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[jamsat-bb:9180] 気になった記事@AMSAT-BB
JF6BCC 今石です。
1. 2.4GHz コンバータの性能比較 7/29 by ZL3QL Terry
ニュージーランド AMSAT-ZL の web サイトに、各種 MMDS 用ダウンコンバ
ータ (改造版) のベンチマークテストの結果を掲載したそうです。
http://www.nzart.org.nz/amsatzl/downcons.html
2. FT-847 の送信禁止改造 7/31 by N4WYK Rick Tilton
W9AE Wayne による FT-847 の "144MHz の送信禁止改造" についての記事
を、web サイトにまとめたそうです。
http://web.infoave.net/~n4wyk/847mod.htm
私は FT-847 のオーナーではありませんが、親機の 144MHz ポートにドレー
クのコンバータを接続していて、誤送信でフッ飛ばしてしまった苦い経験をお
持ちの方、あるいはいつもそれにビクビクしている方には、参考になると思い
ます。
また、これに対する Reply のスレッド中に、G6LVB Howard 他から、受信専
用アンテナを引っ張り出す改造についての記事も紹介されていました。
http://hjem.get2net.dk/oz1pif/FT-847%20Mods.htm
http://www.qsl.net/dl4mea/ft847mod/ft847mod.htm
3. $500 以下で AO-40 対応局を構築する 7/31 by G6LVB Howard
AMSAT-UK 2001 コロキュームで講演された、格安地上局の構築についての資
料が公表されたそうです。
http://www.g6lvb.com/el/index.htm
PDF 版の記事を入手しましたが、資料は衛星の初心者向けの、懇切丁寧な解
説 (英語) から始まり、FT-290/790 の中古リグを使ったシステム構築について
解説しています。受信は 60cm のオフセット Dish & AIDC 3733 コンバータ、
送信は FT-790 + 50W アンプ + 手製の８エレクロス八木と言う構成です。
FT-290 の周波数チューニングに使うロータリーエンコーダの出力を、FT-790
に反転注入して、サテライトモード付きのリグと同様な、周波数の同時可変を
実現する方法も書かれていて、なかなか興味深いものです。
4. ニセ LEILA ？
どうやら、ニセモノの LEILA サイレンをアップリンクしてくる局が居るよう
だ、と言う話題が、LEILA の挙動についての質問の中から出てきています、
LEILA は、設定値を超える強度の信号を IF パスバンドで見つけると、その
周波数でサイレン音を出しますが、サイレン音の送出中とその後数秒は、該当
の信号をノッチ・アウトします。ところが、それらしい信号が何も聞こえてこ
ない周波数でサイレンが出たり、サイレンの警告が出ているにもかかわらず自
分のアップリンクが聞き取れたりするケースがあるとのこと。これらはニセモ
ノの仕業であろう、と言う訳です。
…言われてみれば確かにそうです。昨夕の L バンドからのアップリンク試験
でも、LEILA の警告が出るはずもないのにサイレンが聞こえましたが、当然そ
のサイレン中も自分のアップリンクが聞こえていました。また、何も聞こえな
い周波数で時々サイレン音が聞こえるのも、ニセ LEILA 局が周波数を調整する
ためにループテストをしている音と考えれば納得いきます。…サイレン音の周
波数がチューニングで変わったりしたら、滑稽ですからね (^^;)。
考えてみれば、LEILA の警告音は単なるサイレン音ですから、それらしい音
源を使えば簡単に発生できますし、意図的に強大なアップリンクで LEILA をト
リガして、サイレン音を録音する方法も取れるでしょう。以前にも 145.898MHz
付近のニセビーコンの問題もありましたし、未だに S2-MB 周波数に干渉するア
ップリンクも後を絶ちません。こういうバカな連中は、楽しみの方法がある限
りはそれを繰り返すんでしょうね (--;)。
そうとわかれば話は簡単です。アップリンクがノッチアウトされないサイレ
ンはニセモノ！。サイレン音が聞こえても、自分のアップリンク信号が聞こえ
ている限り、「LEILA の女王様」はお怒りではあらっしゃいません (^^;)。そ
ういう時は単なるジャミングと思って、無視して交信し続けるのが良いでしょ
うね。
FM 衛星と同様に、アップリンク周波数も（スケルチをかけて）モニタしてお
いた方がいいかも知れませんね。
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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
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