
VK2RW は、20 ターンヘリカルと Parabolic 社製のダウンコンバータで
S5〜7 と強力だったそうです。
  そんなに違うのか?、と思って、ペーパー上に地球と衛星の位置をプ
ロットしてみたところ、MA 20 あたりでの距離が 15,900km、ALAT が -9
なので衛星のビームは南半球側向き、これに地球半径その他の数値を入
れて(雑にですよ)計算してみたところ、AO-40 のビームが向いている
のは南緯 45 度近辺の地表であり、北緯 35 度近辺の日本とのビームの
なす角は 16 度近くありました。
  AO-40 のマイクロ波以上のアンテナは、遠地点でビームの半値角内に
地球が綺麗に収まる設計ですから、ビームの半値角は +-7 度くらいの
はずです。それが、その軸が 16 度も日本から外れているとなれば、弱
くて当たり前、かつ、VK では強くて当たり前ってことなんでしょうね。
昨日と今日と、信号が弱かったので心配してたんですが、何となく納得
しました。

  いずれ、目標の ALAT=0 になるはずですが、そうなれば日本もギリギ
リビーム幅に入るはずです。もっとも、ALAT=0 になってモーターを使
うときには、ビーコン送出はお休みになるかも知れませんけど、400N
モーターを燃焼させる時間は、ほんのわずかですしね。

  明日の AO-40 の AOS は 4:54、MA 15〜26 は 5:22〜5:52 の 30 分間、
福岡からの方位は 143〜128 度(南東)、仰角は殆ど変わらず 21 度だ
そうです。また5時起き?、ううむ、つらいなあ…。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
  imaishi@aa.mbn.or.jp
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