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[jamsat-bb:14514] Re: StaRCV - FEC (全面改訂)



JJ1WTK 坂本です

AO40のFECテレメトリブロックをP3TのTelemetry画面からテキストとして
書き出すと、こういう感じになります。

A  HI, THIS IS AMSAT OSCAR-40       2003-11-09  20:20:09  #0B5F 
+--------------------------------------------------------------+
|             RECONSTRUCTED FROM DECODED FEC BLOCK             |
+--------------------------------------------------------------+
w     ・  $サ ケヲ┏,S・  (( R  P D・  )  ソ)n+)           lN  3Y瓦
z・ョъп|oсモpE=鴻ю緒・・<y錐�齋濬罅Εぅ▲▲▲▲▲▲▲�""Y""""
         @       ]  tmwm シ     4 タ m     ・                  
___Q      p  リ・      ・  Qv _                      0 @ P d p


P3TのTelemetry画面の上にマウスのポインタを置いておいて、マウスの右
クリックで、この例のようなテキストとしての保存ができます。なお、左
クリックすると、このブロックのデータを書き出すことができます。

ご覧のように、64バイト×8行=512バイトが表示されています。
最後の4行(256バイト)はバイナリなので、無理やりテキスト表示しても
やはり意味不明です。解析表示は、そのためのStatus画面やNav画面、
Power画面がありますからそちらを見るのがよいでしょう。

なお、脇田さんの
> つまり、
> AX.25 の誤り制御の仕組みよりも、FEC の方が誤り訂正能力の高いので、AO-40
> においても、この FEC の誤り制御の方が有効であることが期待できます。

AO-40のMB(ミドルビーコン)に乗っているテレメトリは、FECであろうとなかろう
と、AX.25ではありませんので、お間違いなきよう。


もうひとつ細かいことで恐縮ですが、FECブロックの場合には、AブロックやEブ
ロックというブロックの種類はありません。上の例のように、見かけ上はAブロッ
クのように見えますが、それは、P3Tなり、AO40Rcvなり、地上局が使っているソ
フトウェアが、そのように表示しているだけです。

非FECの場合、つまりAMSAT Phase3標準テレメトリフォーマットの場合ですと、
1ブロックは512バイトですが、FECの場合の1ブロックは256バイトなのです。
なぜ、256バイトしか送らないのか、という説明は、ここでは省略します。
ともあれ、FECの場合の256バイトは、同じタイムスタンプの非FECのテレメトリ
ブロックで後半にあたる256バイトを送ってきます。実例として、上のブロック
と同じタイムスタンプの非FECブロックを示します。
後半の4行(256バイト)はまったく同じです。


A  HI, THIS IS AMSAT OSCAR-40       2003-11-09  20:20:09  #0B5F 
+--------------------------------------------------------------+
|  Hgt: 9400 km   Lon: 158  Lat: 7   ALON: 35  ALAT: 2         |
+--------------------------------------------------------------+
w     ・  $サ ケヲ┏S・  (( R  P D・  )  ソ)n+)           lN  3Y瓦
z・ョъп|oсモpE=鴻ю緒・・<y錐�齋濬罅Εぅ▲▲▲▲▲▲▲�""Y""""
         @       ]  tmwm シ     4 タ m     ・                  
___Q      p  リ・      ・  Qv _                      0 @ P d p


非FECの場合の1ブロックは、テキスト4行+バイナリ4行の計512バイト。
FECの場合の1ブロックは、バイナリ4行の256バイト、ということです。

この256バイトは、AO-40の内部の状況をリアルタイムに表しており、
AO-40のハウスキーピングデータです。衛星の管制をする目的では最も重要な
データなので、非FECではAブロックとして定義されており、非FECでもブロック
の中身としてこの256バイトが選ばれています。
そこで、非FECの場合も、既存のソフトウェアが流用できるように、擬似Aブロッ
クとして扱うために地上局ソフトウェアが、Aブロックに似せた形に表示してい
るというわけです。


AO-40のFEC符号化処理の中身を日本語で読めるものとしては、CQ誌の10月号 
p.198 衛星通信情報(JN1GKZ 新井さん)が分かりやすいと思います。


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