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[jamsat-news:1500] AO-40: 姿勢変更の状況


皆様、

AO-40コマンド・チームのDB2OS Peter Guelzow
から、姿勢変更の状況について広報がありました。

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コマンド局のJames Miller G3RUH が次のような状況を
報告してくれました。

73s Peter, DB2OS

姿勢変更の状況
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オービット253において、衛星の姿勢をALOM/ALAT=0/0から
0/'-ve'(訳注:'-ve'の意味不明、-25度の誤りか?)へ変更
するため、マグネトルキングを行いました。これは、アークジェット
のコールド・ファイアリング(アーク放電を行わずに燃料だけを
噴射)に向けてALONを270度に変更するための長期的な姿勢
変更の一環です。

近地点を6周回した後、YACEカメラを動作させて姿勢を精度良く
決定することができました。結果は以下の通りです。

  オービット259                    スピン   ALON   ALAT      サンアングル
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  シミュレーション予想値       5.59   0.7°  -10.5°     34°
  YACEカメラでの測定結果    5.36   1.9°  -10.2°     33°
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赤道面という、磁気条件としてマグネトルキングが難しい条件下で
姿勢変更が行われたことを考慮すると、非常に良好な結果です。

ALAT=-25度へ向けてのマグネトルキングは現在も継続中ですが、
-25度にALATが達した時点で、ALONを270度へ向けて移行させる
ことができます。
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JAMSAT SCOPE プロジェクトチーム
武安
ja6xkq@jamsat.or.jp