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[jamsat-bb:3787] RS-18 Beacon (2)


 今朝(11日)、7時40分過ぎにMIRから放出されたミニ・スプートニク衛星
(RS−18)のビーコン信号を受信しました。ビーコンはFMモードによる音声で
それぞれ9種類の音(音声メッセージとビープ等)で構成されていました。
 聞いたところでは、事前に周知されていたとおり、フランス語、ロシア語及び英語
の3種類によるメッセージのようでした。この一連のメッセージ送信が約2分間の間
断続的に続き、それを順次繰返して送信しているようです。この音声は、男声・女声
による地上へのメッセージとなっています。 ビーコンは、放出されて間もないせいか
MIRのオービット#72707とほぼ同じ時間帯に受信できました。
 また、受信周波数は公表されている145.812MHz±ドップラーの範囲でした
ので、予定どおりだと思います。メッセージに使用されているビープ音については、
今回は7回と5回のもの及び5秒程の単一トーンの連続がありましたが、前回のよう
に、これが衛星のパラメータによって順次変化していくものかどうかは不明です。
 今回のパスは仰角が高かったせいもあり、TCAではS9+で強力に入感していまし
たが、多分、比較的簡易な設備でも十分に受信可能だと思います。


                JH4DHX/3 大谷  Nov.11 '98
P.S
これは、私が前出したメールの補足版です。