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[jamsat-news:1106] KAN_HAM'99


★KANHAM’99出展報告

 今年で4回目を迎えた「関西ハムの祭典」KANHAM’99は、6月12・13
の両日、昨年に引き続いて兵庫県尼崎市のARIC(エーリック)に於て開催され
ました。この催しに、JAMSATは今年も在阪会員を中心に出展協力者を募ると
ともに、これと並行して、主催者側との調整を図りつつ出展に向けた諸準備作業を
すすめてきました。
 お蔭様で、今回も積極的な会員他、多くの方々の御協力を得て、無事に出展を終え
ることができました。ここに、2日間の出展状況を簡単にまとめ、出展報告とした
いと思います。

【第1日目】
 当日は、10時30分から出展機材の搬入作業が開始されることから、10時過ぎ
に各自現地集合し、さっそく出展の準備に取り掛かりましたが、ここで大きな変更
が生じました。事前の調整会議でJAMSATの出展場所は会場入口に近い区画が
指定されていたにも拘らず、当日はJARL関係の出展ブースが並んだ列の一角に
突如変更されていました。こうした変更は、事前に連絡を受けておかなければ後で
出展作業に大変手間取る結果となることから、今後の教訓としておく必要性を感じ
ました。(※以前、JARL京都支部大会への出展でも経験したトラブルでした。)
 いづれにせよ、こうした変更はあったものの、出展ブースの設営自体は当日の参加
者の任務分担による手際良い作業によって、開場となる13時迄には十分な余裕を
もって完了することができました。こうした背景には、「出展出前箱」の有効活用
及びM/Lをフル活用した事前の段取り調整があり、無駄のない作業は4回目を数
える出展経験の賜物と思っています。加えて、私たちの出展ブースは会場入口から
メイン会場へと繋がる通路部分を利用して設営していましたので、なるべく目と耳
に訴えかける展示となるよう工夫を凝らしました。パネルを並べて3台のパソコン
によるデモ(。廝蕋鵤陲砲茲襯好薀ぅ疋轡腑Α↓■傳圍坑犬砲茲襯肇薀奪ング、
昨年11月のしし座流星群のHRO記録画像の展示。)を行うとともに、同時に
MIRから送られてきたSSTV画像を編集したビデオテープを会場で放映したり、
JAS−2のデジトーカの音声をテープに録音して来訪者に聞かせるといったよう
なことも行いました。
 また、紙製のP3Dのミニチュア模型を天井から吊るしてPRしたり、北村さんお
手製のスプートニク衛星の模型を展示するなど、来訪者になるべく衛星通信を実際
に近いかたちとして、目や耳で実感してもらうことができたのではないかと自負し
ている次第です。
 さらに、配布資料はセットにして300部準備していましたが、初日だけで大半
の資料が出尽くしてしまい、改めて衛星通信に対する関心の高さを痛感しました。
なかには具体的な事項について、詳しい説明を求められる場面もあり、30分以上
も話し込んだYLもいました。また、P3Dに関する情報を求める声も多く聞かれ、
期待感の大きさを感じることができました。また、衛星通信に関する質問を聞きな
がら感じたことは、衛星通信には特殊な設備が必要であるとの先入観をもっている
人が多く、ゆえに興味はあるものの、実際には手を出せずにいる人達が非常に多く
いるということでした。多数の参考文献があるなかにあって、必要以上に衛星通信
を難しく考えてしまうような傾向があることも否定できない状況のようです。
今後は、もっと手軽な基本的事項に的を絞った入門者用の小冊子でも準備できれば
と考えます。

【第2日目】
 2日目は、初日同様晴天に恵まれ10時からの開場に合わせて9時半頃から出展
の準備を開始しました。パネル類については既に展示を終えているので、パソコン
の立ち上げや配布資料の準備が主な作業となります。配布資料については、今年も
”帰ってから聞ける衛星 ”を主体とした「生もの」を作成し、特に入門者に対して
利用の便を図りました。こうした資料提供は非常に好評であり、2日目の開始早々
に無くなってしまいました。また、インターネットを利用できる環境の人も比較的
多かったことから、衛星関係の最新資料の入手については、JAMSATのホーム
ページを紹介し、これを積極的に利用するよう周知しました。
 初日に比べ、2日目は来場者の出足もやや鈍くなったように思えましたが、それで
も沢山の方々が私達のブースを訪れてくれました。今回は、会場で即刻入会申込み
をする人も出るなど非常に意義深い出展となりました。また、質問用紙も準備する
などして、入門者に対するサポート体制にも万全を期しました。
 こうしたことが、やがては衛星通信の裾野を広げる原動力につながるであろうこと
に確信をもつことができたと思います。
 また、今回はパソコンを利用した展示において、50Mc帯の電波を利用した流星
観測(HRO)の成果として、98年11月の獅子座流星群の際に記録した画像を
動画にて展示しました。直接衛星通信との結び付きはないものの、JAMSATと
して活動内容の一端を紹介するのに一役かったように思っています。
 一方、反省点としては衛星の周波数関係について十分な資料が準備できておらず、
質問に対する回答に苦慮したこと、またP3Dの打ち上げスケジュールや打ち上げ
られた場合にメインとなる周波数帯の組み合わせはどうなるのか?といった実際の
状況に即した質問事項については、確信をもって答えるまでには至らなかったこと
などが挙げられ、今後の課題となりました。
 今年は、幸いにして両日とも素晴らしい晴天に恵まれ、主催者側の発表では2日間
で延べ5,000名を超える入場者があったとのことでした。当ブースにおいても
数のうえでは、予想以上の資料配布や衛星通信のPR活動ができたのではないかと
思っています。
 2日目は、15時で全ての出展を終了して撤収作業に取り掛かりましたが、今年は
昨年の大雨の中での厳しい撤収作業とは違って、非常に楽な搬出作業となりました。
最後に、次回ミーティングの日程調整等を簡単に行ったあと現地解散としました。

 いよいよ8月には横浜でのハムフェアが開催されます。これからは中央レベルでの
催し物への出展だけでなく、地方でも各県支部大会等の開催時期のタイミングを巧く
とらえて積極的にJAMSATとして出展し、衛星通信をPRする場を作っていくべ
きだと考えます。そのためにも、ぜひ「出展出前箱」を最大限に活用していただきた
いと思っています。今後、全国各地でこうした出展が成功することを大いに期待して
今回の出展報告とさせていただきます。


【出展参加者】

・6月12日(土)

 JH3BUM:石原   JA3CZL:西村  JH3TXF:北村
 JG1KOE/3:小黒 JA3CF:岩崎   JH4DHX/3:大谷

・6月13日(日)

 JH3BUM:石原   JS3COP:濱田  JH3BJN:中根
 JA3CF:岩崎    JH3TXF:北村  JH4DHX/3:大谷


【謝辞】

 今回の出展に際し、当日の出展参加者はもとより多くの方々から協力を得ました。
ここに御協力いただいた全ての方々に対し、厚く御礼申し上げます。
 とりわけ、今回も実行委員会との細部にわたる調整に御尽力いただいたJA3CF
岩崎OMの御配慮に対し深く感謝致します。皆さん、本当に有り難うございました。


                JH4DHX/3 大谷  Jun.18 '99