[jamsat-news:1495] AO-40: RUDAKの試験状況

["Takeyasu" <takeyasu@terra.dti.ne.jp>]

皆様、

AMSAT-DLのサイトでRUDAKの試験について最新
情報が広報されていますので、紹介します。

（翻訳は今石さん/JF6BCC　TNX）
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RUDAKの試験状況報告　J. White, WD0E  (5/20付)

ここ数日間 、衛星の姿勢変更によって、搭載ビーム
アンテナがかなり地球を向いてきましたので、RUDAK
の更なる試験がいくつか実施されました。

RUDAK-B のハードウェア・モジュレータ／デモジュレータ
の試験が実施され、正常動作が確認されました。
ソフトウェアの初期チェックも終了しました。

RUDAK-A の初回試験で未確認であった項目についても
試験が行われました。以下のソフトウェアがロードされて、
実行されました。基本制御タスク、CEDEX 実験制御タスク、
GPS タスク、SCOPE タスク、CAN ドライバ、DSP 制御タスク、
ファイルシステム。

CEDEX 実験の初めてのデータが収集され、CEDEX 実験
関係者のレビューを受けるために回付されました。GPS-A/B
受信機の電源が投入され、データが相互に交換されました。
ファイルシステムには、CEDEX と GPS タスクにより、自動的
にファイルが作れられています。いくつかのファイルがアップ
ロード/ダウンロードされました。

モジュレータ出力は MB と受信信号を比較しながら調整され
ました。DSP は電源 ON/OFF が行われ、電力消費が記録
されました。SCOPE カメラＢ（広角）では電源投入が行われ
ましたが、RUDAK/SCOPE間でのデータ交換はまだ実施
されていません。

ファイルシステムで自動的に生成されるログファイルを検証
したところ、ファイルシステムのメモリー内にエラーが発生
していることの確証が得られました。

初めての WOD（全オービットデータ） がいくつか取得されて、
解析されました。このデータは CAN ノードを経由して衛星
各部にある温度センサーから取得された情報です。

RUDAKコマンド局の機器改造やアップグレードが、コマンド局
である WD0Eのところで実施中です。確認が必要な残りの事項
は膨大です。作業は始まったばかりです。
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JAMSAT　SCOPE　プロジェクトチーム
武安
ja6xkq@jamsat.or.jp