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[jamsat-news:1591] SATINF#197 26 September 2001




衛星情報  SATINF#197   26 September 2001
                                                           JN1GKZ 新井


トピックス

◆PCsat、Starshine、Sapphireの打ち上げは延期されています。9月24日に発
 生したソーラフレアの影響で、現時点での打ち上げは、早くても9月28日
 1000JSTになる見込みです。コマンド局は、打ち上げ直後のテレメトリデー
 タを求めています(特に切り離し直後のパスの北海道からのレポート)。受
 信された方はレポートされて下さい。

◆AO-40は、Kバンド送信機の動作が確認され、Kバンドの運用がスケジュール
 に盛り込まれました。U/L1→S2/Kでトランスポンダの運用をおこなっていま
 す。



1.運用中の衛星

●AO-10
  状況は、その日によって異なり、不安定です。

  近地点でヨーロッパや北米と窓がある時にワッチしていますが、状態が悪
 かったり、状態が良くてもQRVしている局がなくなかなかQSOできません。9月
 16日には久しぶりにUR5とQSOができました。


★AO-40(P3D)
  Kバンド(24GHz帯)送信機の動作が確認され運用が始まりました。
  9月9日(UTC) オービット#396のMA 118-138にてKバンドの送信機を動作
 させ、S2送信機と同じ入力信号(U、L1からのアップリンク信号、MB)が接
 続されました。
  G4KGC PetraさんとG3WDG Charlieさんの2人は、無線機の操作とアンテナ
 の操作を分担しておこない、1930z(MA=122)にKバンドの信号を受信しまし
 た(22cmのオフセットディッシュでS/N 6dBの強度)。その後、OH2AUE
 Michaelさんも60cmのディッシュを使ってS/N 7dBで受信に成功しました。
  9月13日からはKバンドの運用がスケジュールに盛り込まれ定常的に動作
 しています。

 運用スケジュール(予告無しに変更されることがあります)      9/19-
      MA    トランスポンダ   RUDAK   ビーコン
     0- 30       OFF          OFF      S2-MB
    30- 70     U/L1→S2       OFF      S2-MB
    70- 86       OFF          S2        OFF
    86- 87       OFF          S2       S2-MB
    87-118     U/L1→S2       OFF      S2-MB
   118-138     U/L2→S2/K     OFF      S2-MB
   138-220     U/L1→S2       OFF      S2-MB
   220-256       OFF          OFF      S2-MB

 ビーコン周波数(打ち上げ前の最終チェックで測定された周波数に実績を
 加筆。*は、打ち上げ後にアナウンスのあった実績のある周波数)
   BEACON    General Beacon  Middle Beacon   Engineering Beacon
   Vバンド          -           145.898MHz*          -
   Uバンド       435.438MHz     435.588MHz       435.838MHz 
   S1バンド     2400.188MHz    2400.338MHz      2400.588MHz 
   S2バンド     2401.168MHz    2401.323MHz*     2401.568MHz
   Xバンド     10450.975MHz   10451.125MHz     10451.375MHz 
   Kバンド     24047.885MHz   24048.035MHz     24048.285MHz 
   赤外レーザ                   360    THz

 アップリンク、ダウンリンク周波数
    ※MBに妨害を与えないこと。MBの±5kHzの範囲はダウンリンク禁止。
   S1バンドdown: 2400.225 - 2400.475 MHz
   S2バンドdown: 2401.210 - 2401.495 MHz
   L1バンドup: 1269.496 - 1269.211 MHz
   Uバンドup : 435.780 - 435.495 MHz
   RUDAK-B S1 down:2400.887、2400.870MHz
           S2 down:2401.867、2401.847MHz

 姿勢
  9月26日に受信したビーコンによると姿勢は、ALON/ALAT=358/2でした。

 食
  2002年6月まで毎オービットの近地点付近で食が発生します。

 ★軌道要素
  NORAD発表の軌道要素(jamsat-kepsで配信されているものも含む)のオー
 ビット番号は、実際より 1 少ない値になっていましたが、9月20日配信分か
 ら修正されました。
                                        [info from JF6BCC @jamsat-bb]

 トランスポンダ
  U/L1→S2/Kの運用がおこなわれています。

 IFマトリックス
  正常に動作しています。
  接続の誤動作が何度か起きていますが、MUX出力(IHU-1の制御/監視ユニッ
 ト)の切り替えタイミングの問題だと考えられています。切り替えタイミン
 グの調整によってこの問題は解決できるようです。

 S1バンド送信機
  8月13日に突然停止しました。8月20日に試験をおこなったところ、送信機
 に電流が流れず、RF出力、温度上昇も確認できなかったそうです。

 Vバンド送信機
  2000年12月の事故以来停止しています。
  8月20日に試験がおこなわれました。V送信機をオンにすると電流が流れ、
 RF出力があることが確認されていますが、衛星からの信号は確認できていま
 せん。高利得アンテナと送信機とを接続するリレーに問題が考えられ、リレー
 のオン/オフ動作運動をおこないました。その後の状況報告はありません。

 ★Kバンド送信機
  9月9日に動作が確認されました。現在、スケジュールに組み込まれて運用
 されています。

 Xバンド送信機、Cバンド受信機
  5月に試験がおこなわれましたが、動作が確認されていません。

 RUDAK
  RUDAK-A、Bの試験が継続しておこなわれています。

 SCOPE
  カメラ-A(狭角)、カメラ-B(広角)共に正常動作が確認されています。
  8月7日 オービット #354にてカメラ-Bを使って地球の撮影に成功しました。
 画像は、JAMSATのサイトで公開されています。
    http://www.jamsat.or.jp/

 LEILA
  正常動作が確認されました。時々、無信号の周波数に現れることがあり
 ます。

 YACE
  正常動作が確認されており、姿勢の確認に使われています。

 モーメンタム・ホイール
  試験が始まり、今のところ、問題は無いようです。3軸制御までには確認
 する事項がまだまだあり、直ぐには移行しません。

 アークジェットモータ
  オービット#295から#301までアンモニアガスの噴射のみでの運用がおこな
 われました(アーク放電なし)。オービット#302からアンモニアガスが噴射
 されなくなり、運用を終えました。搭載していたアンモニアガスを使い果た
 してしまったと考えられています。
  モーメンタム ホイールの試験で燃料の残量の確認が試みられています。

  AO-40のテレメトリデータがamsatのサイトで公開されています。
    http://www.amsat.org/amsat/ftp/telemetry/ao40/
  P3Tでデコードしたテレメトリデータを ao40-archive@amsat.org へZIP形
 式の添付ファイルとして送付するように求めています。
                                            [from VP9MU Pau @amsat-bb]

  RUDAKのWOD(Whole Orbit Data)テレメトリファイルをCSV形式のファイ
 ルに変換するプログラムがリリースされました。Windows版(RudakTLM、
 KE4AZN作)、JAVA版、DOS版(WOD2CSV)の3つがあります。
  AMSAT-NAのサイトから入手できます。
    http://www.amsat.org/amsat/ftpdelta.html
                                                 [from WD0E @amsat-bb]

  AE4JY Moe氏によるテレメトリデコードソフト AO40Rcv のVer1.40がリリー
 スされました。Moe氏は別のソフト開発に注力したいとのことから、AO40Rcv
 は、今回のバージョンが最終版になるそうです。ただし、開発を継続してく
 れる方があれば、ソースを公開するので、プログラムの改善をして欲しい旨
 伝えています。興味のある方は、Moe氏とコンタクトされて下さい。
    http://www.qsl.net/ae4jy/
                                                [from AE4JY @amsat-bb]

  W3PM/GM4YREによるAO-40回線計算のexcel用スプレッドシートがあります。
 AO-40に搭載されている全送受信周波数での計算ができます。
  以下のURLにて公開されています。
    http://home.HiWAAY.net/~mmarcus/download/ao40v2.0.xls
                                          [from W3PM GM4YRE @amsat-bb]

 ★AO40 REPORT LOGGERサイトが立ち上がりました。AO-40のQRV情報などが掲
 載されています。
    http://www.artieda.net/hb9dri/ao40logger
                                               [from HB9DRI @amsat-bb]

 ★G6LVB Howardさんによりアップリンク/ダウンリンクの周波数早見表が作
 られ公開されています。円盤にアップリンク周波数とダウンリンク周波数が
 書き込まれ、MAを合わせると周波数が解るという優れものです。"oldtech"
 と呼ばれていますが実用的です。
    www.g6lvb.com/oldtech.htm 
                                                [from G6LVB @amsat-bb]


●AO-16
  デジピータがオンになっています。Sバンドのビーコンは停止しています。

  9月16日10時過ぎのパスでデコードしたデータです。
    PACSAT-1>TIME-1 [16-Sep-01  10:35:13] <UI>:
    PHT: uptime is 580/21:54:38.  Time is Sun Sep 16 01:31:42 2001
    
    PACSAT-1>AMSAT [16-Sep-01  10:35:17] <UI>:
    September 2001
    Digipeat is ON
    S-Band Tx Off
    AO-16 (PACSAT) owned and operated
    by AMSAT-NA
    AO16 Command Team <WJ9F>
    
    PACSAT-1>LSTAT [16-Sep-01  10:35:17] <UI>:
    I P:0x1D00 o:0 l:6654 f:7171, d:1 st:1

  また、このパスで久しぶりにデジピータにアクセスしてみました。デジ
 ピータのコールサインは、 PACSAT-1 です。
    JN1GKZ>CQ,PACSAT-1* [16-Sep-01  10:35:37] <UI R>:
    
    JN1GKZ>CQ,PACSAT-1* [16-Sep-01  10:35:46] <UI R>:
    CQ via AO-16 de JN1GKZ
    
    JN1GKZ>CQ,PACSAT-1* [16-Sep-01  10:38:26] <UI R>:
    CQ via AO-16 de JN1GKZ  PM95RR


●AO-27
  電源に余裕がないため、昼間のパスでのみトランスポンダがオンになりま
 す。
  運用スケジュールは次のとおりです。
    TEPR 4=38
    TEPR 5=78
 衛星に日が当たり始めた19分後から20分間トランスポンダが動作します。
                                          [from KM4NZ Chuck @amsat-bb]


●FO-20
  夜間のパスでは、食によってUVC(Under Voltage Controler:バッテリの
 過放電防止のため送信機への電源を遮断する)が動作し、送信が一時的に停
 止します。
  夜間は、食から抜けるパスの後半でトランスポンダが使えます。


●FO-29
  以下のスケジュールで運用が予定されています。
    2/1 - 10/1 アナログ


●KO-25
  正常に運用しています。

  9月26日で打ち上げ8周年を迎えました。


●LO-19
  CWビーコンがオンになっています。CWビーコンは12WPMのゆっくりとした
 CWで約30秒毎に送信されています。


●RS-12/13
  RS-12のAモードが動作しています。


●RS-15
  Aモードで運用されているようですが、ビーコンは5秒間キャリアを送信、
 2秒間停止を繰り返しているようです。トランスポンダは、ビーコンの送信
 がおこなわれている間だけオンになっているようです。


●UO-11
  正常動作しています。


●UO-14
  JモードのFMリピータの運用がおこなわれています。


●UO-22
  正常動作しています。
  デジピータの運用もおこなわれています。デジピータのコールサインは、
 UOSAT5 です。
                                            [from JE9PEL/1 @jamsat-bb]


●UO-36(UoSAT-12)
  運用状態は不明です。

  UO-36の情報は以下のサイトから得られます。
    http://www.sstl.co.uk/


▲TO-31(TMSAT-1)
  管制局の可視範囲でのみ送信機をオンにしているようです。


●GO-32(TechSat-1B)
  断続したビーコンが送信されているようです。


●SO-33(SedSat-1)
  テレメトリを送信しているようです。テレメトリは、SGS20というソフト
 でデコードすることができます。SGS20は、
    http://uah.seds.org/projects/sedsat/SGS20Source.zip
 から入手できます。


●OO-38(OPAL)
  デジピータとして機能しているようです。周波数は、アップリンク、ダウ
 ンリンク共に437.100MHzです。


●Tiungsat-1
  運用をおこなっているようです。

  9月26日で打ち上げから1年が経過しました。


●ISS
  コールサイン NOCALL でパケット(デジピータ)の運用がおこなわれて
 います。
  新しいTNCはまだセットアップされていないようです。新しいTNCには、
 コールサイン RS0ISS が登録されています。
  デジピートに成功した局にはQSLが発行されます。日本からのQSLマネー
 ジャは現在、検討中です。ARRL等へQSLは送付しないで下さい。

  新しいアンテナ(HF、VHF、UHF、Lバンド、Sバンド)がジョンソン スペー
 スセンターに送られました。9月18日には最終的な安全確認のレビューがお
 こなわれたようです。
  このアンテナは、11月29日に打ち上げ予定のSTS-108によってISSへ運ばれ
 ます。ISSのサービスモジュールに取り付けが予定されていますが、取り付
 けられるのは2002年になってからです。
                                                 [from JH2PRZ、KA3HDO]

  第3次搭乗員は、Culbertson氏、Dezhurov氏、Turin氏の3名で、Culbertson
 氏がKD5OPQのコールサインを持っています。第3次搭乗員は12月までISSに滞
 在する予定です。

  ISSのアマチュア局のコールサインは次の通りです。
   コールサイン:RZ3DZR、R0ISS、RS0ISS、NA1SS、DL0ISS

  FM音声のアップリンク周波数は、日本ではバンドプランに合致しないため
 対応が考えられています。当面は、FM音声のアップリンクはしないで下さい。

  ARISSの情報は、以下のサイトから得られます。
    http://ariss.gsfc.nasa.gov/



2.調整中の衛星

▲KO-23
  99年10月30日にOBCがリセットされ、未だ復旧していません。

  少し前までは、変調の掛かった信号をが受信できましたが、9月9日22時過
 ぎのパスでは何も信号が聞こえませんでした。


▲PO-34(PanSat)
  スペクトラム拡散の運用が予定されていますが、未だ運用されていません。
  PanSatの情報は以下のサイトから得られます。
    http://www.sp.nps.navy.mil/pansat/


▲SAUDISAT-1A(SO-41)、SAUDISAT-1B(SO-42)
  9月26日で打ち上げ1周年になりますが、打ち上げ当初、管制局による動作
 確認がおこなわれた以外に何の状況報告もありません。



3.運用を停止している衛星
▲DO-17


▲WO-18


▲IO-26


▲WO-39(JAWSAT)



4.これから打ち上がる衛星

★PCsat(Personal Communications Satellite)
  米国Naval AcademyのPCsatの打ち上げは、テロの影響で関係者が現地に移
 動できずに延期、悪天候で延期(9/22、24)、レーダの故障によりT-40分で
 カウントダウンが止まり延期(9/23)、ソーラフレアにより延期(9/24)と
 延期が続いています。9月24日に発止したフレアは強烈なもので、「宇宙の
 お天気」が回復するまでに3.5日程度掛かることが予想されています。現時
 点での打ち上げは、早くても9月28日1000JSTになる見込みです。打ち上げの
 窓は、毎日01-03zにあります。

  PCsatは、アラスカのKodiacからLockheed Martin Athenaで打ち上げられ、
 高度800km、軌道傾斜角67度、周期100分の軌道に乗る予定です。9月23日
 0100zに打ち上げられた場合の軌道要素は、次のように発表されています。
 打ち上げが遅れていますが、以下の要領で補正することができます。
   EOPC:遅れた分だけ日にち、時間をプラスする
   RAAN:1日の遅れにつき1.0度プラスする

                    PCsat(800km)
    Epoc:           2001 266.104586
    Mean Anomoly:   125.0217
    Mean Motion:    14.28957165
    Inclination:    67.05 deg
    Excentricity:   .0007176
    Arg of Perogee: 243.2016 deg
    R.A.A.N         85.7621  deg
    Decay:          0
    Beacon Freq:    145.825

  打ち上げ70分後にソマリア沖でロケットから分離されます。その後、ネ
 パール、ロシア上空を通過し、北海道が可視範囲に入ります。コマンド局
 は、打ち上げ直後のテレメトリを求めています。テレメトリをデコードでき
 た局はコマンド局へレポートをお願いします。特に打ち上げ直後の北海道で
 のレポートを求めています。

  テレメトリは、以下の要領で送信される予定です。打ち上げ直後は正確な
 軌道要素が無いことから可視時間、方向が不明確で、かつ、テレメトリ送信
 が一瞬であることからテレメトリのデコードは難しいかもしれません。
    TLM-A   @ 1200bps on 145.825MHz  1分毎
    TLM-A   @ 9600bps on 145.825MHz  3分毎
    BTEXT-A @ 1200bps on 145.825MHz  4分毎
    TLM-B   @ 1200bps on 144.39MHz   3分毎
    TLM-B   @ 9600bps on 144.39MHz   1分毎
    BTEXT-B @ 1200bps on 145.39MHz   4分毎

  テレメトリの受信レポートは、受信時間、テレメトリデータ、周波数、
 モード などを添えて
    bruninga@usna.edu
 へ送付下さい。収集されたレポートは、 http://pcsat.aprs.org で公開さ
 れる予定です。

  PCsatのwebサイトには、分離後の予想軌道図、テレメトリのフォーマッ
 トなどが記載されています。
    http://web.usna.navy.mil/~bruninga/pcsat.html
                                              [from WB4APR @amsat-bb]


★Starshine (a mirror ball for visual sighting)
  PCsatと同時に打ち上がります。
  145.825MHz、9600bpsで2分間に1度テレメトリを送信する予定です。

  9月23日0100zに打ち上がった場合の軌道要素は次の通りです。PCsatと同
 様に補正できます。
                    Starshine(450km)
    Epoc:           2001 266.1447
    Mean Anomoly:   187.281
    Mean Motion:    15.380
    Inclination:    67.052
    Excentricity:   .000449
    Arg of Perogee: 48.188
    R.A.A.N         85
    Decay:          0
    Beacon Freq:    145.825

  テレメトリの受信レポートは、受信時間、テレメトリデータなどを添えて
    gilmoore12@aol.com
 へ送付下さい。


★Sapphire (a joint Stanford/Washington Univ/USNA satellite)
  PCsatと同時に打ち上がります。
  437.100MHz、1200bpsでテレメトリを送信するようです。ボイスシンセサ
 イザの機能(デジトーカ)もあるようです。

  軌道データは次の通りです(9月18日 0100z打ち上げ時)。
    STARSHINE-3:
    mission time (sec) = 7701.16
    cartesian-
    R-ECI (ft)   = [ 8710957.7  15,610,940.2  -13,622,939.5 ]
    V-ECI (fps) = [ -17,150.71  -5,565.15  -17,346.28 ]
    keplerian-
    sma (ft) = 22,465,901.6
    ecc (n/a) = 0.000449
    long asc node (deg) = 222.015
    arg of perigee (deg) = 48.188
    true anomaly (deg) = 172.975
    inclination (deg) = 67.052


●CubeSat
  東京工業大学等で開発している10cm立方のナノサテライト CubeSatが
 2002年5月にロシアから打ち上げられる予定です。
  アップリンク 145.835MHz、ダウンリンク 437.450-437.500MHzが予定され
 ています。
   東工大CubeSatプロジェクト
    http://horse.mes.titech.ac.jp/srtlssp/cubesat/index.html
   東大CubeSatプロジェクト
    http://www.space.t.u-tokyo.ac.jp/cubesat/index.html



5.衛星に関する情報

★サイパンからの運用
  JH7IMX 脇山さんは、CQ WW RTTYコンテストに参加するため、9月28日から
 10月2日までKH0からK7WD/KH0のコールサインでサイパンからの運用を計画さ
 れています。この間、AO-40へのQRVも計画されています。CW中心の運用にな
 るようです。
   9/29、30  13-16z頃(コンテストの合間を縫っての運用)
   10/1    03-09z頃
                                                         [from JH7IMX]


★AMSAT-NA スペースシンポジューム
  10月5日から7日にAMSAT-NA スペースシンポジュームがアトランタで開催
 されます。この間、特別局 W4O の運用がH、V、U、SHFと衛星で予定されて
 います。



参考
 ANS、JAMSATメーリングリスト、AMSATメーリングリスト

JN1GKZ 新井
   jn1gkz@jamsat.or.jp     http://www.din.or.jp/~m-arai/