RS-18/SPUTNIK-41 |  |
JAMSAT 日本アマチュア衛星通信協会
SPUTNIK-41 と SSTVシステムが MIR に到着
1998年11月1日
MAREX-NA (Manned Amateur Radio Experiment, North American Division)のMiles Mann WF1FからのメッセージによるとプログレスM40運搬宇宙船にて2つのアマチュア無線関連プロジェクトがスペースステーションMIRに到着したことを、直接MIRのコマンダーであるSergei Avdeyevと2mにて1998年11月1日 14:10 UTC交信した際に確認したとのことです。
SPUTNIK41
その一つはAMSATフランスのスプートニク41 あるいは RS-17-2 デジタル ボイス プレーバック衛星であり、11月10日に予定されている船外活動の際にも RS-17-2 を手で放出する予定です。ただこの衛星の正式名称がRS-17-2 になるのか RS-18 か、あるいは Spoutnik-41 になるのかはまだ決まっていません。
SPUTNIK-41/RS-17-2には音声によるメッセージが6.3KHzのサンプリングで90秒間分の録音されています。ISDのシングルチップ音声録音再生IC(チップコーダー) 2590が使われました。
AMSAT-F のSPUTNIK40のページには;
http://www.ccr.jussieu.fr/physio/Satedu/sputnik41.html
スロースキャンTV
もう一つは MAREX-NA のスロースキャン TV です。このシステムはケンウッドの無線機とタスコのコンバータで構成されており、MIR内部の活動の様子を送信したり、また地上からのスロースキャンTVを受信することができます。このシステムの設置にはアンテナとフィルターの再構成が必要ですが、搭乗員達はとても興味を持っているとのこと。1998年12月からの稼動を予定しています。提案されている周波数は437.975MHz FM。ほとんどの場合、ダウンリンクのみの運用になるはずです。ロボット36フォーマットのカラーSSTVの受信設備があれば直接SSTV画像を受信することができます。もし設備を持たなくてもインターネットからダウンロードすることができるでしょう。
PMS パーソナル メッセージング システム
PMS が復旧しています。MIRのクルーが電源ケーブルが動かさなければならず、その間PMSは止められていました。
以上
Tnx Miles Mann WF1F / MAREX-NA
(C) 1998 JAMSAT