SCOPE アップデート
JAMSAT
日本アマチュア衛星通信協会
Phase 3DによるOrbital社のクリーンルームの天井の撮影!
RFリンクを経由したコマンドによるフライトモデルのRudak-UとSCOPEによる初めての撮影に成功
1998年10月20日 メリーランド州ジャーマンタウン
Phase 3D に搭載された SCOPE デジタルカラーカメラのフライトモデルに対して、地上局からRF回線と RUDAK-U デジタル通信モジュールを経由してコマンドを送って撮影することに成功しました。先週、エンジニアリングモデルを使った試験には成功していましたが、衛星に搭載されたフライトモデルで成功したのはこれが初めてです。RUDAK-Uチームの Bdale N3EUA による報告です。
RUDAK経由でSCOPEが撮影した2枚の画像(1)(2)を見てください。今日 Phase 3D衛星は一日中クリーンルームでバキュームチャンバーに入る前の最後の準備していました。明日にも衛星はチャンバーに入る予定です。画像はかなり退屈な代物です。クリーンルームの天井と壁が写っており、天井に照明器具があるほかは白一色でうす。露出は4秒。天井は10.2mの高さにあります。
(1) 狭角カメラ (original
BMP
)
(2) 広角カメラ (original
BMP
)
低分解能クイックモードの画像 160x120
<SCOPE-CANバス-RUDAK>-<RFリンク>-コマンド局
今日、熱真空試験チームがチャンバーの中での各部の温度を測定するための熱電対を衛星に取り付けている間に、RUDAKチームはシステムが正常に機能しているかを確かめました。
次の写真は Orbital社の施設から高速道路をはさんだ反対側にあるホテルの一室から無線を経由してRUDAKとやり取りすることに成功したところです。熱真空試験を行っている人たちが今晩自分の部屋に戻る前に我々に会いに来てくれた時に何枚かの写真を取りました。これはその中でよく撮れた一枚です。
SCOPEのフライト用カメラとフライト用RUDAKとが通信できることを実証したことをとてもうれしく思っています。
(これはSCOPEで撮影した画像ではありません)
Tnx Bdale N3EUA, RUDAK Team and TV test Team
de JAMSAT SCOPE Team
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