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[jamsat-news:1897] Re: Hope for AO-40 recovery?


皆さん
AMSAT-DLのWebSiteの「AO-40 Update」の中に、AO-40の最新の
状況が記載されています。
以下に訳をつけています。
JA3GEP/6 毛利@佐賀
(文字化けさせたので、再送します。)

>Dear all,
>please read the message from Colin, VK5HI which you 
>will find at www.amsat-dl.org >under AO-40 Update.
>
>73
> Reinhard, DJ1KM
>Webmaster AMSAT-DL

皆さん

今日3月9日の03:00から03:20UTCのOrbit1541において、以下の現
象が観測されました。

一連のコマンドを送出する前に、ビーコン周波数の周辺を受信し、
とくに「ノイズ・スペクトル」に注意を払いました。振幅に変化は認め
られず、純粋な白色雑音状でした。03:10になって、12のブロック・
シーケンスからなる 「3 * (Reset,Tx-Off,Reset,Tx-On)」コマンドの
送信を開始しました。

シーケンスの送出が終わると、再びビーコン周波数の周辺を受信
しました。すると、予測されるビーコン周波数の近傍で、4〜5dBの
ノイズ・ピークが認められました。ピークの周波数幅は、5kHzでした。
15秒間聴取した後、今度は「Reset, TX-Off」を送信しました。TX-Off
ブロックが送出されて約2秒後、このノイズ・ピークは消滅しました。

いくつかのAux-Battコマンドを送出して、今回の私の作業を終えまし
た。再び送信機をOnにはしませんでした。このコマンド作業の間の
衛星との名目距離は12000/15000kmでした。私は、最後のキャリブレ
ーションに基づいたアップリンク周波数を用いました。

これらの現象から想定されることは、IHUおよびL帯受信機は作動して
いる、電源バスの電圧が不足していて切り離しリレーを作動できない、
です。サンアングルが72度であることを考慮すれば、残された電池セル
は、十分持ちこたえています。希望をい失うことはありません。

Colin Hurst, VK5HI
for the AO-40 Command Team