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[jamsat-bb:8222] 本日04/30のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  昨夜 21:31〜2:15 に AO-10 のパス、沈みかけの 11:43 頃に近地点に
近づくチャンスがあるが、眠気が勝り爆睡…。8:00 に起床。

  昨夜 21:05〜11:43 の AO-40 のパス、7:46〜 に MA=200 となり、LOS
する 11:43 の MA=253 まで受信の絶好のチャンスだが、LOS のちょっと
前まで方位が建物の影になり、あまり良好とは言えない。8:04、MA=204.3
で 43,600km の時点で受信開始、S4〜5 程度と結構強いが、QSB もあり
なかなかデコードできない。

  8:36〜8:50 の AO-27 は東向け最大 31 度の南下パス、混信も少なく
良好、7N4IUR, JN1BPM/1, JH7UMF, JR1CUX 局と交信、8:43 にサイパンの
KH0/W1FPU 中田さんを確認、JR6NVG, JA4GVA 局を受信。後半またもや私
も中田さんを CALL し QSO。8:47:25 にダウンリンク消失。

  QSO 後 AO-40 に戻る。MA=214.4、39,000Km だが、とうとう建物の影に
入ってしまいデコードできなくなった。建物の影から出てくる 11:20 あ
たりまで受信は中断だ。

  8:53〜9:02 に ISS の南東向け最大 16 度のパス、UI パケットのデジ
ピートに挑戦するが、ダウンリンクを確認できず。

  9:23〜9:39 の FO-20 は東向け最大 14 度の南下パス、9:26〜9:40 の
UO-14 が東向け最大 35 度の南下パスで重なっている。まずは FO-20 に
出て、UO-14 が山影から出る頃に QSY しよう。
  FO-20 のループテストに 9:24 に成功、あまり強くないので CW で CQ
を出すが応答なし。9:30 に UO-14 に QSY。
  QSY 直後 JN1GKZ 局の信号を受信。アジアは平日でも日本は休日のおか
げか、業務の混信がさほど強くない。ってことは混信の主原因はやはり日
本のトラッカー連中なのか?。JR6LDE, JA3CF, 7N1JVW, JA4GVA 局と交信、
JA7OQZ, JA7JSK 局を受信。LOS 近くになり関東の某局が CQ を連続して
出すが、応答は無かったようだ。

  10:15〜10:29 の AO-27 は西向け最大 26 度の南下パス、10:20 によ
うやくダウンリンクを確認、北西方向が全く影になるのは不利だ。JM7DRM,
JM1XAA, JH3RKB 局を受信、JH3RKB 局は呼んだのだが応答を確認できず。
口笛の妨害が強い。10:27 に衛星は山影へ。

  10:29〜10:39 に ISS の北西向け最大 32 度のパス、LOS 舞うの北東
端を狙う。145.800 にトラッカー連中が居るが、さほど強くないのでま
あ大丈夫だろう。が、残念ながらダウンリンクを確認できず。

  11:10 より AO-40 の受信を再開。衛星はまだ建物の影の方向だが、近
づいて信号が強くなったせいか、MA=247.1、11,700km でS4程度で入っ
てくる。AO40RCV のデコードも順調だが、なかなか CRCC OK にはならな
い。11:16 MA=248 でS7、かなり強力になり、以後 CRCC OK のブロッ
クが多数取得できる。11:38 あたりから QSB が激しくなり、11:38 に信
号消失、まだ仰角3度のはずだが、雨天で地平線近くでは減衰してしま
ったのかも知れない、前半9個、後半 96 個のテレメトリデータの取得
に成功、うち CRCC OK は後半の 65 個だ。

  14:19〜15:19 に AO-10 のパス、忘れていて (--;) 15:04 に気がつき
QRV、しかし、ほんの十数秒だけループテストに成功したが、後は沈黙し
てしまった。状態はあまり良くないようだ。

  15:20〜17:00 に外出し、TDK の 45cm Dish で 2.4GHz を受信するた
めのパーツ・材料を買う。
  帰宅早々、16:59〜17:09 の ISS のパス、UI パケットのデジに挑戦す
るが、ダウンリンクを確認できず。今日は OFF なのかな…?

  20:41〜20:54 の UO-14 は東向け最大 35 度の北上パス、AOS 直後に
激しい QSB、KH0/W1FPU 局の CQ を確認、応答が無いのでまたもや呼び
QSO、呼ばないって言ってたのに (^^;)。7N1JVW, JA2FYO, JA3CF, 7K4IIN,
JM7DRM, JH0TOG, JN7EXM 局を受信、と、DU1EV 局が QRV、中田さんが
DU1EV 局を呼んでいたが、交信できたのだろうか?。JA1XTF, JA9BIP 局
もその後に出てきたが、サイパンでは LOS してしまったようだ。
  バスの後半に UA0LOQ 局が QRV、呼ぶが応答が無い。何度も呼んでも
無理だろうと諦める (--;)。JA4HZN, JG8WJI, JA2NLT 局を受信、20:50
に衛星は山影へ。

  21:27〜21:42 の FO-29 は最大 84 度の南下パス、21:31 に衛星が山
影から現れビーコンを確認。JK1PDD (CW), JH0TOG (SSB), 7K4IIN (SSB)
局の信号を確認、7K4IIN 局と QSO。衛星が天頂を過ぎて南に移り、LOS
近くになるとまた激しい QSB、赤道近くの電離層に異変があるのかも知
れない。QSB/QRM の中、JA6BX 局と QSO、21:41 にダウンリンクを見失
う。

  21:55〜翌 1:20 に AO-10 のパス、22:09 (MA=161) にループテスト
を試みるが NG。38,900Km の彼方では仕方ないかも。

  22:20〜22:34 に UO-14 の西向け最大 23 度の北上パス、AOS 後また
しても激しい QSB、しばらく続いて JA6BX 局の CQ が途切れ途切れに
なる。パスの中ごろにようやくループが通り、JR6LDE, JH3RKB, JO1ZVV,
JA6BX 局と QSO、22:28 に衛星は山影へ。
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  今朝も AO-40 のビーコン受信に挑戦しました。アンテナの設置位置の関係で
途中で一時中断しなくてはなりませんでしたが、MA=200 あたりからでもそれと
わかるほど、S2-MB が聞こえてきます。受信したテレメトリデータの M ブロッ
クです。

M  QST AMSAT OSCAR-40       ***UPDATE***            2001-04-30  
      AO-40 is out of hibernation.  Magnetorquing toward        
     ALON/ALAT = 0/0 is commencing.  RUDAK operations and       
            transponder activation expected shortly.            
                                                                
       The AO-40 team would like your telemetry files!          
 Please "zip" compress your daily telemetry files and e-mail to:
                 ao40-archive@amsat.org                         

  マグネトルキングによる姿勢変更が再開されたようですね。

  さて、本日午後に JAMSAT-b 上で、TDK の BS 用 45cm Dish にどうやってア
ンテナを取り付けるかについて書きましたが、午後に部品を買いに出かけて、実
際にやってみました。キャラクタで図を書きましたので、等幅フォントで見てく
ださい。

                       /      
                     /        (a) NP-3
               (b)   |         (b) 3D-2V 10cm
+------+       ↓    |         (c) NS-3D (NR-3 の基台ネジつき)
| 2880 |]  ]##======###] ←(c) 
+------+   ↑        |         
           (a)       |         
                     \        
                       \      

 まずはパラボラ側ですが、モービル基台用のネジがついたストレートのケー
ブル用 NR コネクタ NS-3D が入手できましたので、パラボラの底にある穴にそ
れを固定して、3D-2V 10cm を介して NP-3 をつけ、2880 に接続するようにし
ました。

     /                        
   /                          (a) NP-3。
   |    (a)                    (b) 外径 6mm の銅パイプ。中に被服を剥いた
   |     ↓       /  /|            3D-2V を通し NP-3 にハンダつけ。
  ###]  ]##======/==/=| ←(d)  (c) 2mmφ銅線で作った 2.5 ターン LHCP ヘ
   |        ↑  /  /  |            リカル。マッチング省略 (^^;)。
   |       (b)    ↑           (d) 燐青銅 0.5mm 板 60x60mm の反射板。
   \             (c)          
     \                        

  次に、パラボラ中央に取り付ける輻射用アンテナですが、銅棒と銅線、銅板
を使って上図のような 2.5 ターンヘリカルを作ってみました。AO-40 の RHCP
に対応するためヘリカルは左巻きです。給電点は同軸との直接接続で、特にマ
ッチング回路は入れていません。
  もともとの BS 用コンバータについていた 12GHz 用ヘリカルの先端の金属
キャップ(反射板)からパラボラ底面までが 139mm でしたので、(d) の反射
板もパラボラ底面から 139mm の位置にしてあります。ただ、銅棒と銅板をハ
ンダ付けしてしまった関係で、前後の移動ができませんので、実際に信号を受
信して焦点を合わせる、という訳にはいきません (--;)。

  コネクタを多用していることによる減衰もありますし、給電方法については、
今後の課題にしたいと思います。

ヘリカルの写真 (夜間のため写りがあまりよくない)
http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/images/tdkdish02.jpg

  実際に、普段 29 エレループに接続している 2880 をこちらに接続して聞
いてみますと、いつもは S2〜3 ほど振るノイズが感じられません、簡易S
Gで出した信号は受信できているので、感度が悪いだけかも… (^^;)、まあ、
いいかげんに作ったヘリカルですからね。また、さすがにパラボラ、アンテ
ナを簡易SGの反対側に向けたら、信号はカスリもしなくなりました。
  ともかくこれで、5/1(火)早朝の AO-40 からのビーコンを受信してみよう
かと思います。がんばって早起きしなくては…。

  なお、仮説台はアンテナが2本設置できるようにしてあります。以下の写
真は実際に 29 エレループと一緒にセットしてみたところです。

http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/images/tdkdish02.jpg

  とは言え、まともに動作しているコンバータが1台しか無いので、両方を
同時に使って比べてみる、というのが難しいのが難点です (--;)。早いとこ
ろ修理しなくてはいけませんね。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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