[Date Prev][Date Next][Thread Prev][Thread Next][Date Index][Thread Index]

[jamsat-bb:9528] 水晶未交換ドレークでの実験


JO2OXL落合です.

今まで,マキ電機でトランスバータを購入し,AO-40をやっていたのですが,
水晶未交換ドレークはどんなものか興味がわいたので色々実験してみました.
なお,LNAは一切使用していません.

実験1.マキのトランスバータで送信した信号を水晶未交換ドレークで受信
2401.3378で送信(違法??).そしたらあっけなく122.0926MHzでキャリアを発見.
しかし,57位しか振れず.弱すぎ?
マキには57エレループ,ドレークのNコネには短い針金1本を接続.
ドレークが故障していないことを確認.
親受信機はIC-706MK2G.

さらに探した結果,あちこちに同じようなトーンが聞こえる!
#こいつら何ぢゃ?
急に雨が降ってきたので,一時撤収.(^^;)

10分後に作業を再開,
同様にいくつもの紛らわしいトーンを聞いたが,123.3572MHzに59+60にもなるキャリア
を発見!
ATTを入れても+60を完全に維持..正規の信号はこれに間違いなさそう.

ということは 123.3572 - 2401.3378 = -2277.9806MHz変換されるということになります
ね.
それにしても寄生信号みたいなのがそんなに発生するものなんでしょうか?

2.実験1で得られた周波数変換式をもとにレピータ局のダウンリンクの聞き比べ
浜松市内にある2400MHzレピータをマキトランスバータで作動させ,ドレークで受信させ
る.
ビームの反対方向にあり,周波数は2425.34MHz.コールサインはJP2YDE.
利用者はほとんどいない模様.

実験1よりIF周波数を計算
2425.34 - 2277.9806 = 147.3594 MHz
IC-706では受信できないので,IC-910Dで受信することにした.

マキに57エレループを接続,レピータを作動させ,それを急いでドレークにつなぎ換え
る.

結果,
マキトランスバータで受信した信号強度は59+40,場合によっては+60にもなり極めて強
力.
アクセス状況も良好.
ドレークで受信した場合は59にはなるものの+40までふることはあまりない.
やはり,マキよりもドレークの方が若干劣っているようである.

劣っていると言っても予想していたほどではありませんでした.
とはいっても周波数が衛星とは違うのであまり参考にならないかも知れません.
今度は衛星でやってみようと思います.
が,風が徐々に強くなっていて気がかりです.また台風が直撃するのか?

/EX
------------------------------------------------
OCHIAI Takushi(落合 卓史) <jo2oxl@jamsat.or.jp>
QTH:静岡県浜松市
http://www3.justnet.ne.jp/~dxer/
tel +81-53-473-7877
de JO2OXL _.. .  .___ ___ ..___ ___ _.._ ._..
73 TU VA __... ...__  _ .._  ..._._
------------------------------------------------