P3Dアップデート
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JAMSAT 日本アマチュア衛星通信協会


Phase3D衛星のトランスポンダの記号を更新

しばらく前に、Phase3Dにはこれまで使われてきたような1文字の符号ではなく、2文字の記号を使いトランスポンダの運用モードを示すことが取り決められました。これは Phase3D にはあまりにも多くの受信機と送信機の組み合わせがあるためです。

2文字の記号の最初の文字はアップリンクを、そして2文字目はダウンリンクの周波数帯を示します。

文字
周波数
注記
T
21MHz
アップリンクのみ
H
24MHz
アップリンクのみ
V
145MHz
アップリンクとダウンリンク
U
435MHz
アップリンクとダウンリンク
L
1.2GHz
2つのアップリンクのみ、L1とL2
S
2.4GHz
2つのアップリンクと2つのダウンリンク S1とS2
C
5.6GHz
アップリンクのみ
X
10GHz
ダウンリンクのみ
K
24GHz
ダウンリンクのみ

この文字は一般的なマイクロ波の周波数帯記号をそのまま使っています。たとえば"K"は18〜26.5GHzを示します。

残念ながらHF帯にはこのような記号は割り付けられていないので、これらについてはS53MV Matjaz Vidmar に決めてもらうことにしました。彼こそが Phase 3D の 21MHz と 24MHz 帯の受信機の製作者だからです。彼はロシアの衛星の21MHzトランスポンダに"T"が使われているから、その文字を使おうと提案しました。しかしながら24MHz受信機にはこれまで文字が割り振られたことがないため、これには"H" を使う事にしました。

73s Peter DB2OS, Freddy ON6UG and Matjaz S53MV


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