[jamsat-news:3608] 関西ハムシンポジウム2019出展報告(2019.3.10)

大谷 芳充 mxl01506 @ nifty.ne.jp
2019年 4月 14日 (日) 17:53:46 JST


関西ハムシンポジウム2019に出展しました!

ご報告が大変遅くなってしまいましたが、先月3月10日(日)、尼崎リサーチ・インキュベーションセンター(エーリック)にてJARL
兵庫
県支部主催による恒例のハムシンポジウム2019が開催されました。これに今年もJAMSATとして出展しましたので、簡単にレポート
したいと思います。

例年ならば毎年1月に開催されているこのシンポジウムは、関西では関西ハムに次ぐ大きな恒例行事ですが、今年は3月での開催と、
いつもより2カ月ほど遅い時期の開催となりました。主催者発表によると、この催しには全体で1,500名の参加があったとのことで、
大変賑やかな雰囲気のなかでの開催となりました。

今回は、会場内の一番奥の位置に出展ブースを構え、衛星通信関係のポスター展示や資料配布(衛星通信よろず相談等)とともに、
毎回恒例となった衛星通信入門 講座(講演会)を、開催しました。

先ず、出展ブースでは、いま使える低軌道衛星情報としてA4裏表1枚の資料とNPO-JAMSATの紹介をセットにしたものを来場者に
配布しました。最近は、アナログトランスポンダ搭載の衛星が増えているところですが、逆に以前は衛星通信入門用として賑わって
いたFMレピータ衛星の数が限られてきている状況にあり、衛星通信への入門用として、今後新たな衛星の誕生が期待されます。
会場内には、お目当てのジャンク漁りを楽しみに来場された人が多く、これら沢山の方々にブースに立ち寄っていただき、あれこれ
衛星通信についてPRが出来たように思います。


一方、衛星通信入門講座は、今回も多くの方々に集まっていただき、衛星通信の楽しみについて、お話しすることができました。
開催時間は9時半分から11時半までの2時間でしたが、開始早々数名ほどだった聴講者も途中から段々と増えはじめ、最新の衛星
情報を織り交ぜたパワーポイントに沿って説明と実際の衛星からの電波受信音を聞いていただきながら、ゆっくりとお話することが
できました。この講演会をとおして、衛星通信の面白さについて多くの方に興味を持っていただけたのではと思います。

特に、今回は昨年秋に初のアマチュア静止軌道衛星として打ち上げられたEs-Hail2(QO-100)、また今年1月18日に打ち上げ
られた日大とJAMSATとの共同開発によるアナログトランスポンダ搭載衛星NEXUS(FO-99)の紹介等、いつになく話題の多いなか
での入門講座となりました。
 
JAMSATの出展としては、今回はこの2つであり、残念ながら衛星通信の公開運用は行いませんでしたが、沢山の方々にお越しいた
だき、衛星通信に関わる色々な情報について共有し合うことができたのではないかと自負しています。次回は、ぜひより多くの参加者
にお越しいただき、有意義な出展ができればと思っています。

今回の出展にご協力いただいた皆さん、大変お疲れさまでした。

出展参加者(敬称略)
JA3BLK:西郷、JA3RVS:森田、JH3NYP:岸裏、JH3TXF北村、JF2AGB:中村、JH3BUM:石原、J
H4DHX/3:大谷

2019.4.14 JH4DHX/3 大谷




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