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[jamsat-bb:7233] ドレーク2880コンバーターの故障について
JA3TKW中村です。
ドレークコンバータの故障ですが、私も1台ダメになっています。
改造し正常なら、約25dB少しのゲイン(2.4G→144M)があるようです。
3台改造したうちの最初の1台は、10〜15dBしか得られませんでした。
スペアナで出力を確認したところ、500MHzくらいで異常発振が見られました。
異常発振の強度は約−30dBm程度です。
RF部に手を触れると異常発振は停止し、20dB少しのゲインに回復します。
ちなみに、RF、IF部のシールドケースを装着しても発振は止まりません。
またRFのFETのソース抵抗(33Ω)電圧を測ると異常発振時は、0.75V
で、手で触れて発振を停止させると0.55Vでした。
改造が正常なものは、ソース電圧は0.37Vでした。
RFのFETの品名は同じでは有りません。(ロットにより異なるようです)
1台目の改造はFETのゲートの入力マッチング部の改良を行いましたが、
2台目、3台目は、この部分の改造は取りやめました。
ゲインは27dB程度は有るようです。(S2ビーコンの受信もOKです)
今石さんの現象とは違うと思いますが、参考にしてください。
それにしても、今日も滋賀県地方は、真っ白の雪化粧です。
昨年のハムフェアで手に入れたジャンクのマキ電機のUTV−2400(一
部局発逓倍部を改造)のアンテナ直下の実験をしようかと思っているので
すがどうしようもありません。
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Masao Nakamura 中村昌男 JA3TKW
Yokaichi-city Shiga Japan
E-mail : masatkw@pearl.ocn.ne.jp>
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