[jamsat-news:3371] 小型衛星の科学教育利用を考える会

深井 貫 fukai.kan0203 @ jcom.home.ne.jp
2016年 7月 5日 (火) 22:10:01 JST


JAMSATの皆さんへ
深井(JH1CEP)です。
小型衛星の科学教育利用を考える会の案内です。

第3回小型衛星の科学教育利用を考える会

URL:http://uchiyama1.ed.shizuoka.ac.jp/~sess/



日程 2016年8月24日12時~25日12時(予定)

    24日の18時より懇親会 (参加費 3500円程度) を予定しております。



会場 京都市立京都工学院高等学校



主催 「小型衛星の科学教育利用を考える会」実行委員会

   [委員:松村雅文*(香川大学)、能見公博*(静岡大学)、渡辺謙仁(北海道大学)、

   有本淳一(京都市立京都工学院高等学校)、内山秀樹(静岡大学)、

  藤井大地(平塚市博物館)、中串孝志(和歌山大学)、野澤恵(茨城大学)、

  平山寛(九州大学)、深井貫(JAMSAT) *協同代表]



概要

 “Cube-sat”と呼ばれるような(超)小型衛星は、色々な可能性を秘めており、

大学や高専等でも開発が可能であるため、近年、多くの注目を浴びている。

本研究会では、小型衛星の一つの可能性として、教育への応用を考えている。

衛星開発は大人のみならず、子ども達にも大きな関心を引き起こす。

しかしながら、小学校・中学校等における理科教育の内容(地球、宇宙など)は、

衛星と関係ありそうで、具体的な関連付けは必ずしも容易ではなく、

これまで関連付けての実践等はなされてこなかった。

だが、Cube-satの誕生によって、むしろ衛星を用いることで教育的に意義深い

科学的な探究活動を児童生徒が行うことが可能になった。

近年は、公共天文台やアマチュア天文家によって、光学的な衛星の観測などの

協力体制が構築されつつあり、社会教育上の効果への期待も広がっている。

 本研究会では、以上の状況を考え、”小型衛星”と”教育”をキーワードとし、

興味あるメンバーが情報や意見の交換等を行って、小型衛星の教育利用の可能性を考察し、

今後の協力体制、活動、展開等を追求していく。

第一回研究会は2015年8月21・22日に北海道大学で、第二回研究会は2016年3月21日に平塚市博物館で開催し、

有益な情報交換ができ、成功裏に閉会した。

そして本研究会では、科学教育等に利用できるCube-satの開発に向けて、議論を続けている。

このCube-satは、従来のように開発・運用過程を通した大学(院)生の技術教育や工学教育のためのものではなく、

小中高生の教育のためにデザインされるものである。

 第三回研究会では、過去2回の研究会に参加できなかった方との情報交換、

そして研究会で開発するCube-satを用いた教育について集中的に議論することを計画している。

Cube-satの開発・運用や、それを用いた教育の体制作り、予算獲得などについて、具体化していきたい。

小型衛星の科学教育利用に関心を持つ皆様、そして研究会のCube-satに関心を持つ皆様の積極的な参加を期待する。





[参加申込]

以下のURLから申し込み下さい。



申込先URL: http://ow.ly/J65J301pxtP



申込締切(発表がある場合): 2016年7月24日

# 発表がない場合も、できるだけ事前にご連絡ください。

# なお、懇親会の申込締切は、8月17日 (水) です。


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深井 貫
fukai.kan0203 @ jcom.home.ne.jp
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