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[jamsat-bb:8105] 本日04/18のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  昨夜の日記を書き上げ、日付が変わってから、FT-817 用の TNC ケーブルと、
AO40rcv 用の周波数制御ケーブルを作成した。TNC ケーブルの動作確認は後日行
うとして、AO40rcv での周波数制御機能のみ動作確認。肝心の AO-40 の信号がな
いので自動追尾の試験はできなかったが、手動追尾で周波数の UP/DOWN パルスに
よる FT-817 の周波数変更は成功、10Hz 刻みで周波数がうまく動作した。1:30
に就寝。
  6:00 起床、眠い。南西の空に AO-10 があるのでループテストを試みたが通ら
ず。VQ9 が気になる。定時に出勤。

  残業もあったが割と早めに終わることができ 21:20 に帰宅。

  21:38〜21:53 の UO-14 は西向け最大 61 度の北上パス、AOS 後すぐに VR2XMT
局が CQ、すぐに呼ぶ局か無かったので呼び出してみたが、こちらのアップリン
クの通りが悪くて、結果として交信に時間がかかってしまった。慌てて呼ばなき
ゃ良かったと反省。JR6LDE 局と交信、JI1OWP, JA7OAZ, JH0TOG, 7N4AVW, HL2JFM,
JA2NLT 局を受信。外国語の歌などの混信が強い。
  HL2JFM 局の CQ に対し応答する局が無かったので呼んではみたが、相手から
の応答を確認できず。過去の HL2JFM 局との交信実績では、韓国上空の高い仰角
の時のみアップリンクが通っているように感じるので、仰角の低い位置は地形的
に難しいのかも知れない。呼ぶなら仰角の高いうちに、聞こえたらすぐ、が鉄則
かも知れない。JH0TOG 局からは後半呼ばれたが、応答を返すタイミングで VR2XMT
局が出てきたので送信を控えているうちに、21:48 に衛星が山影に沈んでしまっ
た。

  21:54〜22:08 の FO-29 は西向け最大 54 度の南下パス、21:58 にループテス
トに成功、JK1PDD 局の CW の CQ を受信。SSB で CQ をかけるが応答局はなく、
LOS 直前に CW でループテストを行うものの、22:07 に衛星は山影へ。

  さて、今日唯一の ISS のチャンスは 22:12〜22:22、北西からほぼ天頂を通っ
て南東に抜けるパス。南東方向は海上なので混信も少ないかも知れない、と、6
エレを南東に向け、リグも後半の仰角20度近辺のドプラーシフトで調整して待
機。…が、145.800MHz でコールを言わないトラックの運ちゃんらしい交信が 9+
で入っている。しかもその走行方向はアンテナが向いた方角らしい。これではパ
ケットが降ってきても消されてしまう…。
  と思いきや、ISS が天頂を超え南東に移ったちょうどその時間、トンネルか山
影かに入ったのか 145.800MHz での信号が途絶えた。ラッキー!。しかし、肝心
の ISS からのパケットは1個も確認できず、自分の UI パケットも全て空振り
に終わった。本当に運用されていたのかな…。
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  必要性を感じつつ延び延びにしていた、AO-40 用テレメトリデコーダ AO40rcv
用の、無線機の周波数コントロール用のケーブルを、ようやく準備しました。制
御用とは言っても CAT システムを利用した高度なものではなく、マイクの UP/DOWN
ボタンをシリアルポート経由で操作しようと言う簡単な方法のものです。
 操作に必要なトランジスタスイッチ2個を、シリアル用の小さな DB9 コネクタ
のシェル内に収める自信が無かったので、TNC-22 に接続するためのストレートケ
ーブルの TNC 側が大きな DB25 であることを利用して、TNC 用のケーブルを延長
する形で DB25F を用意し、この中にトランジスタスイッチ2個を空中配線で組み
込みました。FT-817 のマイク端子は LAN でも使われている RJ45 ジャックでし
たので、ケーブルは使っていない LAN 用のクロスケーブルを流用 (^^;) しまし
た。ちょっと硬いので取りまわしが大変ですが…。
  AO40rcv の手動追尾機能で確認した限りでは、非常に良好に周波数を変更でき
ています。これで AO-40 のビーコン追尾が楽になることを期待してますが…次の
チャンスは

  AMSAT-bb は、またぞろ FM 衛星の運用マナー云々で議論が始まっていますが、
きつい表現でチャカす人が多いので、正直読むのにうんざりです。読んで「いい
事書いてるなぁ、これは紹介しないと」と思えるものが、最近少なくて…。
  ただ、昨日まではガンガン聞こえていたパケットが、今日は、似たようなパス
でも全く聞こえてこない、と言う報告が SAREX にいくつか上がっていました。私
も今日は ISS からのパケットを確認できていません。単にアップリンク帯が混雑
していたたけと言う可能性もありますが、ひょっとしたら ISS 側で電源が OFF
になっていた可能性もあるかも知れませんね。

  さて、ISS のアップリンク周波数 144.490MHz での F3 送信を求めて電監に申
し出書を出したのは、昨年11月の頭でした。その時、返信用に同封しておいた
封書が、本日帰宅してみたところ届いてまして…おっ、とうとう告示が変更され
ることになったのか?、と期待して封を開けましたが…。九州総合通信局無線通
信部私設課名で、

「…告示があり、現在のところ宇宙ステーションとの通信はできません。…改正
 については検討中の状況であり、現在のところよい回答を行うことができませ
 ん。回答が遅れたことにつきましては、重ねてお詫び…」

# お役所… (-o-;)ヾ ふぅ

 …回答をくれたことには感謝しますが、こんな回答を貰うために返信切手を負
担したんじゃないんですがねぇ… (--;)。それに、告示改正が間に合わないのは
承知しているから特別許可を出してくれ、ってのが申し出の趣旨だったんですけ
ど、それについては一言も触れられてないし。
  まあ、現場の人間に決定権が無い以上は、こう答える以外に無いんでしょうね。
無力な現場の方に同情すらしてしまいますが、返事を無視せずに送ってきたと言
う点は評価すべきでしょうね。
  しかし、「現在のところ宇宙ステーションとの交信はできません」と明記され
た文書を受け取ってしまった、と言う点、「言質を取ってしまった」ことになっ
ちゃいました (^^;)。これでやっちゃったら悪質な確信犯? (^^;)。

 さて、津山の総会と重なってしまった仕事ですが、実施が確定しましたので延
期の可能性はほとんど無くなりました、あ〜あ (--;)。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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