Press Release No. 0005 (Copyright 1997 JAMSAT)
1997年 5月 1日
ヨーロッパ宇宙機関(ESA)のアリアン5型ロケットの2号機(試験打ち上げ機)で、本年9月に打ち上げが予定されている、次期大型アマチュア国際協力衛星 Phase-3D衛星の製作のようすを紹介します。これらの写真は、北米のアマチュア衛星愛好家たちの団体である AMSAT-NA(North America) から提供されたものです。
コンフィグレーションU/Vとは、アップリンクをUバンド(435MHz帯)で、ダウンリンクをVバンド(145MHz帯)で行う組み合わせのことで、Phase-3D衛星以前は Bモードと呼ばれていた。また、LEILAは、適正を越える電力でアップリンクするユーザー(通称アリゲーターという)に対して、送信EIRPを下げるようCWで「QRP QRP」と警告したり、それでもアップリンクEIRPを下げない迷惑ユーザーの信号にはノッチフィルターをかけてしまうというアリゲーター対策のためのもの。写真は、AMSAT-NAのキース・ベーカー氏(Keith Baker, KB1SF)による。