[jamsat-bb:18899] 姫路市立坊勢小中学校ARISSの結果紹介

takahisa shimamura JM3DUR(DELL) jm3dur @ jarl.com
2016年 6月 27日 (月) 21:40:55 JST


JM3DUR島村です。

NASAの教育プログラムの一つとしておこなわれている
ARISSスクールコンタクトのボランティア支援をおこないましたので
レポートします。
詳細は、JARLホームページにも掲載していますのでご覧になってください。

http://www.jarl.org/Japanese/2_Joho/News2016/News%20Frameset.htm

6月4日〜5日の2日間、関西ARISSプロジェクトチーム(約10人)
の一人として国際宇宙ステーションの宇宙飛行士に子どもたちが話しかける
ARISSスクールコンタクトを支援(お手伝い)するため、
兵庫県姫路市、家島諸島・坊勢島へ行ってきました。

今回は3月に神戸市でおこなわれたのに続き兵庫県からの応募で
日程調整の結果、6月4日の17時半ごろ日本上空を通過する
10分間のスケジュールに決まりました。

機材は、姫路から交信当日に島へ運んで夕方の交信に備えることに
なりました。普段は平日が多い交信スケジュールですが、離れ島であり
交通手段が不便なため支援できる人が確保できるかが問題でした。

質問は、英語で行われ、坊勢島の小中学生の混合チームで26問用意しました。
今回もこどもたちは、従事者免許をもたないアマチュア無線による交信(144
MHz帯/FM)です。

これは、2014年におこなったARISSスクールコンタクトで
当時、姫路市網干西小学校の当時の教頭先生が
坊勢島に校長先生として赴任された際に外部との交流があまりない
島の人たちに感動してほしいとのことで要請がありました。

島は、姫路港から船で40分のところにあります。
島は、1400世帯、約3000人が暮らしています。
主な産業は漁業です。
島には、田畑、信号機、コンビニ、大きなスーパーがありません。
土産物屋もありません。警察は、駐在さん1人です。

家島諸島で一番人口の多い大きな島は、家島です。
今回行った先は、坊勢島で2番目に人口の多い島です。

山の斜面に民家が建っています。島の頂上が目的の
坊勢(ぼうぜ)小学校です。

島の人は、原チャリや軽自動車で移動しているようです。

移動手段は、歩き。海岸沿いは道路がありますが
丘の上に小学校があり、海岸から細い近道を歩いていきます。
急な坂道を登っていきます。15分ほどで小学校につきました。
荷物は、客船とは別で小学校の軽トラで貨物船の港へ取りに行きました。
接岸して、フォークリフトで次々に元を下していきます。生活物資が先に降りて
いって、最後に交信用の機材(音響機器,アンテナ,無線機,タワー、ローター他)
がおろされました。学校まではかなり急な坂道を軽トラで2回に分けて運搬。

アンテナを校舎の屋上に設置。体育館では音響設備の設置作業が進み、
昼頃にはほぼ完了。昼食後は、アンテナ、リグの点検、シュミレーション。
16時からリハーサルが始まり、17時からは式典、本番に臨みます。
島じゅうから町の人、子どもたち、体育館に約5〜600人あつまりました。
子どもたちとカウントダウンをおこない、オペレーターが宇宙飛行士を呼び出し
開始します。
17時28分からコールしてほぼ2回目ぐらいで宇宙ステーションとつながり、
ノイズ交じりで信号が弱かったのですが交信は、成功しました。

交信可能な時間は10分間でしたが、7〜8分経過して、宇宙ステーションからの
信号がまったく聞こえなくなってしまいました。
26問の予定でしたが16問ぐらいで終了しました。ですが、交信としては成功です。

帰りの船の便が19時までということで片づけて帰ることは
出来ませんので明日仕事という人以外は、坊勢島に唯一ある
旅館に一泊して、海の幸などをいただきながら、反省会
をおこないました。魚介類(さばなどの刺身、サザエ、アワビ、メバルの煮つけなど)
たくさんいただきました。
夜遅くまで修学旅行気分で盛り上がりました。

翌日、雨の中、丘の上の小学校へ行きました。雨が小降りになった
タイミングで宇宙と交信したアンテナの撤収が行われました。
ほかに7メガと10メガのダイポールアンテナを使い、サービス運用
(カンハムコンテスト)を時間の許す限り臨時局の8N3Bにて小学校から
運用をおこないました。

昼食は、英語の通訳に参加した女性の実家のお寿司屋さんで
「坊勢サバのしゃぶしゃぶ」と寿司をいただくことになり、
メンバーとその小学校の校長先生といただきました。
5月にテレビの取材を受けたお店ということで有名になったとのことでした。
鯖のしゃぶしゃぶは、他ではめったにだべられない珍味との
ことでした。新鮮でおいしいサバをこんな形で味わえるとは思いませんでした。

帰りは、貨物便がないため、荷物は船会社ご協力のもと我々と一緒に、14時の便で
姫路港へ〜その後、車で関西各地へ帰ってきました。

参加メンバーは、関西アリスプロジェクトチーム(代表:田中透氏)の
京都大阪兵庫の12名(40〜80歳)が参加協力しました。
JG3QZN,JR3QHQ,JL3JRY,JA3HBF,JH3LSS,JA3UJR,JE3DBS
,JH3BUM,JA3IEZ,JA3ARJ,JM3DUR,JS3QBP
離れ島で行ったのは、今回が初めてとのことでした。


以上

-- 
JM3DUR  島村 隆久 takahisa shimamura
(DELL inspiron3650) <jm3dur @ jarl.com>
member of JA3YAQ,JAMSAT,関西ARISS-P.J.




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