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[jamsat-bb:11414] Re: RS-21 Telemetry


JF6BCC 今石です。

  おはようございます。本日は QRV せず、小笠原行きの機材を調達、整備
します (^^;)。

At 2002/04/20 01:36:37 大谷 芳充 wrote:
> >TTXB132 - 145MHz送信機の温度     54℃
> >TFLV118 - 衛星上面の温度         40℃   (食中にしては熱くないか?)
> >TFLN143 - 衛星底面の温度         65℃
> >TPPA136 - 搭載Aボードの温度     58℃
> >TPPB135 - 搭載Bボードの温度     57℃
> >TTXA136 - 435MHz送信機の温度     58℃
中略
> それとも、RS-21 Telemetry decode format自体の換算式に間違いがあるって
> ことはないでしょうか? 例えば温度を示す値(T)が、仮に正しい値だとして、
> もし、それを摂氏でなく華氏表示だと考えれば、17℃内外の数値となります。

  ロシアの衛星なら、華氏より摂氏を使うのが自然なはずですが、確か
に華氏表示だとすると、

 54°F => 12℃
 40°F =>  4℃
 65°F => 18℃

  …ですから、ありえそうな数値になります (^^;)。ひょっとしたら、
温度センサが米国製で出力が華氏モードなのかも。で、公開されたデー
タは、それが発覚する前の設計書で、摂氏のままだったのかも。

# 温度センサの出力値が 0〜255 だとすると、華氏なら -61℃〜80℃、
# 摂氏なら -78℃〜177℃ の測定レンジです。衛星に搭載することを考
# えた場合、華氏だと 80℃ 以上は測れないことになってしまいますか
# ら、摂氏にすべきでしょう。で、それで設計して作ってみたんだけど
# 肝心のセンサが華氏出力だったので、やむなく、とか (^^;)。

> しかし、送信電力に関しては、これまで受信した数値は0以外には無かった
> ことからすると、やっぱり何か変ですよね・・。  (^^;

  送信電力を検出する機構に異常があるのでしょうね、きっと。11.8V
で UHF 送信機が 80mA 食っていて、FET などによる高効率の送信アン
プが終段に使われていて効率 70% が得られたと仮定すれば、送信出力
は 0.66W ですから。

  ところで、何で「華氏」なんでしょう?。「摂氏」はセルシウス氏が
由来なので日本語で「摂氏」と当てるのは自然なのですが、「華氏」の
方はファーレンハイト氏が由来、発音が違いますよね。…もっとも、華
と言う文字は中国では「ファ」だったような気がしますので、それが元
かな?。おっと off topic で失礼 (^^;)。

では。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
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