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[jamsat-bb:4142] RE^: RS-18 temperature


脇田さん、皆さん

>>  少々遅くなってしまいましたが、昨年暮れに運用されたRS−18号か
>> らの、衛星内部温度に対する温度ビーコンの受信解析結果を報告します。
>>解析には、JAMSAT-Web.他で紹介された解析ソフトCool Edit(Win 95)を
>> 使用しました。RS−17の際にはリサージュ描画にて観測しましたが、
>> 今回は前回に比べ、極めて簡単に作業が行えました。
>>  受信回数は非常に少ないものの、解析結果からみる限りではトーン周波数
>> 1200Hz〜1300Hzの範囲であり、衛星内温度が+20度〜+30度までの範囲
>> 内に保たれていることが推察できます。
>>  どなたか、受信解析されている方がいらっしゃいましたら、是非レポートを
>> お願いします。なお、この結果については F6FAO:Gerard氏に報告済みです。
>
> 下記のトーン周波数を『Sputnik 41 Telemetry Assistant : sput-ta.exe』
> を用いて、衛星内部温度に数値変換してみました。 (20.3度C〜27.7度C)
> この Windows用のプログラムは次のURLから入手可能です。なお、衛星RS-18
> のトーン周波数をどのようにして測定したのか(機器操作)を、大谷さんから
> 具体的に解説をいただけると参考になるかと思います。
>
>
>    sput-ta.exe (sput-ta.zip)
>    http://www.geocities.com/capecanaveral/3161/hablic.htm
>
>                                   Satellite Temp.
>    DATE & TIME(UTC)   Tone Freq.  Celsius  Fahrenheit
>    '98 Nov.10 22:44    1204Hz      20.3     68.5
>        Nov.23 17:17    1237Hz      22.9     73.3
>        Nov.29 14:52    1263Hz      25.3     77.5
>        Nov.30 15:15    1220Hz      21.5     70.8
>        Dec. 5 13:46    1250Hz      24.1     75.3
>        Dec. 6 12:31    1287Hz      27.7     81.8


 脇田さんからの情報をもとに、私も上記変換プログラムを使用して衛星の内部
温度を求めてみましたが、同様の結果が得られました。そこで、今回のトーン信
号の測定方法について、順を追いながら簡単に説明しておきたいと思います。

�,泙此⊆�信機からの出力をパソコンの音声入力端子に接続します。
 この際の注意点として大事なことは、入力信号の大きさを適正な値に調整するこ
とです。過大入力となると波形が歪んでしまい正確な測定ができません。
また、受信機の出力側とパソコンの入力側ではインピーダンスが違うので、本来は
トランスを使って整合するなどの配慮が必要ですが、適正な入力レベルとなるよう
パソコン側でモニターしながら出力側を調整すれば良いでしょう。私の場合、簡単
なアッテネータを組んで入力ラインに挿入しています。

�⊆,法�Win95のオーディオ・レコーダーを起動します。
 衛星から送られてくるトーン信号を確認してから録音を開始します。この際には、
トーン信号とともにノイズが混じることもありますので、トーン信号部分について
は全体を録音しておき、後でエディットして必要な部分のみを取り出します。
このデータに適当な名前をつけて、WAVファイルとして保存します。

��次に、波形処理ソフトである Cool Edit96 を起動します。
 このソフトは、以下のURLから入手可能です。

 http://www.syntrillium.com/cooledit/index.html

※このプログラムの詳細については、CQ誌98年8月号の128ページにHS−
CW関係の記事として触れられていますので、是非参考にして下さい。

 ソフトを起動すると、処理作業を選択する画面が表示されます。ここで、先程保存
したトーン信号を録音したWAVファイルを指定し、「OPEN」にて開きます。そうする
と、指定されたファイルの音声波形がディスプレイに表示されます。

�ぜ,法◆�Play」ボタンを押下すると、同ファイルが音声信号として再生されます。

�イ気蕕法△海両�態でディスプレイ画面上部にある「Analyze」ボタンを押下すると
 同信号の音声帯域におけるスペクトル解析画面が表示されます。

�Δ海硫萍未房┐気譴浸海�、トーン周波数の成分を示しており、同時に画面下のボッ
 クス内に周波数が表示されます。なお、同解析には処理に必要なサンプリング数が
指定できます。また、カーソル(マウス)で波形部分をポイントすると、その周波数
が示されますので、非常に便利です。

�Г海Δ靴篤世蕕譴織函璽鷦�波数を、脇田さんから御紹介のあった周波数−温度変換
 ソフトを用いて衛星内部温度に変換します。

��sput-ta.exe を起動すると、周波数の入力画面が表示されます。
 このソフトは非常にシンプルな画面構成となっており、プログラムを走らせてから
測定した周波数を入力すると、これに対応した摂氏と華氏の両表示による衛星内部
温度として出力されます。非常に簡単な操作で、目的が達成されるのが特長です。
なお、概略の「トーン周波数対温度変換テーブル」が、以下に示されています。

 http://www.jamsat.or.jp/oscar/rs18/rs18.html

 以上、簡単にRS−18号からのビーコン信号による衛星内部温度の受信解析方法
についてレポートしましたが、何かの参考となれば幸いです。
また、今回のプロジェクトの内容については、jamsatのH.Pに詳細に示されています
ので参照して下さい。

 http://www.jamsat.or.jp/oscar/rs18/messages.html


             JH4DHX/3 大谷  Jan.30 '99