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[jamsat-news:934] SATINF#108 05Oct98


衛星情報 SATINF#108 05Oct98 BID:$SATINF.278

 やっと復旧しまして、今回は04Oct98-05Oct98の状態で書いています。
  
●AO-10
 私が18000KMあたりの時にワッチしたときは帰り信号を確認できませ
 んでしたが、JH0TOG・吉田さんの報告ではかすかに帰り信号もあるようで
 す。
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本日(04Oct98)PMもAO−10のBECONを聞いていました。
RX3がCQを出していましたが、やはりBECON
が引っ張られていました。BECONのQSBの
周期は昨日と同じようで、QSBの谷間でも信号
はよわいながら聞こえていました。
また、来週末聞いてみたいと思います。
残念ながら、当方ではFFTDSPの画像取り込め
ません....(どなたか、お願いします!)
それから、10W SSBでLoopテストしてみたと
ころ、ちゃんと戻ってきました。(RS21くらい)
もうしばらく待ちですね...

IC−820 10W+RFAMP(NE32984D) 
2m−15eleyagi 水平偏波 10D−2V 25m
70cm−19eleyagi 垂直偏波 10DFB 25m

JH0TOG-Yoshida Katsumi
E-mail   jh0tog@d1.dion.ne.jp
            jh0tog@jamsat.or.jp
(工事中) http://www.fsinet.or.jp/~jh0yqp/

 
●RSシリーズ
  RS-12/13は同時にONとなって、12でTのビーコンが、13はKでビー
 コンが聞こえてますが、トランスポンダーは動いていないようです。
  JH4DHX・大谷さんのレポートです。
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 最近、RS−12号の運用モード変更が頻繁に行われているようですが、
今朝(4日)午前7時過ぎのオービット#38422にてRS−12/13号
からのビーコン信号を受信し、テレメトリデータを取得しました。
受信周波数はRS−12が145.012MHz、またRS−13については
29.504MHz付近の周波数で衛星からのビーコン信号を確認しました。
RS−12のビーコン発射間隔は約35秒置きであり、最後の「TEST」の
語の部分だけ、スローダウンしたCWとなっています。これらを一体のテレメ
トリとして、全体の送信時間は約1分となっているようです。

 また、RS−13については、CQ・・以下のアナウンスは、ゆっくりとした
速度のCWで打たれていました。RS−12の2mの信号は相変わらず大変強力
でしたが、RS−13の10mのビーコンは、さほど強くありませんでした。
テレメトリについては、同オービットにおいて数回分を記録してみましたが、
細かく変化しているもの(例:IMR00→IMS00というように。)がありました。
どうやらRS−13も稼動しているようですが、昨日及び本日とワッチしてみた
限りでは、ビーコン信号は聞こえるものの、ダウンリンクらしい信号は入感がな
く、両衛星ともトランスポンダの運用は休止されている様子でした。
 なお、同様にロボットの運用についても、今回は確認できませんでした。
テレメトリデータの解析は、いま手許に資料がありませんので、詳細について
は追ってレポートしたいと思います。以下に受信したビーコン信号を示します。

RS12 IIU81 INU07 IAU00 IMS00 
     NIS00 NNS00 NAS00 NMU00 
 AIU26 ANS26 AAS37 AMS34 
 MIU45 MNU00 MAU00 MMS91 RS12 TEST

RS13 IIK81 INK00 IAO12 IMK45 
     NIG45 NNG00 NAK00 NMD00 
 AID28 ANK23 AAD30 AMD29 
 MIK47 MNG45 MAD00 MMD00 RS13

     CQ CQ CQ DE RS13 TEST RX21 RX145 TX29 TX145 MHZ 
                 RS12 RX21 TX145 MHZ RS3X KALUGA


               JH4DHX/3 大谷  Oct.4 '98
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  RS-15はビーコンが聞こえませんが、トラポンは動いています。
    CWでの運用が実用的です。Aモ−ド、2メ−タ−・アップで10
    メ−タ−・ダウンです。

  RS-16は遂にトランスポンダーを動かすことは出来ないようで、依然
    として435MHzでビーコンのみ送信中です。

●MIR
 今回は145.985MHzでパケットの作動を確認出来ませんでした。

●FOシリーズ
  FO-20はJAモードで運用中ですが、CWのビーコンは分からなくなっています。
 
 FO-29はJAモードで運用されています。新しい運用スケジュールの発表はまだ
    ありません。

JE9PEL/1/脇田さんのMSGです。
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 衛星FO-29 は、長い間 JAモードが続いており、トラブル確認の
 ために、今後の JDモードの復活のきざしも全く見えていません。
 以前、パケットテレメトリ自動解析のためのプログラムを作成
 しましたが(登録済)、その後の追実験が全くできません。

 そこで、今回、「衛星FO-29 CWテレメトリ数値解析」と題する
 CWテレメトリ数値を自動的に解析するプログラム(fo29cwt1)を
 作成してみました。下記URLに登録してありますので、CW信号
 を受信できる環境にある方は、どうぞご利用下さいませ。

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 Name : JE9PEL/1 脇田
 Mail : JE9PEL@jamsat.or.jp
 URL  : http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/
 QTH  : Yokohama, Japan
 Date : 4-Oct.1998
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●AO-27
 日照時間帯はトラポンがオンになっています。

●AO-16
 正常動作中

●DO-17
 まだ回復していないようで2メーターのビーコンは聞こえません。

●WO-18
 ビーコンが聞こえません。

●LU-19
 いぜんとしてBBSは開いていません。QTCも変わりありません。
  
●UO-22
 正常動作中

●KOシリーズ
 KO-23,KO-25共に正常運転中
 
●IO-26
 ビーコンが聞こえません。

●TMSAT-1(TO-31)
 ビーコンが聞こえません。

●TECHSAT-1(GO-32)
 断続的なビーコンが出ていますが、デコードできませんでした。
 
参考文献 ANS、SPACE NEWS、JAMSAT-AMSAT配信

文責 JR8XPV/丹呉 壽男
   jr8xpv@jamsat.or.jp