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[jamsat-bb:6991] 本日01/07のFMアナログ衛星ほか


JF6BCC 今石です。

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  外出予定だったが、8:00 に起きてみたら大雨で中止。こんな荒れる天
気も久しぶりだ。

  8:48〜9:01 の AO-27 は東向け最大 31 度のパス。山影から現れるの
でしばらくは受信できない…と思ったら、アップリンクの 145.850 の方
から JR6NVG が - JO1FEF? 局と交信する信号が聞こえてきた (^^;)。
8:50 にダウンリンク確認、JR6NVG, JR2TER, JA1FKM/1, JH7UMF/1 局と
交信、他に QRV 局が無いのかあまり混雑しない。
  しばらく間欠的なループテストをしていると、8:57 に VR2XMT 局が
QRV、何局かが呼ぶがなかなか交信に結びつかないようだ。私も呼んだが
ダメ、パスの後半になると返り信号が全然得られなくなるが、VR2XMT 局
の CQ は LOS 近くまで聞こえた。9:00 に UO-14 に QSY。

  8:58〜9:10 の UO-14 は東向け 14 度のパス、QSY 後すぐに JA2WDN
局が誰かと交信しているのを確認した。続けて JH7UMF/1, JM1XAA, JM7DRM,
JA7JSK, JR2TER, JN1VNW, JH1GUO/?, JR6LDE, JO2OXL, JN1GKZ, JQ1FHI
局を受信。
  …しかし、今日の UO-14 はひどい運用が耳につくと言うか…、ダウン
リンクを満足に受信できていないのではないかと思われる局が少なから
ず居る。昼間で業務の混信もあるし、「フーフー」「ピューピュー」の
妨害もあるが、明瞭に聞こえている応答に対して反応できない場面がか
なりあるのだ。くわえて「ワンツースリー」「アーアー」だの…、FM 衛
星なんだから、そういう無意味なループテストは止めて欲しいのだが。
LOS 前、他人の交信中にかぶせて強力に CQ を出してきた局を聞いたと
きはさすがに切れそうになった (--;)。ダウンリンクが聞こえないなら
声出すなよ。
  結局、JR6LDE 局と交信できたのみで、JM1XAA, JA7JSK 局は呼んだも
のの交信に至らなかった。同じような時間と軌道の AO-27 があれほど秩
序だった運用ができているのに、この違いはどうしたことか…。と、
9:10 の LOS 直前、ダウンリンクがいきなりスッと消えた、いつもの消
え方とは違う。UO-14 に何かあったのだろうか…。

  9:55〜10:10 の FO-29 は西向け最大 56 度のパス、9:56 にループテ
ストが通り、SSB/CW で CQ を出したが、途中何回が他局のループテスト
らしい信号を確認したのみで 10:05 に衛星は山影へ。

  10:27〜10:41 の AO-27 は西向け最大 27 度のパス。前半がそっくり
山影になってしまうためあまり嬉しくないパスだが、一応 QRV。10:32
に信号が入る、と VR2XMT 局の CQ だ。南の香港より AOS の遅いうち
のロケーション…、とほほ。10:34 に呼び出しに成功し交信できたが、
案の定パスの後半はアップリンクが全然届かない。JA2EAU, JR6LDE,
JN7EXM 局を受信。早々にあきらめて 10:37 に UO-14 に QSY。

  10:37〜10:51 の UO-14 は西向け最大 56 度のパス。先ほどの UO-14
の消え方が気になったが、無事に動いていた。西向けパスで業務の混信
も多いが、嫌がらせ的な無変調も…。以前はこんなことなかったんだけ
どねぇ…。10:38 にダウンリンク確認。JR2TER, JN1GKZ, JR6LDE, JA2NLT,
7K4IIN, ?/3, JO1FEF 局を受信、パスの中ごろに JA1GDE 局と交信、し
かし今日は返り信号がなかなか返らない。
  パスの後半、DU1EV 局と VR2XMT 局が両方出てきて混雑。JN7EXM 局
も受信。皆アップリンクに苦労している様子。やはり昼間はあまり状況
は良くないようだ。10:50 にダウンリンクを見失う。

  11:57〜12:21 の FO-20 は東向け最大 67 度のパス。12:05 にワッチ
を開始し 12:07 にループテスト、しかしやたら弱い。12:16 に聞こえな
くなるまでループテストを繰り返したが…。
  で、その後ストーブの灯油を補給に階下へ降りていく。何げなくアン
テナを見上げると、南に向いているはずのアンテナが南西を!、この強
風でズレたのか。それでビームが合わず弱かったのだろう。朝の AO-27
や UO-14 が弱かったのもそれでかも知れない。対策は天候が回復してか
らすることにして、とりあえずマストの根元を操作して方位を合わせて
おいた。

  ちょっと所用でシャックから離れる。14:00 に戻ってきたが、ちょっ
と仮眠を、と思ってベッドに入ったところ、気づいたのは 17:00。うわ
寝過ごした!。外は相変わらずの雨だ。SO-35 の Voice のパスが 17:01
〜17:15 にあるはずだったが、昨日すでに OFF になっていたところから、
今日は無理だっただろうな。
  先日の SO-35 の2回目パスに挑戦した時、乾電池が冷えてパワーが出
なかったことに懲りて、FT-73 用にニッケル水素電池を調達して 2W 安
定して出せるようにしたのだが…、当分は出番が無さそうだ。容量を残
したまま放置するとメモリ効果が出てまずいので、433 メインを付けっ
放しにして放電してしまうことにする。

  メールをチェックすると、ドレーク 2880 コンバータの性能アップに
ついて、あるOM局からアドバイスが届いていた、感謝。IF 段にもまだ
改良の余地があるらしい。FET を飛ばす前は、あまりいじって壊したく
ないと考えていたのだが、FET を交換しなくてはならないとなるともう
怖くない (^^;)。IF コイルの交換、入力への 1/4 波長シャント回路の
追加、入力のマッチングコイルの改造、よーし、ついでだ、FET 交換時
に全部やっちまうか。で、失敗したら涙を飲んで KEN 無線電子に完成品
を発注することにしよう。
  で、夕食の後、雨がやんだのでアンテナを見ると、また 30 度ズレて
いた。夜間にハシゴには上りたくないのだが、ちょっと確認すると、マ
ストの中継ぎパイプが緩んでいた。方向を合わせ直し締め付ける。UO-14
の QRV 前に気づいて良かった。

  20:13〜20:25 の UO-14 は東向け最大 15 度のパス、AOS 後すぐに
V73UX 局の強力な CQ が入感、JR2TER, 7L4OSU 局が呼ぶのを受信、自分も
呼びサフィックスだけ取ってもらった、と、そこに上から JH5DAH 局の CQ、
またかこいつ!。これだけ強力な V73UX が聞こえないほど貧弱な受信能
力だと言うのだろうか。彼のせいだけではないが、散々にジャマされて交
信成立までに時間を要し、わずかな V73 とのウィンドゥをつぶしてしま
った。V73UX とは 1ST QSO じゃないのだから、これなら呼ばないほうが
良かったと後悔。この他 JH0TOG, JA9YYI, JA7OQZ, 7M4DUI, JH2ESW 局を
受信。
  しかし、今日受信できた局のうち何局かは、平気で JH5DAH 局を呼んで
交信しているのだが、皆、彼の運用を何とも思っていないのだろうか…?。
こんな風に思うオレがおかしいのだとすれば、FM 衛星の運用は精神衛生
上良くないので、止めたほうがいいのかも知れないな。
 パスの中ごろに 7K4IIN, JE2UAZ 局と QSO、JE2UAZ 局は何か言いたそ
うな雰囲気だった。JK7DEC 局から呼ばれたのは確認できたが、応答を届
ける隙間がなく、そうこうしているうちに衛星は山影に消えてしまった。

  21:07〜21:22 に FO-29 の東向け最大 22 度のパス。21:09 にビーコン
を確認、ダウンリンクをサーチすると JJ0CMH/1 局の CQ、呼んで何とか
レポート交換まで成立したが、尻切れ QSO になってしまった。あちらの
ダウンリンク帯に違法局が居て受信できなかったのかも?。QSY 後 JE2UAZ
局の CQ を見つけて交信、21:16〜21:22 でラグチュー、長話ができるの
が SSB/CW 衛星の良いところだ。先ほどの V73UX 局にかぶせた JH5DAH
局の運用についての話となった。
  そう言えば JH5DAH 局の信号は FO-20/29 で聞いたことが無いな。今
は FM 衛星にしか QRV していないのだろうか。

  21:47〜23:03 に AO-10 のパス。22:10〜22:38 の間は食になるがそれ
以外の時間帯なら強力に入感しそうだ。しかし、重なって 21:51〜22:05
に UO-14 の西向け最大 57 度のパスもある。この AO-10 は AOS 直後に
珍しく東ヨーロッパとのウィンドゥがあるのだが、うちで衛星が山影か
ら現れる 21:56 頃にはモスクワ以東しか見えていないのだ…。ううむ、
どっちに出るべきか…。UO-14 はまた明日も来るが AO-10 のチャンスは
そんなに無い。妙なツブし合いを受信して不愉快になるよりこちらの方
が有意義だろう。よし、ここは AO-10 に QRV するぞ。
  21:52 にビーコン波を確認、ダウンリンクをザっと回して UR5MGW,
JA0BBW, JE2UAZ, 7M4DUI 局を受信。UR5MGW 局を呼ぼうかとも思ったの
だが 145.900 なので躊躇。いくら予定は無いといっても AO-40 の V-MB
周波数にダウンリンクを落としたくない。145.905 に来るようにしてル
ープテスト、成功。5W で CQ を出すが自分の声が 53〜55 で返ってくる
位に強力だ。しばらくして VR2XMT 局から呼ばれる。5W だと言うと驚か
れた。その後 JA0BBW, JH7PAV 局と交信するが、22:11 にダウンリンク
を取れなくなった。食入りだ。
  暖房の乾燥空気対策に、お茶とミカンを取ってシャックに戻り、メー
ルを読みつつ 145.810 ビーコンが復活するのを待つ。22:39 にビーコン
を再確認、22:40 に再度 145.905 で SSB で CQ を出す、J?6?KH? 局か
ら CW で呼ばれるが確認とれず。JA1RNJ 局と QSO。5W なのに結構でき
るもんだ。その後は返り信号が弱くなったので CW に変え、LOS までず
っと電波を出し続けた。23:00 に LOS。

  22:38〜22:57 に FO-20 のパスがあったが AO-10 に専念。22:51〜23:08
の FO-29 は西向け 50 度。23:02 からワッチし、JA7XBA, JH9LNM 局の
交信を受信、他にも何局かの声が聞こえたが確認は取れず。ループテス
トを行うが返り信号がかなり弱く、23:06 に断念。
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  …なんか、コメント書く気になんないんですよねぇ…。今日、FM 衛星
に出ていた人が皆 JAMSAT-bb を読んでいる訳じゃないでしょうし、皆さ
んそれぞれの「運用哲学」でもって運用しているんでしょうけど、JH5DAH
局の CQ に普通に応答している局は、彼の運用に問題を感じていないの
でしょうか…。それとも、それが当たり前だと思っているんですかね?。
人を押しのけて声を出したものが勝ちだと…はぁぁ。(-o-;)。

 おかしいと言えば、例えば VR2XMT 局や DU1EV 局が出て、最初にスタ
ンバイした直後の「つぶしあい」もおかしいですよね。復調できないキ
ャリアの重なりが、1コールか2コール分くらい続くんです。誰かがあ
きらめた途端に誰かのコールのサフィックスだけ取れたりしてね。なん
やこいつ、呼び続けとったんかい!、てな具合で。
 確かに業務局との混信もあるんでしょうが、自分の声が返ってこない
のに、何故、無駄な送信し続けるんでしょうか?。DX 局とのウィンドゥ
は 10 分も無いんですから、自分の声が聞こえないんだったら、無意味
にツブし合いなどせずすぐに送信を止めて、一人でも「まともに声が通
る」ようにすべきだと思うんですがねぇ…。
  パイルは長くしつこく呼んだものの勝ち、なんて言うスタイルは、FM
衛星に持ち込んで欲しくないもんですが…。

  いやいや、こんなことで暗くなっててはダメだ。もっとテクニカルで
インタレスティングな話をしなきゃ…。

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Yoshihiro Imaishi 今石良寛 - 福岡県北九州市
JF6BCC, KH2GR (ex. T88J, T88IY, V63BP)
  jf6bcc@jarl.com
  http://plaza16.mbn.or.jp/~palau/
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