SCOPE アップデート | ![]() |
The Japan AMSAT Association
RUDAK-U/SCOPE合同ミーティング 日本で開催(1996年11月9〜10日) 1996年11月9〜10日(土〜日曜日)、RUDAK-UとSCOPEチームの合同ミーティングが千葉県市川市で開催された。今回のミーティングは、RUDAK-Uチームの WA7GXDライル・ジョンソン氏が本業の出張のため来日した機会を利用して行われたもので、ライルにとっても、そしてSCOPEチームのメンバーにとっても、休日を返上してのミーティングとなった。 彼の来日を前にして、JAMSATのSCOPEチームから、組立を完了したSCOPEモジュールのエンジニアリングモデル1台と、パソコンでSCOPEモジュールを操作するためのソフトウェア、さらに CAN-BUSインターフェース回路の1式を、アメリカの RUDAK-Uチームに発送してあった。これは、SCOPEモジュールとRUDAK-Uモジュールの接続試験を行うためのもので、これらを使用して、他の機器とSCOPEモジュールとの間で CAN-BUSインターフェースを経由しての接続確認、さらにバックアップとして RS-485シリアルリンクでの接続確認などが行われる。
われわれのRUDAK-U/SCOPEプロジェクトを完成させるまでに、時間の余裕はほとんどない。写真は、SCOPEチームの JR1ING菊川氏撮影。
JAMSATが製作した、実際に宇宙へ飛ぶ SCOPEのフライトモデル。突き出した2本の光 学系(レンズとフード)も、ダミーではなく宇宙仕様のもの。フライトモデルの本当 の完成までには、ブートROMコードの最終焼込みだけが残っており、これはRUDAK-Uモ ジュールとSCOPEモジュールを接続して行う試験が完了してからになる。 SCOPEモジ ュールは、1996年8月に、モジュール全体を真空チャンバーに入れて動作試験を行う 真空試験を済ませている。さらに温度試験も今週予定されている。光学系に関しては 、さらに真空試験を行うことも計画中。また、改造やデバッグ、そして動作試験のた めにこのSCOPEモジュールは、東京近郊だけでなく、京都や大阪にもたびたび運搬さ れており、その道中の振動や衝撃に耐えて、十分に動作している。写真は、SCOOEチ ームの JR1ING菊川氏撮影。
この画像は、次期国際協力アマチュア衛星 Phase-3D(フェーズ・スリー・ディー)に搭載されて、地球を回る軌道上から地球や星野の画像を撮影するSCOPE(スコープ)デジタルカラーカメラで撮影したものです。今回のミーティングは、JA2PKI岡本氏の自宅で行われました。SCOPEモジュールの操作は、SCOPEチームのJM3MAJ大畑氏。 その他の写真(撮影:JG2BVO/W 笠井氏) 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 Copyright 1996 by JAMSAT ja2pki@jamsat.or.jp
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