Phase 3D アップデート
JAMSAT

Phase-3D初めて組み立て施設を出る

1998年10月10日 フロリダ州オーランド



フロリダ州オーランドのAMSAT P3D Labで組み立てられていたPhase-3D衛星は、メリーランド州ジャーマンタウンのオービタルサイエンス社の施設を借りて行う熱真空試験のために初めて組み立て施設を出て、トラックによる2日間の旅に出ます。

AMSAT鉄道?
組み立て施設の荷物搬入用のドアをP3D衛星の支持台が通り抜けられることを確認。支持代のキャスターに合わせてレールが作られた。

静電防止フィルムに包まれ、コクーン(繭)と呼ばれる補強フレームが取り付けられたP3D衛星
JAMSAT SCOPEカメラのレンズは一番上の部分にある。P3D衛星にはその上下に3点ずつ計6点の支持金具があり、コクーンにはそのすべてを使って固定されている。

コクーンに取り付けられたP3D衛星を木製のパレットに移す
パレットの上に見える黒いアーチ上のものがゴム製の緩衝マウント。コクーンはこのマウントにボルトで固定される。

隙間は1インチ(25.4mm)!!
「大丈夫、両側に1.25cmずつ隙間があるから!」 用意された輸送箱は大きすぎてトラックに入らないことがわかり、急遽この木製パレットが作られた。それでもぎりぎりいっぱいで余裕はわずか。

積み込み完了
左端のBob KF4KSS と 右から2番目の Rick KA1RHLがここフロリダからメリーランド州まで2日間このトラックを運転して北上する。

写真はPhase 3D Spacecraft Integration Laboratory Web Site のDaily Photoより (Tnx Rick)

JAMSAT P3D/SCOPE Team

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