[jamsat-news:3769] 関西アマチュア無線フェスティバル( KANHAM2022)に出展しました!

大谷 芳充 mxl01506 @ nifty.ne.jp
2022年 7月 18日 (月) 22:09:54 JST


先週末の7月16日(土)・17日(日)の両日、恒例の関西アマチュア無線フェスティバル(関ハム2022)が大阪府
池田市において開催され、今回もこれにNPO-JAMSATとして出展しましたので、簡単にレポートしたいと思い
ます。

この関ハムは、関西において最も大きな規模での開催行事であり、主催者発表によると、この催しに 16日
に2,500名、翌17日には3,000名と全体で5,500名もの参加があったとのことで、久しぶりに大変賑やかな雰
囲気のなかでの開催となりました。当初、新型コロナの蔓延状況も収まりをみせていたものの、開催直前に
なった途端、爆発的な蔓延拡大となり、一時は実開催を危ぶむ声も聞かれましたが、何とか無事に開催を終
えることができました。
JAMSATは、今回も会場内・外に出展ブースを構え、衛星通信関係のポスター展示や資料配布(衛星通信よろ
ず相談等)とともに屋外運用ブースでは公開でのデモ運用を行いました。また、これに加え、恒例となった
衛星通信入門講座を開催しました。

開催初日は、オープン直前に急な大雨となり、会館前の公園にはフリマ出展用の車がズラリ並んでいました
が、すでに地面は一面の海と化しており、久しぶりのフリマも今回は散々なスタートになったようです。
今回の屋内での出展ブースは会館3階での出展となり、初めての出展会場に聊か躊躇しつつ出展準備に着手
しました。会場では、北村さんが準備された金属製の型枠に展示パネルの貼り付けを行い、非常にスッキリ
とした展示を行うことができました。また、配布資料のセットなど手分けをしながら10時からのオープンを
待ちました。配布資料については、「いま使える低軌道衛星情報」として、A4版の資料および現在開発中の
「てんこう2」やNEXUSの紹介、NPO-JAMSATの紹介・入会案内をセットにしたものを来場者に配布しました。
会場内にはジャンクがお目当ての来場者も多く、これら沢山の方々にもブースに立ち寄っていただき、あれ
これ衛星通信についてPRすることができました。

また、会館内・デモテントにそれぞれJAMSATとしてのZOOMを立ち上げ、会場の様子を配信したり直接質問等
に応えたりと、来場できない方々にも会場の雰囲気を味わっていただけるよう工夫しました。

一方、会館横のウッドデッキでの公開運用テントでは、衛星通信用のアンテナを(ナガラから借用)を準備
して対応しました。今回はアンテナを会館屋上から下に移しての運用となったことから、パスの半分しか見
渡すことができない環境となりました。それでもパスの予定時間になると結構な人だかりとなり、サテライ
ト通信に興味のある局が潜在的に多くいることに、思いのほか感心した次第です。

今回は、JAMSATクラブ局「JS1YAQ/3」での運用を行い、交信結果は、PO-101、RS-44、SO-50、CAS-4B、ISS
にそれぞれQRVし、合計33QSOでした。JAMSATデモ運用ブースに立ち寄っていただいた皆さん、コールいただ
いた皆さん、どうも有り難うございました。

また、関ハム恒例となった「初心者のためのアマチュア衛星通信入門講座」には、今回も多くの方々に集ま
っていただき、衛星通信の楽しみ方などについてお話することができました。皆さん、熱心に説明を聞いて
下さるとともに積極的に質問される方も多く、やりがいを感じました。また”コスモ女子”というグループ
のメンバーの方が参加されており、女性だけで衛星を打ち上げるプロジェクトを立ち上げているとのことで
した。どの世界においても女性の進出が目まぐるしいようで、サテライト通信の分野でも大いに賑わってほ
しいものです。今回、この講座をきっかけにして、衛星通信にトライしてみようという方が多く出てくれば
と、期待しています。

今後の予定としては、8月のハムフェアへの出展となりますが、その頃までには新型コロナの蔓延も収束し
ていることを願うばかりです。

最後になりましたが、今回の出展にご協力いただいた皆さん、大変お疲れ様でした。

出展参加者(敬称略)
JH3NYP:岸裏、JH3TXF:北村、JH3BUM:石原、JH4DHX/3:大谷

文責:JH4DHX/3 大谷



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