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[jamsat-bb:7836] 本日03/24のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

# 昨日は帰宅が遅く、運用はできませんでした。

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  0:14〜04:06 に AO-10 のパス、北米西海岸との間にパスがある良いチャ
ンスだが、あちらは金曜の午前中なのでどうかな?。元気があれば QRV す
るつもりだったが、仕事疲れでさすがに眠く、断念。7:50 に起床。

  8:56〜9:10 の AO-27 は東向け最大 45 度のパス。AO-27 に出るのは久し
ぶりだ。が、衛星が建物の影から出る前に、JA8FY 局の声がわずかに聞こえ
たものの、どうも衛星が見えるようになる前に中継機が off になったらし
く、衛星が建物の影から現れた 9:00 には何も聞こえなかった。どっひゃ〜、
これじゃ家から AO-27 に QRV できないじゃん。

  9:31〜9:45 の UO-14 は東向け最大 26 度のパス。ここんところご無沙汰
していた FM 衛星だが、やはり昼間の UO-14 はアップリンクパワー不足で
あまり返りが良くない。JR2TER, JN1GKZ 局と交信、JA8FY 局は呼んだもの
の返答を確認とれず。JA9BIP, JH7UMF/1, JK7DEC, JA3CF 局を受信した。
  たまたまアンテナが東方向を向いていたこともあって、145.975MHz で
JA4EUG 局がアップリンクを試みているのが聞こえて来たが、残念ながらダ
ウンリンクには声が乗っていなかった。

  10:18〜10:32 に AO-16、10:30〜10:44 に FO-20、10:36〜10:48 に AO-27、
10:41〜10:58 に FO-29 のパスがあったが、MGA-86576 による改造 2880 ユ
ニットAの補正に着手したため QRV せず。
  ユニットAは昨日の段階でもまだ発振気味だったので、入力 L を 14mm に
交換。また、RFC を 0.32mm エナメル線で内径 1.5mm 10 ターンの小柄なも
のに作り変えて交換、1/4 シャントワイヤーの引き回し方も変更した。ケー
ス開放状態で 10ele 八木を接続して動作確認、電流正常、発振らしいものは
確認できず、簡易SGの信号もそこそこ強く受信してくれる。いい感じだ。

  気をよくしてユニットAをマキ 29ele ループに、比較用に標準的な改造
を施したユニットCを 10ele 八木に装着して仮設台に設置し、〜11:14 の
AO-40 の MA=252 の LOS 前のテレメトリ受信のため待機。…が、どうも仮
設台に設置してからユニットAがおかしい、時々発振しているようでSメー
タが時々振れる。
  11:01 にビーコン確認!、が、これが比較用の 10ele & ユニットが先だ
った。S9 で強力であるにも関わらず、ユニットAと 29 エレでは S4 程度
でしか受信していない!。が〜ん!、圧倒的に感度不足だ。何てこった。
仕方なくユニットAの評価を断念、慌てて 29 エレループをユニットCに
接続し直してテレメトリの受信を再開。11:13 に仮設台から見えない方位
に衛星が沈んでしまうまでの間、8つの CRCC OK ブロックを含む 32 個の
テレメトリを受信した。

  HI, THIS IS AMSAT OSCAR-40       2001-03-24  02:04:37  #009F
+--------------------------------------------------------------+
| Magnetorquing!! At Orbit# 172: ALON=212 / ALAT=45 / SPIN=5.8 |
+--------------------------------------------------------------+

  その後もユニットAの調整に色々と手を出すが、入力のヘアピンを色々
といじっているうちに感度を失ってしまった。簡易SGから信号を出して
おき、フタを開いておけば信号を受信できるが、フタをしてしまうとアン
テナを接続しても何も聞こえない。…MGA-86576 が飛んでしまったようだ
(--;)。ううっ $12 がパアだ…。
  予備の MGA-86576 に交換したところ、発振が強烈!。入力短絡・ヘアピ
ン 12mm/15mm・1/4 シャント無しなど、色々と試してみるが全くダメだ。
こりゃ困った。どうしよう…。

  気分転換で作業を中断。昼食の後、もう一つのユニットB(最初に買っ
た2台のうちの1つで、FET 破損のため FHX35LG に交換修理したもの)
を、BPF はそのまま RF 段だけ MGA-86576 に交換してみることにした。
RF 周りの部品を全て除去(33ohmのチップ抵抗がうまく除去できたので再
利用OK)し、余計なパターンを削り取り、Ze-Di, RFC(手巻き),33ohm
チップ抵抗, MGA-86576 を取り付けて見た。RF 入力のNコネを接続する
ランドが剥げて脱落してしまったので、カップリングコンデンサに 10pF
のチップコンを取り付けて、銅箔テープでランドを再生した。
  組立て後、電圧・電流を確認、OK。親受信機を接続。お、発振してい
ないぞ。10ele 八木をつけた状態でSメータも安定しているし、プローブ
で MGA-86576 の出力端子を当たって見るが、発振らしい出力も無い。こ
れはいけるかも知れない。

  作業中、14:10〜14:22 に UO-11 のパス。AOS から数分間だけ、仮設台
から衛星が見える時間があったので、ユニットCと 29ele ループで 2401.
500MHz のビーコン受信に挑戦。14:13 頃に S1〜2 で、ドプラーシフトで
周波数が下がっていく信号を確認。かなり弱いが何とか受信OK。

  さて、簡易SGの出力をユニットBで受信してみるが、ユニットCに比
べると弱い。何が悪いのかを確認するため、入力の 1/4 シャントを外して
みる。多少強くなったようで、これが影響しているのかも知れない。が、
ユニットBに 10ele 八木を接続して仮設台に置いてみたが…、ユニットC
と 29ele ループに比べても、まだ弱い。ううむ、利得が不足しているの
だろうか…。
  と、ここまでやったところで、さすがに疲れたので断念。ユニットB/
Cで AO-40 からのビーコンを受信するチャンスまで、休もう。

  午後に地震。滅多に地震のない北九州市でも木や車が揺れるほど強くて
驚いた。慌ててハンダコテをコンセントから引き抜き、揺れがおさまって
からTVを付ける。震度3だ。

  さて、16:17〜17:18 の AO-10 はヨーロッパが開ける GOOD CHANCE!。
とは言え自宅からは西側に山があるため、せっかくのチャンスが生かせな
い。16:23 あたりからダウンリンクが聞こえ始め、VR2IL, ES1RF, SP8NCJ,
9V1XE 局かせ聞こえたが、ループテストに成功した 16:26 には、すでに
ヨーロッパの大半が視界の外、とほほ。VR2IL 局の CQ に JH2VHL, VU2MKP
局が応答しているのをワッチ、すぐ後て呼び QSO 成立。とは言え、普段
しゃべっていないおかげで英語がたどたどしい…。
  16:40 から自分でも CQ を出す。ちょっと前と違ってダウンリンクは強
力で、2分に一度くらい QSB の谷に落ち込むものの安定している。が、応
答はあまりなく、JA1JRZ 局と交信したのみ。17:01 に QRT。

  夕食を取りながらTVを見る。地震のニュース、大規模とは言わないま
でも、ビルの倒壊まで起きていて、新幹線は止まったままらしい。

  20:46〜20:59 の UO-14 は東向け最大 36 度のパス、夜の UO-14 に QRV
するのも久しぶりだ。7M4DUI, JM7DRM, JA4GVA, JH1QKG 局と交信、JA3HO,
JR6DU, JA7OQZ 局を受信、JA3CG 局は呼んだのだが応答を確認できず。外
国語の混信と無変調が強い。が、それにしても最近の UO-14 は通りにくく
なってしまった。以前は夜間の東側のパスならかなり楽に通っていたのだ
が…。20:55 に衛星は山影へ。
  UO-14 が沈んでから、津山の総会に持参するための 2880 実験用 Bias-T
を製作。こちらは VHF 帯の工作だけに 2880 改造ほどの苦労は無い。無事
に完了。

  さて、21:32〜21:46 に AO-16 のパス。AOS からしばらくの間、仮設台
の 2400MHz アンテナから衛星か見えるので、2401.1428MHz の信号受信に
挑戦する。…が、ユニットC+29ele でも信号が確認できない。AMSAT-bb
で ON にしたと言う情報がまだ流れてきていないので、OFF のままだった
のかも…。

  21:54〜22:11 の FO-29 は最大 72 度のパス、22:00 に衛星か山影から
現れビーコンを確認、すぐにループテスト成功。22:01〜 に SSB で CQ
を出してみるが応答なく、仰角が上がり過ぎた TCA 付近はワッチのみ。
衛星が南側に移った後、SSB で 7M4DUI 局を受信、その後ループテスト中
に JJ1SCA 局に呼ばれ SSB で 55-55 で交信。しばらく SSB/CW で CQ を
繰り返したが、22:10 に衛星が山影に沈みループテストが通らなくなった。

  22:25〜22:39 の UO-14 は西向け最大 22 度のパス、22:27 に信号確認、
西向けパスはさすがに弱いが、何とかループテストは通る。QRV 局は少な
く、JI1KOQ, JI1OCJ 局と交信、7N4AVW 局を受信、JA2NLT 局は呼んだが
応答を確認できず、22:33 に衛星は山影へ。

  22:57〜23:19 の FO-20 は最大 73 度のパス、22:58 にループテスト成
功、SSB で 7M4DUI 局らしい信号を確認。SSB でもループテストで返って
くるが、衛星の電源を考慮してパワーを落とし CW で間欠的に CQ を出す。
が、応答なく、23:03:18 にダウンリンク消失。UVC が動作したようだ。
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  本日午前、LOS 前の AO-40 の S2-MB 受信は久しぶりに行いましたが、信
号の強さにビックリしました。まあ、衛星のアンテナがこっちを向いている
から当然なのでしょうが、以前は S1〜2 でカスガスでしたから。ただ、今日
は風が強く、仮設台のアンテナが時々風に煽られて勝手に回ってしい、ドプ
ラーシフトを追いかけるだけでもキツいのに、大変でした (^^;)。
  それにしても、MGA-86576 改造ユニットAの感度不足と、MMIC が飛んでし
まったこと、それから交換後の発振が止まらないことにはガッカリ(T_T)です。
ユニットBの方は発振も無く良好なようですが、感度が不足しているような
気がしますし…。確かに、これだけ扱いづらいようなら、無理して MMIC に
交換するより、素直にプリアンプを前置するのが、私みたいな非技術系ハム
には正しい選択だったのかも。
  MGA-86576 は使いきってしまいましたが、あと2つ、NA のハムから譲っ
てもらった MGA-86563 が残っています。今度ユニットAの MMIC が飛んで
しまったら、こちらで試すしか無さそうです (^^;)。

  今夜(明日早朝)は、AO-10 の NA 向けパスや AO-40 の LOS があり、で
きればこのまま夜更かしして QRV したいところですが…、明日は外出予定
もあるので、ちょっと無理そうです (^^;)。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
jf6bcc@jarl.com or jf6bcc@jamsat.or.jp
<http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/> 
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