[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[jamsat-bb:8922] ドップラー補正


相田 さま、みなさま

鶴見です。

4年ほど前からWinOrbit + 自作ソフトで自動ドップラー補正を
使っています。
と言っても、自分の所で受信周波数固定となるように
TXを制御する「自分勝手モード」と自分勝手に呼んでいます。
衛星周波数固定が理想的なのはその当時から納得してはいるのですが、
相手が同様な自動制御でないと成り立たないわけで、多分
相手がほとんどいないのではと、サボったままになっています。
衛星周波数固定モードを追加するのは計算式の変更+α程度で
たいしたことではないのですが。

自分勝手モード(あまりお勧めできないのですが)を使用しての
感想ですが、相手を見つけてコールする時に周波数を合わせるために
TXをスイープさせる必要が無いなど、かなり楽々運用です。

トランスポンダーの周波数ですが、FO-20/29の場合、公称値から
若干外れてはいますが、かなり安定なようです。 
画面のスピンエディットで補正可能にしてありますが、多くても
300Hz程度で済んでいます。 AO-10はかなりドリフトするようで、
2KHz近い補正が必要なことがありました。
自分のリグのドリフトもあるので、この値の信憑性は?ですが。
何れにしても空いている周波数でループテストで一度ゼロインして
おけば、そのオービットは全てOKでした。
トラポンの周波数はWinOrbitの **.ATT ファイルに書き込んだ
値を基準に計算しています。
FO-20/29の場合、公称値からの誤差を含めて以下の通りです。
(FO-20)
UplinkFreq= 145.9481
DownlinkFreq= 435.85
(FO-29)
UplinkFreq= 145.9522
DownlinkFreq= 435.85

AO-40(コンバータ使用)の対応も考えていますが、コンバータLOの
ドリフトが大きく、これを解決しないと役に立ちそうに無いので
これまたサボったまま。

私も、どのくらいの方が実際に自動補正(衛星固定)で運用している
(出来る)のか、大変関心があります。 サボらないで意欲を
取り戻すためにも。