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[jamsat-news:842] Sat DX Info No150 from JSDX
出処JAMSAT/JSDXを明記しての転載可
<<Sat DX Info from JSDX No.150>> 1998/06/12
JAMSAT/JSDX/JA3GEP
1.はじめに
AO-10の信号が、かなり回復してきました。相変わらず深いQSBはあるもの
の、遠地点付近でも十分な戻り信号をきくことができました。後で、AO-10の
姿勢についてのW4SMの検討結果を引用・紹介しています。
また、暫く聞いていないうちに、AO-10は軌道もかなり変化しているようです。
これを書いている時のウィンドウは北米大陸の東海岸を含めて すべてをカバ
ーしています。北米、ヨーロッパとの「窓」が開けている時は大変賑やかです。
2.サテライトペデョイションなど
98/? JD1o by JSDX
(Phase-3D次第です。早くから計画は打ち上げたのですが.....)
3.SAT.DX
R BV3CE Ao-10
R EA9MH Ao-10
R EA8AHH Ao-10
R GD0TEP Ao-10
R GI0KDE Ao-10
R AP2AUM Ao-10
R 9V1UV Any SATs.
R VU2IR Ao-10,FO-29
R 8J1RL Ao-10 CW
R HLs Fo-20/29
R VR2s Any SATs.
R OM1TF Ao-10
R HR2KOS Ao-10
A61AD RS-12
JA1HBC/DU1 Ao-10
4.A61AD on RS-12
N1DG exWB2DND DonさんはA61ADとしてRS-12にQRVされ多くの局との交信に成
功されたようです。
今後の継続的な衛星への運用を期待したいものです。
5.AO-10の姿勢推測
W4SM の "Unofficial" Web Page 掲載されたAO-10の近況を、JA6BX江崎さんの
邦訳で紹介します。
<1998年5月26日の状況>
AO−10の信号強度は、この数週間に劇的に改善しています。今周期の最低
点は4月24日にあったと推定することが出来そうです。こうした状況から判
断して、私(W4SM)の前回のALON/ALATについての「推測」は若干の修正が必要
です。4月24日にビーコンが弱いながらも入感していたこと、その後の状況
が大きく改善してきているものの、まだ最大点とは言えない状況であることを
考慮して、衛星の姿勢におおまかにでも合致するようなALON/ALATの算出を試
みてみました。
1998年4月24日のALON/ALATが100/25であるとすると、その時点での日光照射は
17%となり、ビーコンが時折聞こえることが説明できます。その後次第に姿勢
が変化して1998年5月26日にはALON/ALATは97/23となり、日光照射が48%になっ
たと思われます。これは、現在観測されている状況から、さほど大きく外れて
いることはないと考えます。そこで...
私のALON/ALATを5月26日の時点での「推測」を97/23とし、太陽の角度を+60度、
48%の照射率とすると、今年の6月28日のフィールド・デーでは、AO−10は
立派な役割を果たすことになり得ると予測します。その時点での日光照射率は
86%にも達すると思われます。 他により精度の高い予測情報があれば歓迎
します。
前にも述べましたが、現状では高利得アンテナが動作しているものと思われま
す。
以上、JA6BX 訳。
6.フィールドデイ
ペディションではありませんが、6月末の「フィールドデイ」に、多くのWの
局が衛星にQRVしてくると思われます。
7.AR-503
Ariane-5の3号機は、今年の秋(10月23日という噂もある)に打ち上げの予定で
すが、「何を搭載するか」が、まだ決まっていないもようです。
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