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[jamsat-bb:7987] 本日04/08のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  8:42〜8:56 の AO-27 は東向け最大 34 度の南下パス、UO-14 と重なってい
るが、UO-14 は夜でもできるので、まずは AO-27 から。8:45 に衛星が山影か
ら現れダウンリンクを確認、JI1OCJ, JM1LQI 局と交信、が、他に QRV が無い。
みな UO-14 の方にいるのだろうか。パスの後半はループテストが通らなくな
ったため UO-14 に QSY。
  8:45〜8:56 の UO-14 は東向け最大 12 度の南下パス、LOS まであと2分し
か無かったが JK1PDD, 7N4IUR, JI1OCJ, JK7UHC, 7M4KRX 局と交信、JA1GIA?
局を受信。日曜の昼間はやはり通りがいいようだ。しかし、どうして UO-14
はこんなににぎやかなのに AO-27 はあんなに寂しいのだろう?。

  今日は外出予定だったが、都合でとりやめ。

  〜10:23 に AO-40 の MA=252 の LOS。9:00 (MA=233) 時点で受信を試みた
がNG、9:29 (MA=240) で 2401.356 付近で信号を確認。なるほど、近地点後
より近地点前の方が信号が強いようだ。9:31 頃に最初のテレメトリデータが
デコードされる。が、さすがに CRCC NG だった。
  その後信号はどんどん強くなるが、なかなか CRCC OK とはならない。MA=249
あたりで QSB がひどくなったが、すぐ後の MA=250 で CRCC OK のデータが連
続するようになったところを見ると、丁度 Helix のサイドローブのボトム角
度に陥ったのかも知れない。LOS ギリギリの MA=252 あたりが、もっとも状況
のよいフェーズになるようだ。10:22 に衛星が建物の影に入ってしまい信号を
見失う。結局、テレメトリデータは 160個ほど、うち1割程度の CRCC OK ブ
ロックが得られた。

 A  HI, THIS IS AMSAT OSCAR-40       2001-04-08  01:20:23  #00BA
 +-------------------------------------------------------------+
 |       ALON/ALAT = 150/0     Magnetorquing toward 130/0      |
 +-------------------------------------------------------------+

  AO-40 の LOS 後、10:22〜10:35 の AO-27 の西向け最大 24 度の南下パス
と、10:23〜10:38 の UO-14 の西向け最大 64 度の南下パスが重なっていた。
AO-27 はパスの大部分が地形の影となるので QRV を断念し、UO-14 の方に出
ることに。10:27 にダウンリンクを確認、VR2XMT, 7M4KRX 局と交信、JA2NLT,
JF1SAG, JI1FLB, JA7JSK, JI1OCJ 局を受信。やはり日曜の UO-14 は昼間でも
通りがいい。

  さて、HDD を交換したパソコンに、必要なソフトを順次入れていくと、また
不安定になってきた。再起動に失敗するケースがしばしば…。放熱が不充分で
熱暴走しているのかも知れないが、ひょっとしたら CPU が痛んできているの
かも知れない。半導体部品は半永久的に使える、と言うのが今までの常識だが、
集積度があまりに高くなると寿命も短くなるらしい。コキ使ってたしなあ…。
  とは言え、いまさらソケット7の CPU などあまり手に入らないだろうし、
安いにしても性能アップにならない部品交換と言うのも、いい気がしない。や
っぱ買い換え時期なのだろうか。

  18:03〜19:34 に AO-10 のチャンス。18:07 頃に誰かのループテストが入
感し始め、18:08 にループテスト成功、MA=1 でほぼ近地点、ダウンリンクが
非常に強く、5W でも 59 で返ってくる。UA9HK - 9V1XE 局の交信を受信、S79
セイシェルが視界内にあるので期待して探すが、居ない、残念。
  18:55 まで運用し、JA2ORW, VR2XMT, JA2FYO, HL5OC, 9V1XE, V73SP 局と
交信、JA1INH, 7M4DUI 局を受信。JA2ORW 局によれば、今夜 N2PL プレスト
ン氏(訪日中)とのミーティングがあるとか。VR2XMT 局は今夕のパスで UA2,
UT4, TA と交信できたそうで、西側でヨーロッパに近い地域がうらやましい。
9V1XE 局も OH や DL 他の EU 局と多数 QSO したそうで、S79RN 局は昨日は
出ていたが今日は聞いていないとのこと。HL5OC 局は AO-13 のリタイヤとと
もに QRT していたが最近再開したとのことだった。V73SP 局とは FM 昨年の
衛星以来で久しぶりだ。夕食で 18:55 に QRT。

  20:00〜20:11 の UO-14 は東向け最大 13 度の北上パス、AOS 早々 7N4IUR,
JH7UMF 局と交信。日本語の QRM が厳しいが、西向けパスの時のような苦し
さは無い。JK7UHC, 7K4GHK, JA7OQZ 局と交信、JA1GIN, JG8W? 局を受信。
パスの中ごろに UA0LMC 局と交信、その後 UA0LOQ 局がCQを出したが、応
答を受信てせきていない様子。20:07 に衛星は山影へ。
  パス中、JH6xxx 局がCQを繰り返すが、私を含めかなりの局が呼んでい
るにも関わらず全く反応しない。他の局にかぶせて電波を出してくるところ
を見ると、ダウンリンクを全く受信できていないようだ。受信できないのな
ら送信しないでほしいものだが、毎回のCQの声が同じに聞こえるあたり、
ひょっとしたら誰かが録音したCQを再生しているイタズラか、本人だがボ
イスメモリ等の誤操作なのかも知れない。多分福岡県内の局だと思うが、ア
ンテナを西に向け居てたこともあり、アップリンク帯では受信できなかった。

  20:31〜20:44 の FO-29 は東向け最大 21 度の南下パス、20:37 にループ
テスト成功。JA2FYO, JK7TYN?, JH7PAV 局を受信、7N4IUR, JM3EYK 局と交
信。FM 衛星に比べると QRV 局が少ないのは相変わらず (^^;)。

  21:37〜21:51 の UO-14 はに西向け最大 65 度の北上パス、JR6LDE, 7N4AVW,
JH5DAH, JA9BIP 局と交信、HL2JFM 局を受信、パスの中ごろに UA0LMC 局が
QRV、JE2UAZ, JA9BIP 局と交信しているのを受信したが、最後まで確認でき
ず 22:29 に衛星は山影へ。

  22:15〜22:30 の FO-29 は西向け最大 38 度の南下パス、22:17 にビーコ
ン確認、22:21 にループテスト成功。返り信号が強いので SSB/CW で CQ を
出し、7M4DUI 局と交信。他に信号を確認できず 22:29 に衛星は再び山影へ。

  その後、AO-10 が南東の空 39,000km (MA=99) にあったので、FM 衛星用
の6エレ八木でどの程度できるかとループテストを試みたところ、自分の信
号が 419 程度でしっかり取れた。視界内はほとんど太平洋地域て、アジア
を除いて深夜であるため QRV 局が居ないため、電力が自分のループテスト
に集中できたからかも知れない。北米カリフォルニアがわんの少し視界に
入っていたので、ちょっと期待して 22:39〜22:48 の間 CW で CQ を出した
が、さすがに応答なし、でも、久しぶりにタイムラグの深い CW を実感。こ
ういう時は縦振り電鍵が便利だ。
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  昨日、仮組みした雨傘利用のパラボラですが、傘の骨の力ってのはかなりの
ものなんですね。8枚の反射板はアルミテープでしっかりと貼り合わせて骨に
固定していたつもりだったのですが、1日放置したら、骨の張力でみごとにバ
ラけいしまいました。

  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/images/umb-dish02.jpg

  まあ、絞り方が強すぎたと言う問題点もあるのですが、継ぎ目をもっと強力
にするとか、継ぎ目の少ない形状に反射版を切り出すとか、あるいはアルミ蒸
着シートを使うのではなく、傘布そのものにアルミ箔を貼るなどして反射版に
するのがいいのかも知れませんね。これはいい経験になりました。
 津山の総会までに、皆さんにお見せできるものができるといいんですけど、
時間的に苦しいかも…。

 ところで、現在、私が使っているSバンド受信用のアンテナは、こんなもの
です。

  実際に受信しているところ
  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/images/sb29ele01.jpg

  仮設台の取り付け部分
  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/images/sb29ele02.jpg
 
  マキの 29 エレループ八木に、標準的な改造を行ったドレーク 2880 コンバ
ータを直付けし、南向け窓の手すりにくくりつけた仮設台から、手で方位と仰
角を合わせています。3C-2V 7m 経由で FT-817 での受信で、現在は手でドブ
ラーシフトを追いかけていますが、近いうちに、デコードソフト AO40rcv の
シリアルポート出力を使って、ドプラーシフト自動補正をさせてみようかと考
えています。
  アンテナの着脱を容易にするため、仮設台のブームは矢崎のイレクターパイ
プを使い、スチロール製のT型ホルダを介して、エレメントブームを着脱でき
るようにしてあります、。また、この方式をとるため、マキの29エレの後部
はイレクターパイプで延長してありますが、この部分は、マキのブームにコル
クの細帯を巻いてイレクターパイプの内径に合わせ、差し込むだけにしてあり
ます。いずれこの部分は、屋上に固定設置する場合には改造する予定です。矢
崎のイレクターパイプは鉄管をプラスチックで覆っただけで、クロスブームと
しては不適切ですが、アンテナの給電点から先を突き出して使う分には、特に
問題ないと思います。

  今日の AO-40 の受信では、AO40rcv の機能を使って WAVE ファイルの取得
もやってみましたが、さすが、ほんの数分でも巨大なファイルができてしまい
ますね。Web サイトに載せようかとも思ったのですが、容量の問題があるので
断念しました (^^;)。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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